ジェラテリアふれっしゅあぐり館で
+腹ペコリン+のたにやんさんと合流、5人で南に数キロ移動し、播州百日鶏を供する「鳥富」に到着しました。
12時の開店まで約30分あまり、しばらく雑談していると「鳥富」のおかあさんが開店前ながら店内に入れてくださいました。「別室もあるで」と。
カウンターと座敷と聞いていたのですが、引き戸を開けると10人ほどのテーブル席が。店裏の田園が見える窓からはさわやかな春の風が吹き抜けていきます。注文を鋭意検討、後は料理の出来上がりを待つだけです。
肝刺身、300円。街中の鳥料理屋さんでも新鮮で臭味のない肝刺しは食べられますが、その延長線上の美味ではありませんでした。とくに白肝。ただ脂肪分が多いのではない密度(旨味の濃さも食感も)です。いままで知らなかった味覚をえただけでここまで来た甲斐がありました。
手羽の刺身、400円。これも初めて食べました。手羽にこれだけの肉があるということも想像の外でしたが、引き締まった筋肉繊維を断ち切るように包丁がいれられた身は、もちっとした食感と弾力と濃厚な旨味が押し寄せてきます。
こちらはささみの刺身、400円。手羽に比べると淡白ながら、これはまた軽やかに流れるような清々しい味わいです。
手羽先、280円。カリッと焼けた食感の次の瞬間、肉汁があふれてきます。
ころりんさんがおっしゃる通り、特別な調理をしているわけでなく、塩を振って焼いている(それもガス火で)だけなんですが、最高の食材を最高の状態で供する調理人の技にすごみを感じました。
もも焼き、450円。大きな素材ですが、同じく完璧な焼き上がり。サクッと焼けた皮の裏には余分な油はありません。
から揚げ、350円。YO-Nさんのご注文をみんなで味見。肉汁でいっぱい!
皮焼き、200円。カリッ、サクッ。お腹いっぱいなのに・・・つまんでしまう。
火曜定休。
このへんです。