少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

不戦勝とサヨナラボーク

2010-04-30 | 練習・試合後記
「もう、終わっちゃったから、早く来てよ
前審でグランドにいた、マネージャーから電話。

前の試合がコールド試合で予定より早く終了。
「急ぐぞ」

グランドに着いたら、入口でマネージャーが待ちかねて居て。
「前の試合コールドなんだけど、
ウチの試合は不戦勝だよ。GWで相手の人数が揃わないってよ。」
アッサリ、2回戦進出

グランドが空いているので、
前の試合で負けた方とリーグ戦を行う事に。丁度同じグループだったので。

コールド負けしたとは言え、強豪チーム。
去年は対戦しませんでしたが、
いつだったか対戦した時は、全く歯が立たない。
別に歯が立たないのはココだけじゃないのですが、
なんか違う次元で野球してる。って
感じを受けたチームでした。

で、プレイボール。
なんか、小さい子が多いんじゃない、相手チーム。
GWで高学年が居ないのか?
しかも、相手は2試合続けて、これはラッキーって思ったら、
アッと言う間に0-4
ヤッパリ強いのね

昨日のウチのエース、あんまり調子が良くないみたいで、
試合前の投球練習を見ていたヘッドが「今日はミンナ上に抜けちゃう。」って。
その報告通り。
四球が多かった。そこにタイムリーヒットで・・・
打つ方は、相手投手に全く歯が立たないで三振の山

そんな中、スーパーYがレフト前へチーム初ヒットで出塁。
これを足掛かりに、盗塁で進め、スクイズで還し。
内野安打で繋ぎ、また盗塁とスクイズ。気が付けば3-4。

しらけムードだったのが、一転、押せ押せ

相手チームの攻撃を簡単に終わらせ、
コッチの攻撃。
逆転するぞの掛け声も
あっという間のツーアウト。
次の打者は、
「誰かと思ったら、全然出塁しない一番のキャプテンじゃない。」
その言葉にビックマウス
イチローみたいにバットを立てて、
「ゼッテ~打つ
「ハイ、ハイ。良いから、早く行け
ビックマウス二球目を強振。鋭い打球が一塁へ。
一塁手が大きく弾く。その打球は誰も居ない右中間へ転々。
三塁打
続くはスーパーY。
ツーアウト。もう祈るしかない。
1球目、外角低めズドーン。
やっぱり4年生、6年のストレートに腰が引けるのか、
左足が三塁方向に出てる。シッカリ踏み込めと言っても
続く2球目も足が開いてる。カウント2ボール2ストライク。
ココでサインを・・・
サインは「ホームラン」
ウチにはホームランのサインがあります。ふざけてるでしょ
で、5球目を一閃。打球はレフトへ。同点タイムリー。

同点のまま、最終回の守り。
回の頭から、ピッチャーはA-C。彼の球威に賭ける。
が、
連続四球で無死1,2塁。続く打者はセンターフライで一死。
ココで相手はディレードスチール。
しかし、A-C落ち着いて牽制。これでニ死二塁。
コレで一息ついた。と思ったら。四球、四球。で二死満塁。
すかさず、タイム。A-Cを呼び。ポチャとしたお腹の肉を
摘みながら、「思い切って、手だけを振っていけ
お腹の肉を掴まれて、緊張が取れたか。
ショートゴロに打ち取って0点。ファボール4つも出して

最終回の攻撃
A-Cがショートへの内野安打。
盗塁で2塁へ。
打者は5番マツ。
マツが凡退すると、この後はウ~ン
選んだ作戦は、バントエンドラン。
一塁側に転がったボールをピッチャーが捕球
しかし、ファーストも取りに来ていて、
しかも、ファーストカバーに誰も入っていない、
結局何処へにも投げれず、
オールセーフの無死一三塁。
一塁に投げくれれば、その間にホームインって
シナリオだったのに・・・

次は6番の慎。彼は、この日スクイズを決めてます。
当然、カウントを見て・・・

1球目、マツの盗塁の為、見送り。

いよいよ、その時がやってまいります。(松平口調で
2球目を投げる為にピッチャー、セットに入りモーションへ
その時、あろう事か
うちのベンチから
「バットを短く」って声。オイオイ
その声に反応して打つ構えを止めちゃった。オイオイ
そしたら、なんとピッチャーまで投げるの止めちゃった。
で、「ボーク
エッ、ボーク?サヨナラ
喜ぶベンチ。唖然とする相手。

アレー。これってあれじゃないの
ねぇ、少年野球コーチさん。そうでしょう。

だって、ルールブックで確認したもん。
ボークって言ちゃイケないって。
でも、サヨナラだし。それはそれとして

まぁ、その前に肩が動いて注意も受けていたし。
あの場面も肩が動いていた。って証言も有り。
そっちを採用?した。って事で

なんて、弱い私
許して
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嬉しかった事

2010-04-29 | 練習・試合後記
今日は嬉しかった事がいくつか

試合に勝った。それよりも

A-Cがダイビングして、キャッチャーの小フライを捕った。それよりも

Oックンがライトでファインプレー、ビックマウスも背走しならがセンターフライを好捕。それよりも

野手のエラーが0だった。それよりも

てっちゃんが1日の試合に出る為に、
お母さんに田舎に帰るのを延ばして欲しい。って直訴した事。それよりも

チョット、下手だけど。
ズット練習を真面目にやって来た4年のHTをスタメンに起用した事。それよりも

スタメン発表でHTの名前を呼んだ時に
本人より同級生のスーパーYが「スタメンだよ。スタメンだよ。」って
喜んでいた事が一番、嬉しかった。
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本番だ~!!

2010-04-28 | 練習・試合後記
明日は、スポ少の試合。
毎年の事ですが、
全日本がサッサと終わってしまっているので、
コチラは、なんとか

対戦相手は、1月の練習試合で大差で勝っているチーム。
でも、エースと4番が風邪で休みだったのかも知れない。
油断大敵って
言っているのに、
どこか浮かれモードの子供達
知らないぞ。
ってやられても。

で、もっと怖いのが
予報ではですが、
雨天順延なんてなると

GW、お休みしま~す。ってヤツが多数

不戦敗になっちゃうよ
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ウチの二遊間は4年生

2010-04-27 | 練習・試合後記
よく、野球はセンターラインが大事。って言われますが、
ウチの二遊間は4年生

ショートは、スーパーY。
彼は去年の秋からショートです。
3年生で6年の試合に出て、ホント良くやってます。
守備範囲ならそこら辺の6年にも負けませんよ。
ただ、肩がね。深い所は・・・
そこは目をつぶってました。
まぁその内に肩も強くなるでしょう。
兎に角、真面目で野球大好き。
ミンナに素振りのカレンダーを作って渡してますが、
少ない日でも100。

彼を含め数名が、肩や肘が痛い。って言ってきた事があり、
去年、チョッとした肩・肘レポートを作って、配布したのですが。
彼は、ウチの人に読んでもらって、
毎日、レポートに載っていたストレッチをしている。って言ってました。
勿論、今は何処も痛いとは言ってません。

きっと、来年は彼がチームの中心になるでしょう。

セカンドはてっちゃん。
当初は5年のIちゃんを持ってくるつもりだったんですが、
遅刻が多いんですね。
女の子だから、低血圧
で、決断。
てっちゃんをセカンドに起用する事に。
練習に来ないとスタートラインにも立てないよ。
って事を示す為にも。

前からチョボチョボとセカンドの動きについては練習してましたが、
基本レフトだったので、忘れちゃうんですね。
で、日曜の午後の練習。
専用球場が確保出来ていて、29日の本番に備える為に
練習試合をしたかったんですが、
相手が見つからず、練習にしたのですが
逆に良かったかもしれません。てっちゃんを鍛える為には

丁度中学生が3人来ていたので、
ランナー役をしてもらって、
1アウト、2塁の場面を延々と。

外野からの中継プレーを中心に
二遊間、絞られていました。絞った犯人は私ですが
後へ、前へ。右に、左に。カバーに打球処理に。
ランナーへのタッグに挟殺プレー。
覚える事が一杯。
体も、頭も使って、てっちゃんは、パニックになっちゃたかも。
4年生なのに大変

でも、彼らに頑張ってもらわないと

しかし、中学生は流石。良く走ってくれました。
「もう無理」って言いながらも。
ノックの打球が飛ぶとパブロフの犬のように走ってました

まぁ、ヤツ等にしても良い走塁練習に成ったでしょう。
サードゴロでも平気でサードに走ってましたから
「サードにタッグされたら、アウトだろ
「あっ、そうか」ですって。
良く、準優勝したよなぁ。これで
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女子部員

2010-04-26 | 練習・試合後記
「また、この時期がやって来たなぁ。ッて感じです。」
4年生のてっちゃんのお母さんの言葉です。
お母さん以外の家族、みんな野球が好き
「全然、TVが見れないんです。」

てっちゃんの他に新しくチームに入った1年生。
それに中一になるお姉さんが居たはず。
このお姉ちゃんは、小学校の時は女子サッカー部。
「お姉ちゃんも、野球好きなの?」
「そうなんです。巨人が好きだし、
中学になったら、野球がしたいって、女子クラブチームも探したんです。」
でも、クラブチームは区外で遠方。
お母さんが、ウチと二つのチームの掛け持ちは出来ないと。
諦めてもらったそうで。

「じゃ、中学の野球部に入れば良いよ。
違う小学校で野球をしていた女の子が入部するって聞いたよ。」
「エ~、そうなんですか昨日、卓球部に入部届け出しちゃいました。
もう、一日早く聞いていれば。残念
って、言っていたんですが。

土曜日、「最強(バカ)軍団」と一緒に練習に来て。
「野球部に入ったんです」って。

始めたばかりで、ボールの捕り方は、マダマダですが。
投げるボールは、ナカナカ。
キャッチボールをしていた、軍団が「結構、手が痛くなります。」って。
「更にアイツ等より上手い
アイツ等とは、一緒に入部した、ウチの前キャプテンと前副キャプテン。
ソレを聞いた副キャプテン
「無い無い。ソレは無い」って猛抗議
まぁ、ソレは時期に分かること。
頑張ってくれたまえ

娘が中学に入った頃は、
公式試合には出場が出来ない。って言われていたのに。
今は、試合もOKだそうで。
女子プロ野球も出来たし。米独立リーグに挑戦している女子選手も出てきたし。
ドンドン、女の子にも野球が出来る環境が出来ると良いですね
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失敗した、その後

2010-04-25 | 練習・試合後記
昨日、アップした「失敗した」

さて、その後ですが、
何事も無かったように、練習に来てました

朝、整列時間までグランドを走るのですが、
普通に走ってました。
って言うより、いつもは遅刻しますから、走らないんですが

練習態度もいつもよりは熱心でした。

今日は、お母さんがお当番だったので、
少し話をしましたが、
家でも普通に支度して出てきたという事で・・・

実は、辞めたい。と言ったのは、今回が初めてではないんです。
もう何回目か。その度に話しをしました。
その度に、頑張って練習するのですが、
暫らくするとまた、遅刻が目立ち、練習態度も真面目ではなくなる。
繰り返し、繰り返しなんでしょうか?

エース父コーチは、
「学年で一番最初に入部して、
ナカナカ上達しないで、ドンドン抜かれちゃう。のもあるかも。」と
確かにそうなんでしょうが、
だったら、真面目に練習すれば良いと思うんですが。
そういった、思考にはならないようで。

暫らくは、様子見ですね。
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失敗した

2010-04-25 | 練習・試合後記
大量入部に沸き立ったチームですが、
そうは言っても6人ですが(*_*)

ひとりの四年生が辞めそうです。
先週は足が、今日は頭が痛い。と言って練習を途中で休みました。
この前は練習に行くと行って、近くの公園に隠れてました。
毎回、遅刻だし。当然、練習にも真剣さが無い。

今日はキャプテンに説教されたみたいで・・・
隅っこに隠れていました。

そんなんで、話しを。っていうか、
何を聞いても話してくれないので、
一方的に私が話したんですが・・・

慰めないで、突き放しちゃいました。
一生懸命やるヤツは、いくらでも応援するけど。
今の君は応援出来ないし、試合にも出せない。って。
勇気出して、自分から輪に入って行かないと
戻れないぞ。って。

チョット厳しかったかな。失敗したかな(__)

実は彼には6年になる兄がいるのですが、
やはり4年の時に、練習に行くと行って
公園で隠れていて、そのまま退部。


私の後、エース父コーチが30分程彼の傍に居てくれて。
やっと聞き出し話しは。
朝、起きるのがツライ。
野球だって、好きじゃない。
お兄ちゃんが入ったから一緒に入っただけ。
と、のたまうので。
今日は帰らせました。
居ても隅っこで座っているだけだし。

明日は、来ないだろうな(~_~;)
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人が一杯

2010-04-24 | 練習・試合後記
今日は、ミンナでコッチの学校で練習。

長方形の校庭にミンナで練習。

数年前までは全員揃っていても、スカスカだったのに。
今は、A、Bと2チーム出来たし、
Aは少ないんですけどね。ちっちゃいのが随分増えました。

更に、中学校が会場になったため、
練習場所を求めて「俺達、最強(バカ)軍団」も来て、
去年の副キャプテンが軍団に入ってました

中学生が一杯来てくれたおかげで、
いつも出来ない、ランナーを着けての守備練習。
中学生が守ってくれて実践的な走塁練習も出来ました

で、Tボールの体験にも沢山の子が来てくれて、
そりゃ、大変な賑わい

この中から少しでも入部してくれればなぁ
って思っていたら・・・
6人?入部届けが出ました
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電話事件

2010-04-23 | プロ野球
昨日紹介した本の
巨人-阪神論に出ていたんですが。

阪神ファンには有名なんでしょうか?
電話事件

掛布さんが調子が悪い時、
あの長嶋さんが電話をしてきたそうです。
で「そこにバットはあるか?」と言うんで
「あります」と答えると、
「チョット持ってみろ。構えてみろ」って言うんですって。
で、「こうですか。」って掛布さんが
受話器をアゴにあてならがバットを構えると、
「そうだ、それで良いんだよ。」」って
それで、掛布さんも「そうですね。」って納得した。って話し

長嶋さんはチームを超えて、ファンにレベルの高い野球を見せたいって
思っていたらしいですが。

でも、想像すると可笑しいですよね
電話をアゴにあてて、バットを構える掛布。
かなり間抜けな姿だと思うんですよ。
ソレを見えないのに真剣に指導する長嶋。

絶対、「振ってみろ
「ハイ」って続いたと思うんですけどネ
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小手

2010-04-22 | 打つ
昨日、帰宅途中に本屋により、
写真の本を買ってきました。

「巨人‐阪神論」江川氏と掛布氏の対談です。
まだ、途中ですが、面白いですよ。

バース、広島・小早川に打たれたHRのエピソード。

阪神に移籍したばかりの小林が阪神ナインに
「巨人は伝統があるが、阪神には伝統が無い」と言い放った話。

江川-掛布対決で
江川はナゼ、一球目はカーブから入ったのか?
掛布はナゼ、知っていてそのカーブを打たなかったのか?

絶好調時の江川は、打者をコントロール出来ていた。
掛布はホームランの打ち損じがヒットと考えていた。等々

その中で、
掛布氏が江川氏のインハイの対処で、
ボールをコンパクトにバットにぽんと当ててあげる
感覚で打っていた。とありました。
剣道の小手の要領ですって、
「め~ん」じゃダメだったそうです。

自分で言うのもなんですが、
PTAで打撃練習の時はそんな感じで打っています。
上から力を抜いてヘッドの重さを利用して、
意識は「上から、上から。」って
縦に振る意識。

縦振りについては、今月のヒットエンドランに載ってました。
と思ったら、少年野球コーチさん
metooさん
の所にも解説がありました。

コレを意識すると、
スムーズにバットが出ますし、いい角度で打球も上がる。
じゃ、本番でやれって話しですが、

ココで、江川氏の解説が入ります。
投手の側からすると。
速いボールを投げると、絶対にバッターのスイングが大きくなるんですって。
速さに負けまいとするから大きくなる。
コレが空振りする要因だそうです。

先日出場したPTAの試合。
正にその通り、相手投手の速球に負けまいとフルスイング。
チームメイトから
「良い、空振りを見せてもらったよ。」って
誉められたのか、貶されたのか

縦振り。
ウチに素振りに来る子達から
取り入れてみます
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