演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

隻眼の少女

2021年10月25日 08時25分10秒 | 読書

賞を取った作品のようだが、とにかく伏線やどんでん返しが多くて読んでいて疲れた。
刑事事件で探偵が活躍する余地があるという設定、や主人公が巫女の格好をした17歳の隻眼の少女探偵であるという無理のある設定がなんともブレーキになって、読むのがつらかった。
面白いと思っている人の多いと思うので、本格ミステリーがお好きならお勧めかも。

 


歴史劇「絆の帯」~朝鮮通信使~

2021年10月25日 07時53分39秒 | 観劇の感想

朝鮮通信使がユネスコの「世界の記憶」へ登録されたのをきっかけとしたのか、興津では朝鮮通信使にかかわる記念行事が毎年行われている。
今回の劇もその一環であり、徳川幕府第一回目の通信使を題材としている。
ただ、事実や背景を無視して、「平和がいい」「豊臣秀吉が朝鮮に攻め込んで悪かった」というボケた内容で、おまけに、脚本が完全に説明台詞しかなく、だるいだけの一時間だった。
発表の場が、しょぼい照明、何もない舞台装置の公民館のホールであることを考慮しても、もう少し何とかならないものか。
衣装だけは豪華でした。

10月23日土曜日に興津生涯学習交流館で観劇。