演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

昨日から今日は読書も

2018年06月24日 23時09分08秒 | 読書

佐伯泰英
「柳に風」
「らくだ」
「船参宮」

東野圭吾
「虚像の道化師」

福田和也
「山本周五郎で生きる悦びを知る」

 



読んだ中では東野圭吾「虚像の道化師」が今までのガリレオ物の中では一番面白かった。人間の心理が良く描かれているのと、トリックが二重三重になっているのだ。

福田和也「山本周五郎で生きる悦びを知る」は、中学、高校生時代に山本周五郎の作品が好きで、よく読んでいたのを思い出した。改めて、評論的なもので断片を読むと、登場人物の会話が普通の小説と異なり、理詰めの会話が多いことに気が付いた。
もう一度山本周五郎を読み直したくなった。

それよりも驚いたのが、山本周五郎の没年だ。63歳、同い年ではないか。




結局行かなかった唐組公演

2018年06月24日 23時04分11秒 | その他

23日の土曜日に唐組の公演が静岡であり、行こうか行くまいか迷ったが結局やめた。
不忍池で「二都物語」観た時の感動を超えることがないような気がしたのだ。
ノスタルジアを求めるのなら、別のものがある気がする。

久しぶりにパチンコをやって、今の自分としては結構な金額を負けたのだが、パチンコもノスタルジアみたいなもんだ、と思えてきた。

老いが始まっているのだろうか。