気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

『美術館の隣りの動物園』を見た!

2005-09-05 20:41:59 | yaplogから

土曜日深夜、BS2で『美術館の隣りの動物園』をビデオに録画して、見ました。
昨年夏、その変わった題名に惹かれてTUTAYAでビデオを借りてきて見た時、
主演女優の「シム・ウナ」さんがあまりにキュートで、
彼女のことが知りたくなりました。
それまでは何度見ても途中で寝てしまった
『八月のクリスマス』を彼女見たさに見直し、
ミステリー『カル』も見たという、きっかけになった作品です。

1998年の作品なのですが、
今回も古さは全然感じませんでした。
性格の全く異なる男女が、ふとしたきっかけで知り合い、
だんだんに互いの魅力に気づいていくと言う、
ほのぼのとした映画でしたが、
何しろシム・ウナ演じるヒロインがガサツなんです。
何度も噴き出したり、大笑いしたりしながら、
現実の女なんてこんなもんだよなーと、我が身を投影しながら見てました。
イ・ジョンヒャンと言う女性監督なので、
女の目線が随所に感じられるんですよね。
相手役のイ・ソンジェも、
無骨だけど実は優しいチョルスをとても魅力的に演じています。
本当に大好きな映画です。

イ・ジョンヒャン監督は『おばあちゃんの家』と言う作品でも力を発揮していて、
おばあちゃんの愛情の深さに胸が震えて、
私は号泣してしまいました。
こちらもお薦めです。
同じ女性としても頑張って欲しいし、もっといろいろな作品を見たい監督です。

私の見たシム・ウナの3作品の中でこれが一番彼女が生き生きしてました。
今は全く俳優活動をなさっていないようで、残念です。
復帰して欲しいなー。
我が王子の『四月の雪』も予告等を見ると、
イエジンさん、とても素敵ですが、
シム・ウナさんに本当はやってほしかったんです、私。