週末恒例の実家訪問＆母親の買い物のお付き合い。
時間があると必ず寄る道の駅で、
息を呑むほど美しい花に出会ってしまった。
真っ白の羽を広げて空を飛ぶ上品なその姿に魅了され、
後先考えず買ってしまったのは「サギソウ」。
自然の造化の不思議さを感じた。
帰ってきてからじっくり見てみたら、ミズゴケに植えられているではないか。
これはヤバイ！
栽培が大変そうだぞ。
今まで私はミズゴケで育てたことなんかないもの…。
失敗して死なせちゃったらどうしよう。
この後どうやって管理したらいいんだろう！
心配になって、慌ててネットで検索したら、ある方の記述に
「その花姿の美しさ故に、乱獲の憂き目にあい、加えて湿地開発により、
いまでは特別の保護地を除けば、
野生の姿を見られるのは極めて限られたところだけになっています。
環境庁編のレッドデータブックでは、
絶滅危惧２類で、総計２万個体、平均減少率は約60％、
100年後の絶滅確率は約99％とのことであります。」
とあるではないか。
ああ、せめて私の購入したのが栽培種でありますように…。別の方が、今年咲いた球根は今年限りで、
その横（10ｃｍ）に出来る新しい球根が来年咲くのだと書いていた。
と言うことは、とりあえず、ミズゴケと素焼きの平鉢を買って、
花後に球根を増やしてそれを植え替えしないといけないらしい。
んんん、一目惚れしたはいいが、恋を持続していくのは大変だー。
花の後ろに長い緑色の管状の距（きょ）というのがついていて、
それは半透明なので中に少し（私のは3分の１ほど）液体が溜まっている。
この液体は甘い蜜だそうだ。
美しいだけではなくて、面白いなー。