
土曜日深夜、BS2で『美術館の隣りの動物園』をビデオに録画して、見ました。
昨年夏、その変わった題名に惹かれてTUTAYAでビデオを借りてきて見た時、
主演女優の「シム・ウナ」さんがあまりにキュートで、
彼女のことが知りたくなりました。
それまでは何度見ても途中で寝てしまった
『八月のクリスマス』を彼女見たさに見直し、
ミステリー『カル』も見たという、きっかけになった作品です。
1998年の作品なのですが、
今回も古さは全然感じませんでした。
性格の全く異なる男女が、ふとしたきっかけで知り合い、
だんだんに互いの魅力に気づいていくと言う、
ほのぼのとした映画でしたが、
何しろシム・ウナ演じるヒロインがガサツなんです。
何度も噴き出したり、大笑いしたりしながら、
現実の女なんてこんなもんだよなーと、我が身を投影しながら見てました。
イ・ジョンヒャンと言う女性監督なので、
女の目線が随所に感じられるんですよね。
相手役のイ・ソンジェも、
無骨だけど実は優しいチョルスをとても魅力的に演じています。
本当に大好きな映画です。
イ・ジョンヒャン監督は『おばあちゃんの家』と言う作品でも力を発揮していて、
おばあちゃんの愛情の深さに胸が震えて、
私は号泣してしまいました。
こちらもお薦めです。
同じ女性としても頑張って欲しいし、もっといろいろな作品を見たい監督です。
私の見たシム・ウナの3作品の中でこれが一番彼女が生き生きしてました。
今は全く俳優活動をなさっていないようで、残念です。
復帰して欲しいなー。
我が王子の『四月の雪』も予告等を見ると、
イエジンさん、とても素敵ですが、
シム・ウナさんに本当はやってほしかったんです、私。