国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

無添加ゆえ

2020-09-02 | 日記

昨日触れた父専用の醤油差しです。(なおLindaは自分と私の分を冷蔵庫に入れています。)何にでも&味見もせず反射的に醤油をかける人なので減りは早いのですが、それでも高温多湿の時期は時々カビが繁殖します。ただし、業務用量販店で買う1.8リットル入りペットボトルのうち、そうなるのは全国的に有名な某大手メーカーの品のみ。その半額程度のものには決して生えません。そういえば、カレーに添える福神漬も同じ1kg入りながら量販店Aのものはタッパーに小分けしておくといつしか表面が白っぽくなるのに対し、B店のものはいつまで経ってもそのまま。これが何を意味するのかは既にお判りだと思いますが、やはり気持ち悪いですね。(なお醤油でも漬物でも食酢を少し加えればカビは抑えられます。味は好みから離れますが。)

味噌もしばらく見ないとこうなります。側面と蓋の裏、そしてレンゲに白カビが。ただしカビ(真菌)は好気性微生物なので、中に埋めて酸素の供給を絶ちさえすれば繁殖できません。それで私が味噌汁を作る日には撹拌するようにしています。もっともカビの生えた味噌を口に入れてみると何となく納豆の味と匂いがすることから、おそらくは無害な納豆菌なのでしょう。甘味が減ってやや苦くなるなど味は少し落ちますけど。(追記:調べてみたところ「産膜酵母」という酵母菌のようです。醤油のもそうらしいですが、とにかく害はなさそうなので一安心。ついでながら、舐めた時の感じはカマンベールの内部にも近いのですが、チーズの熟成に使われるカビは別の属でした。)

ところでLindaは朝食が(パンやシリアルでなく)ご飯の時でも味噌汁は決して口にしません。(昼と夜は飲みます。)理由を訊いてみたところ、「朝は甘いものを食べるものと決まっているから」という答えでした。(なので、だいたいはパンかケーキ、時々フルーツだし、飲み物もココアだったりします。)そして夜もパンとコーヒーぐらいで軽く済ますのがボリビア流なのだとか。たしかにあちらではそうでした。(ニューヨークが長かったためか、うちではしっかり食べますけどね。)夜遅くなってから外出し、バル(バー)をハシゴするスペインとも違いますが、とにかく西語のcena(晩ごはん、夕食)は英語のdinner(晩餐)とは別物のようです。

おまけ(冒頭の画像について)
 この記事用に表面が真っ白になった状態を撮りたかったのですが、醤油を入れてから日が浅かったためカビは全く見られず。そこで、味噌に生えていたのを少量入れてかき混ぜ、後日撮影することにしました。要は培養を試みた訳ですが、二日程度では無理のようですね。ヤラセ失敗です(苦笑)。
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