演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

昨日がなければ明日もない

2022年02月01日 15時29分05秒 | 読書

宮部みゆきの杉村三郎シリーズ5弾。
前の4冊も読んでいるはずなのだが、記憶にないので、あとで読み返してみよう。
納められているのは「絶対零度」「華燭」「昨日がなければ明日もない」の三篇。
どの作品も、さほど大事件ではないような話から始まって、結局大きな事件が隠されていた、という結末になっている。
トリックというようなものはあまりなく、心理的なすれ違いとか、人の心が持っている闇が浮き上がってくる構造になっているため、後味はあまりよくない。


しかしながら、ありそうだな、という話になっちえうところが恐ろしいところなのだろう。



まとめてスパイダーマンを観る

2022年02月01日 13時15分04秒 | ネット配信

U-NEXTに登録した。月とキャベツを観たかったからだが、せっかくなのでスパイダーマンが見放題なので、初期のスパイダーマンは1は観たことがあったので、2と3を。
アメイジングスパイダーマンは全2作を観た。
明らかに違うのは初期策と比較してSFXが滑らかにち密になっていることだった。もう一つは、ストーリーが複雑になって悲劇性が高くなっていること。


個人的にはアメイジング・スパイダーマンのほうが面白かったのだが、客受けは初期作品のほうがよかったのではないか?ただ、主人公のキャラはアメイジングのほうがアメリカ人向けかなと。

ただ、もともとアメリカのヒーローものの中では珍しい、主人公が悩むというキャラで、早くから日本でも、池上遼一の翻案漫画が発表されていた。
発表誌が「別冊月間マガジン」だったこともあり、発表当時はあまり目を引くこともなかったと記憶している。

平井和正が原作で参加しており、のちの平井の小説の原型となった作品もあったようだ。