少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

分裂

2007-11-06 | 監督1年目
このチーム残る、仮に〇〇に行くのなら5人全員でと言っていた5年生。
ですが・・・
合同練習から帰ってきたら、
まず、A君が向こうに行くと言い出しました。
また、ほぼ同時に別の子(B君)の父親が、移籍を宣言。
それに、流されるようにもう一人。(C君)

合同練習に参加して弱い自分達でも、十分ムコウでもやれる自信が付いたようです。
しかも、移籍すれば何の心配もなしに試合に参加でき、もしかしたら優勝だってあり。
今のままでは、考えられない状況。


最初に言い出した子は、親に「俺は、マウンドに立ちたい。」と言ったそうです。
そりゃそうです。1年から初めて、このままなら、最後の年に試合が出来ないですから。
でも、あくまでも推測ですが、最初、親から話を振ったんじゃないかな?と思っています。
その後、本人もその気になったような・・・
この子の父親は、以前監督就任を仕事を理由に固辞した人です。
自分が監督をしたら、子供、移籍できないですもん。(深読みですかね。)

「子供が、どうしても行きたいって、言うんだ。」
って言われれば、コチラは、「そうですか。」としか言えませんし・・・
でも、子供を説得出来ないような親じゃないと、今でも思っています。

B君は、完全に親の希望でした。彼は、最後まで行くなら皆でと言っていたそうです。
これは後の話ですが、A君とB君、それに夫々の父親と一緒に
退団の挨拶にに監督の所に来たそうです。
A君は、自分の意思もハッキリしていたので、普通に挨拶をしたそうですが
B君は、気持ちの整理が出来ていない様で、泣きじゃくっていたそうです。
移籍した後も、通り道ではないのに、練習の行き帰りウチの小学校の前を通っていました。
開会式などで、顔を合わせると、自分達が去ってから作ったユニフォームを
「かっこいいなぁ。」と言いながら触っていましたし。

移籍が良い・悪いじゃないですし、皆我が子の事を思っての行動ですが、

何か釈然としません。


さて、話は戻って、じゃ残される子はどうする?


緊急の保護者会が開かれる事になりました。


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