気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

秋の訪れ(アカマンマ1)

2005-09-19 15:25:35 | yaplogから

昨夜は雨が降って、我が街では結局お月様は拝めませんでした。
残念!
東京の満月をネットで見ながら、月見酒を戴きすぎて、
ちょっと二日酔い気味の私。
頭が痛いよー。

さて、気を取り直して、
今日から秋の訪れを感じさせる庭の花達を写真と共にお届けしようと思っています。
どこから種が飛んできたのか、
今、庭のあちこちにアカマンマ(イヌタデ)の花が咲いていますが、
雑草だけど、好きな花なのでそのままにして増やそうと思っています。
子供の頃、ブリキの菓子箱をテーブルにして
その上におばあちゃんから貰った欠けた茶碗を置き、
アカマンマの花をお赤飯に見立てて「おままごと」をした思い出があるからです。

以前、着物の古布や、それを使ったパッチワークの作品を置いているお店の店先に
この花がさりげなく、しかもセンス良くポット植えされているのを見かけて、
どんな花材でも工夫次第で生かせるものだと「目から鱗」だったのですが、
我が家のようなチャチな建物では貧乏くさくなって絵にならないかも…。
★下に続きます★



秋の訪れ(アカマンマ2)

2005-09-19 15:19:03 | yaplogから
アカマンマと言えば、私は「赤飯」が大好きですが、
自分では一度も炊いたことがありません。
大体我が家には蒸し器と言うものがありませんし(中華用にちっちゃいのはあるけど)、
子供の頃から祖母や母が行事ごとに作っている姿を見ていて、
準備や後片付けを含めるとかなり面倒な作業のように感じられて、億劫なのです。
(ま、母から作ってもらえばいいやという甘えもあるのだけど)
二人とも、蒸しあげながら、時々「シトリ」と言う水(お湯?)を打っていましたが、
この「シトリ」が多すぎるとべたべたするし、
少ないと出来上がりが堅くなるようです。
晩年、祖母は何処から聞いてきたのか水の代わりに酒を「シトリ」にすると美味しいというので、
大胆にかなりの量のお酒を使っていましたが、
艶々して、香りも増して、粘りも強くなり、
本当に美味しいお赤飯でした。
最近は母の腕前も上がり、大分祖母の域に近づいてきたようです。
このまま行くと我が家の赤飯は私のところで途切れてしまいそうなので、
妹に期待!です。

この頃は古代米(赤米?)がかなり手軽に買えるので、
普通にお米を炊く要領で炊飯器に任せておいても、
赤飯と似たようなものが出来、とても便利。白いご飯に飽きた時には、
時々我が家の食卓に登場しています。

そうそう、赤飯につかう「豆」ですが、
私の地方では「テンコアズキ」と言うのを使っています。
県南の人から「甘納豆」を入れた赤飯を頂いた時は本当に驚きました。