午前3時起床、しっかり朝ご飯も食べて4時過ぎに自宅を出発。 長者原に6時20分に到着。
おおよそのコースタイム(かなりのカメさん歩き)
長者原6:45~雨ヶ池8:10~坊がつる9:40~法華院10:10(昼食)法華院11:00~北千里11:40~スガモリ小屋12:10~長者原14:00

長者原から眺めた三俣山や硫黄山方面は霧の中。
行けるとこまで行こうという軽~い気持ちで
登山口を出発した。




タデ原湿原で出会った花たち。
キスゲ・クサレダマ・
ノハナショウブ・ ?・オカトラノオ
タデ原湿原で花散策をしたら
いよいよ坊がつる方面へと向かいます。

取りあえず雨ヶ池まで行こう。
雨が強く降ってきたら戻ればいいし。
木立の中は気持ちいい。
マイナスイオンたっぷりだし
石ころゴロゴロさえなければもっといい。。
『土石流注意』の谷を越えたら
急な登りになります。
気合を入れる為に
ここでちょっとお茶休憩にしましょ。
この辺りにはヤマアジサイが
沢山咲いてた。
登り着いた所に、長者原を一望出来る展望台があります。
かなり霞んでるね~。イスも濡れてて座れないし。。 先を急ごう。

雨ヶ池に到着。
霧雨が強くなってきましたよ。
ザックカバーとヤッケを装着。

雨ヶ池は湿原なので木道の上を歩きますよ。
ホラ、見て~
イブキトラノオとノアザミの群生よ~。
案内板によると
雨の時季はこんな感じらしい。

今日の雨ヶ池は水も無く枯れてた。
。。って言うか~
雨の時季に来た事なかったわ。

雨ヶ池を過ぎると
坊がつるまで下りになります。
歩きにくいゴロゴロ・つるりんの道。
チョット待って~!
私、足痛いんだけど~~
急に視界が開けて
坊がつるが見えてきた~~。
キャンプ場にはテントも見えてますよ。
急に元気になる相方
あんなに遠くまで行ってるし。
この向こうには三俣山がある
・・・・
この向こうには平治岳が見えてる
・・・・
♪ 四面山なる~ 坊がつる~~♪
四面の山々は、ぜ~~んぶ霧の中だった。
気を取り直して
法華院へと向かおう。
法華院温泉山荘に着いた。

ますます霧が深くなって
霧雨になって来た。

山荘の談話室を借りて
少し早いお昼ご飯にしましょ。
今日はカレーヌードルと紫蘇巻きおにぎりよ
おにぎりを食べながら、帰りのコースの打ち合わせ



同じルートを帰るのもつまらないし、頑張って北千里まで登り
スガモリ峠から長者原に戻る事に決定した。

しかし登山道には水が流れてるし。。
『沢歩きじゃん!』
降りて来た人に
『イヤ~! 今日はホ~ントいい天気ですね~。』
と挨拶された
私もそっくりその言葉をいただいた

周りはな~んも見えません。
黄色いペンキを辿って
エッホエッホと登ります。
この辺りでついにすれ違う人もいなくなり。。

『こんな天気に登ってるのは
よっぽどの物好きだよね~』なんて。。
アンタらだ。。。
やっと北千里浜に着いた。
『こっちが三俣山よ~ 見えないけどさ。』
黄色いペンキを頼りに
スガモリへの分岐を目指します。

『分岐点の案内があったよ~。』
『ここからスガモリ小屋まで登って
少し休憩しよう。』
スガモリから降りて来る登山者発見。
『イヤ~ ホントいい天気ですねぇ。』
・・・と相方は言わえないだろう。。

やっとスガモリ小屋に到着。
『ふぅ。。。。。。』の相方。
雨は降るわ、風は強いわ。。
お昼なのでお湯を沸かしてる人がいたけど、強風でバーナーが点かず苦戦してた。
私たちは法華院で食べてて正解だった。

スガモリ小屋の愛の鐘
高年のおじさんが鐘を鳴らして下山を始めた。
私たちもいざ行かん

点々と黄色いペンキが見えてる。
これはホントに助かります。

一瞬霧が晴れて山々が見えた。
硫黄山道路が白く見えてる。

この堤防の上に硫黄山があります。
土石流が多いので
谷にはいくつもの堤防が作ってあります。
この谷を越えて硫黄山道路を歩きます。

”ここで立ち止まったり休憩をしないでください”との案内板あり。
落石が多い場所なので速やかに通過しましょ。
ここまでくれば大丈夫。
しかし、また霧が攻めて来た。
長者原に戻ったらこんなにいい天気。
三俣山も見えてきましたよ。硫黄山は霧の中だけど。
☆マークが歩いたコース。
山で出会った花たち。

