少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

あ~ぁ、終わっちゃった

2010-07-12 | その他日常
昨日、チームのOBの応援に行った来ました。

球場に着くと、両チームがベンチ前に並んでいる所。

私の二代前の監督が
「時間があったら、観に行く」って言っていたので、

来てます?って

すぐさま携帯が鳴って
「もう、スタンドに座ってるよ」って。

この元監督、
ほとんどの歴代OBの試合を観戦。
平日も営業職を良い事にあらゆる所に出没。
「今年が終わると、来年は寂しいね。」
そうなんです。息子の下の代は高校では違うスポーツを選択。
一年生で、強豪校に入ったのが居ますが、
来年は、まだまだ厳しいでしょう。

なんて話をしていたら、プレイボール。

時々、街で合うと気だるそうに挨拶するOBの彼がマウンドに。
でも、雰囲気は全く違う。逞しい男がそこにいました。

試合は、投手戦。
初回に先制の一点を奪う。
三回、一死一,二塁からショートゴロ。
「良し、ゲッツー」と思ったら
イレギュラーしたのか、捕球出来ずに満塁。
続くバッターに走者一掃の三塁打を打たれ。三失点。
でも、打たれたのこれだけ。
五回のチャンスに代打を送られ交代。
代打の子がチャンスを広げ、
二死1,2塁。続くバッターがセンターへ大飛球。
「同点」って
球場にいる人はみんな思ったハズ。相手のセンターの子以外は。
懸命に背走して、最後はジャンプ。

その後も、ランナーは出すけど。あと一本が出ないで結局スミ1。
リリーフした子もランナーを許さなかった(多分)だけに
あのセンターフライが、抜けていれば

試合後、本人には会えなかったけど。
お父さんとお母さんには話が出来たし。
お母さんの話だと
今日の朝刊の地方版にも出ていたけど、
リリーフした子が本来の1番。
直前に怪我をして彼に1番が回って来た。
それだけで、嬉しかったのに、二人とも好投も出来て・・・
家内ももらい泣き

お父さんは、
「あの回だけだったよね。」って言うと
「あの時だけ、首振ったんだよね。」
首を振ったサインは何だったんだろう。

最後にお父さんが「あ~ぁ、終わっちゃった。」
この夏も全国の高校球児や父兄。関係者がミンナ呟くんでしょうね。
日本一のチームも、きっと。
お疲れ様でした。

おっと、もう一人OBが残っている。
コッチは平日。マニアの元監督に任せます。

そう言えば、元監督は12時半から法事。だと言って
途中で帰宅。
夜の9時位に電話があって
「どうだったの?あの後。今さぁ、仕事で名古屋なんだけど。」
忙しい人です
もう直ぐ定年のハズなんだけどなぁ

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4 コメント

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Unknown (PAT)
2010-07-12 22:09:28
今日も、全国で大勢の高校球児と父兄が「終わっちゃった」と呟いたんでしょうね。。。
夏って暑い季節ですけど、淋しい季節ですね・・・
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PATさん ありがとうございます。 (穴金空歩人)
2010-07-12 23:29:32
ぜんぜん知らない世界なら、
華やかなTV中継で
敗戦の涙も、美しいだけですが、

知り合いが居たりして、
実情?を知ってしまうと
ホント、淋しいですね。

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Unknown (ドラ夫)
2010-07-14 19:27:53
うちも魔の1イニングがありまして、あの時だけ凌いでいたら・・
と未だに後悔が消えません
あぁ・・ 時間を戻してやり直したい

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ドラ夫さん ありがとうございます。 (穴金空歩人)
2010-07-14 20:30:37
野球って不思議ですよね。
もう一人のOBのチームも確か5点リードしていて、
8回に6失点で敗戦。
あの1イニング、あの1球。
1球、1球を間違いない様に積み上げていく
スポーツなんですね。

なんかよく分からない、
コメントになってしまいました。
スミマセン
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