演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

肝心のお芝居はどうだったのか

2011年02月20日 23時20分55秒 | 演劇

前々から気づいていましたが
私は転換がまずいと、極端に点が辛くなるようです。
なぜなら、客が飽きるからです。

そういう意味では
今回の公演は転換や舞台の使い方が工夫されていて
不満はありませんでした。

照明もシンプルで、中央サスのFQのB-4がきれいでした。
床下に仕込んであったのはムービングヘッドだろうか?

脚本については1部の「月になれない女たち」のほうは構成がシンプルで、
「かぐや姫」が下敷きが明確な分分かりやすく、
台詞も聞き取りやすかったのですが
2部の「月にあこがれる男たち」は1部を1時間半観たあとで、
こっちの神経も疲れているときだったせいか
分かりにくいストーリーでした。
(というよりも観客に四方を囲まれるリングのような舞台のため
今話が展開している喫茶店がどういう間取りなのか、
分からないことのほうが大きかったかな)

一部聞き取りづらい台詞もあって、
心疲れた男性はともかく、
この女性たちはどういう存在なんだろうと
なぞの部分がたくさん残りました。
ちゃんと聞き取れていたらなぞはないのかな?

ただ、3時間は長かった。

 


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