国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

時間がない!

2020-10-23 | 日記

2日目の朝食前に散歩。下が泊まったコテージです。


冬はそれなりに賑わうのでしょうが、とにかく「人がいないなぁ」という印象。


スキー場も殺風景としか言いようがありませんが、雪山と紅葉は見事でした。

宿から数分のところにあるゴンドラ乗り場(岩岳ゴンドラ山麓駅)に到着。






およそ8分で山頂駅へ。

そこから少し歩いて林を抜け、「マウンテンハーバー」という展望台に着きました。


奥に見えるのは白馬三山(注)などです。(注:白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳の総称とのことですが、この場合最初の山は「しろうまだけ」と読むらしいです。何とも理不尽な。)あいにく紅葉は鮮やかさが足りず、雪も降り始めたばかりとあって、ここなどで紹介されている絶景写真とまではいきませんでした。

ちょっと悔しいのでPhotoshopで加工(彩度を上げてコントラストも強調)したのを載せちゃいます。



来た道を引き返し、しばらく山頂駅の前でくつろぎました。降りる時も写真を撮りまくりましたが割愛します。

山麓駅近くのファストフード店の看板。何だ "Putin style" って? あのロシアの人(ウラジーミルさん)と関係あんのか?

次のトイレ休憩で寄った道の駅にて。のぼりに釣られて左の建物に入ってみたら・・・・・

やっぱ国産松茸はバカ高で予算オーバー。それで風穴の里にてクーポンを2枚使用し残りは3枚。(ちなみに前日入った道の駅では支払い時にクーポンが使えないことが判明し、買い物をキャンセルしました。)

バスに戻ったら(現地で買う時間も勿体ないと考えたため)前日注文した弁当が座席に。少しでも観光の時間を増やそうと思い車内で食べました。ペットボトルのお茶付きながら、これで1000円(それも現金払い)というのは・・・・・と言いたい気持ちもなくはありませんでしたが、おにぎりがとても美味しかったので良しとします。

1時間足らずで今回のメインの観光地、上高地に到着。にもかかわらず(知ってはいましたが)ここの滞在時間がたったの90分というのは・・・・・・これでは最大の見どころである明神池まで行くなどとてもとても。(スケジュールを理解していなかった父は不満そうでした。足の悪い自分はどうせ歩けないのに。)私一人なら片道3.3kmをランニングして余裕で戻って来れますが、そういう訳にもいきません。

添乗員さんから示されたのは、手前の大正池(上画像)付近で下車して徒歩で河童橋へ向かう、バスターミナルで降りて徒歩10分ほどの河童橋近辺を散策する(可能ならお薦めのケーキセットも食べる)という2案でしたが、父の足のことを考えたら私たちには後者の1択。(なお前者を選んだ人の一部には時間不足で河童橋には着けず引き返したという人もいました。)



ということでバスターミナル(ほぼ満車)からカラマツ林を通り、梓川沿いへ。この時点でLindaは感激していました。


さらに上流へ進むと、どの旅行社のパンフレットやウェブサイトにも載っていそうな風景が目の前に。ちなみに前日同様この日も朝から空模様はドンヨリ。先述の道の駅を出た後も周囲の山々の上方は霧に覆われてほとんど見えませんでした。前方の座席からは「こりゃ上高地はダメだな」という声も聞こえてきてガッカリしたのですが・・・・・前方の3000m級の穂高連峰および後方の焼岳もクリアーに見えてラッキーでした。(そういえば朝の白馬三山も。)

もちろん橋も渡りました。Lindaにはなぜ東京上野の近くにある調理道具専門の商店街(合羽橋)と同じ名前なのか理解できないようでしたが、例の空想上の生き物のことを知らないのですから無理もないでしょう。




その後はあまりウロウロせず、ベンチに座るなどしてボーッと過ごしました。やはりここへは前日近くに宿泊し、午前中に訪れて3時間は滞在したいところですね。そういうツアーもあるので、また必ず来ます。

ちなみにここのトイレは全て有料です。(私は「チップ制」を任意という意味にしか解釈できませんが、実質的には強制のようです。中から「払って下さい!」という女性の鋭い声が聞こえました。)途中の電光掲示に「9℃」と出ていたように寒かったため、3人とも2度ずつ入りました。

あとは帰るだけですが、クーポンがまだ2枚残っているので、それらを消化するという任務を完了しなければなりません。(上高地で使い切れると踏んでいたのですが、1000円の買い物袋以外にめぼしい土産物が見当たりませんでした。)ところがトイレ休憩はあと2回、それも2回目は私たちが下車する多賀サービスエリア(対象地域外)となれば、次のひるがの高原SAでの購入がマストになります。なお、帰路は県境を越えて岐阜に入り、高山から東海北陸道経由となることを失念していました。そのため往路途中に休憩で寄った道の駅にてLindaが素敵と言っていた、いわさきちひろの絵入りエコバッグを買える可能性が消滅。ごめんなさい。(追記:後で判ったことながら、そのグッズは件の道の駅の他、安曇野ちひろ美術館やネットショップでの限定販売で、どこでも手に入るものではなさそうです。また先に書いたように、あそこはクーポン使用不可でしたから結果としてノーチャンスでした。)

その次の休憩ですが、わずか15分と聞いて耳を疑いました。トイレを済ませたら10分ちょっとしか残りません。それで商品を手当たり次第カゴに入れてレジに持って行きました。(ここでも暗算力がモノを言って2020円とニアピンでしたが。)何とか時間内に戻ってみれば車内には数名。おそらく他の人達は支払いを待つ列に並んでいたものと思われますが、そのため出発は10分近く遅れました。結果として「正直者が馬鹿を見る」となったのは残念です。添乗員さんも運転手さんも好人物で、ツアー全体としても満足のいくものでしたが、他社のものと比べると休憩時間が5〜10分ほど短いのは気になりました。とくに今回のように期限付きクーポンが配付されている場合、ラストチャンスとなる所では買い物に必要な時間を十分確保して然るべき。というような意見をアンケートに書いて渡しました。

大垣あたりで「八日市ICから通行止」という電光掲示が繰り返し目に入ったので「何ごとか?」と思って調べてみたら、車両火災のため八日市〜竜王IC間の下り線で通行止めというニュースが。(帰宅後に検索したところこういうことでした。14時過ぎからずっと続いていたようです。)そのため多賀SAの大型車用駐車スペースは、先に進むのを見合わせたトラックによって埋め尽くされていました。それでやむなくバスは路肩に一時停車。

ここでサヨナラの私たちに実害はもちろんありませんが、これから大津と京都へ帰る他の参加者さん達にちょっと申し訳ない気になりました。というのも私たちをここで下ろす必要がなければ前の米原か彦根のインターから出て、より距離の短い国道8号線か湖岸道路を通って南に向かうこともできたはずと考えたので。とはいえ、それら下道も大渋滞となっていた可能性は高く、むしろ遠回りでも次の湖東三山スマートICから307号線経由の方が早かったかも。また通行止めは19時25分に解除されたそうですから、結局はそのまま1時間強をジッと待つのがベストだったかもしれません。(今となっては知る由もなしですが。)

彦根市内の回転寿司に寄って食べようかと思っていたのですが、交通状況がこれだし夕食時ゆえ長いこと待たされるのも嫌だったので自宅へ直行。19時過ぎに帰還し、買ってきたソバを早速茹でました。

この2日間に購入した土産物の全てです。本当に欲しくて買った品はリンゴ、ナシとワインだけのような気も。(クーポンを無理矢理使った感は否めず。)もう一袋の生そばは大晦日に食べます。

国産ワインといえば勝沼に代表される山梨が有名ですが、生産量では長野も決して負けてはいないようですね(ただしワイナリー数ではやはり山梨が他を圧倒)。メルロー(赤)とかシャルドネ(白)のようなメジャー品種の瓶も売られていましたが、せっかくなので珍しいものをと思って選びました。それでも白のナイヤガラは聞いたことがありますが、赤のコンコードというのは初耳で、どんな味なのか想像も付きません。(ライト〜ミディアムボディのようですが。)何にせよどちらも開けるのが楽しみ。

最後に1年5ヶ月ぶりのバスツアーに参加して思ったことを。実はGo Toトラベルキャンペーンが終わるまで(来年1月いっぱい?)にもう1回と考えています。授業や会議などのない12月下旬〜1月上旬が望ましいのはもちろんですが、年末年始(12/24〜三が日ぐらいまで)の出発だとピーク時ということで1人分の旅行代金が平常時の約2〜4倍に跳ね上がってしまうため(下画像参照)、それを回避しようとすれば土日祝以外は休みを取ることになります。


そして南の地を5日間のフリープランで巡るべく検討していたのですが、同じく4泊5日で訪問候補地が結構被っている添乗員付きツアーの広告が新聞に出ていました。代金は5割ほど高くなるもののキャンペーンの補助により実質支払額では(地域共通クーポンも含めると)その半分に圧縮。そして各種入場料なども含まれているため価格差はそれほどありません。ですが止めときます。団体行動ゆえの拘束が多いし、頻繁なトイレ休憩が無駄と思われて仕方なかったからです。レンタカーの運転も9月の北海道でかなり鍛えられましたし、走行距離があんなに長くなることは絶対あり得ませんから大丈夫でしょう。(そういえば3年前に行った時も帰り際に「次来るとしたら自由旅行で」と思いましたし。ただし飛行機でも新幹線でも団体割引が大きいので、個人で旅する場合も旅行社を通した方が得になります。)あとは変な予定が入らないことを願うばかりです。
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