4月27日 GW初日 雲仙普賢岳登山
我が家を午前4時に出発して南関まで高速を使い熊本県長洲へ。
長洲港から始発(6時)の有明フェリーで長崎県の多比良港へ(約40分)
多比良港を同時刻に出港したフェリーとすれ違います。
雲仙の山々が近づいて来ましたよ。
(1)雲仙普賢岳新登山道の概要
平成2(1990)年 198年ぶりに始まった雲仙普賢岳の噴火活動は、翌年(平成3年)6月3日の大火砕流によって大変甚大な自然災害となりました。
その後、繰り返し出現した溶岩ドームが「平成新山」(標高1483m)と命名され、日本一新しい山が誕生しました。
今般、安全が確認されている旧山体のエリア内において、その平成新山を間近に望む新たな登山道が開通します。
これは、雲仙天草国立公園雲仙地域の新たな魅力として、また、日本で最初に世界認定を受けた島原半島世界ジオパークのメインジオサイトとして、島原半島を舞台に開催される第5回ジオパーク国際ユネスコ会議にあわせ、環境省九州地方環境事務所が整備したものです。
新規ルートは、既存ルートの紅葉茶屋に近い鬼人谷口からアプローチし、夏でも冷気漂う西の風穴、北の風穴を体感し、有明海の大パノラマを眺めながら、平成新山の真横にある立岩の峰へ登ります。
立岩の峰からは、目の前に平成新山が迫り、積み上がった巨石や、あちこちからあがる水蒸気など、迫力の風景が望めます。
そこから先は、5月中旬にはヒカゲツツジが咲き誇る谷、冷え込んだ冬の日には霧氷が美しい霧氷沢を越えて、普賢岳山頂へ至るルートです。
有明海の大パノラマ、生きている地球、そして、たくましく美しい植物たちに出会える感動の周回コースです。
島原半島はもとより、長崎県の地域振興の起爆剤として役割が期待されています。
雲仙観光協会HPより 雲仙観光協会のワクワクするHPは こちら
仁田峠循環道路(午前8時~午後6時まで通行可・協力金100円~)を通って仁田峠に8時15分に到着。
トイレを済ませ軽くストレッチをしたら、まずは妙見岳を目指して登ります。
ロープウェイを使ったら3分だけど、今日は頑張って登るのだ。
ロープウェイが点検走行中。 あれに乗ったらあっという間だよね。
仁田峠の駐車場が真下よ。ミヤマキリシマのシーズンは大渋滞で混雑します。
見てみて! いい景色~。
ゴルフ場の向こうにおしどりの池や雲仙温泉街が見えてるよ。
余裕の顔してるけど結構キテマス
始発のロープウェイが登って来ました。
妙見駅の展望台には沢山の観光客が降りて来た。楽で良かろうねぇ~。
自分の足で妙見神社参拝。お賽銭も忘れずに。 絶対ご利益あるよね。
ここで水分とエネルギー補給をしたら出発~。
しか~し、いきなり道を間違え、とある山頂に着いた。何でやねん!
普賢岳も平成新山も見えてるけど??。。
頑張りを無駄にしたくないので、とある山の頂上にあった方位盤にタッチ。
負けず嫌いな訳でして (途中が崖崩れしてたけど、どうやら展望台のようでした)
妙見神社まで下りたら正しいルートを歩きます。
向こうに国見岳が見えてきた。
国見岳行く? 今日はパス。 今度はいつ?
さ~、こっちの普賢岳方面に向かうよ。
延々と登ってきたのに、ここから延々と下りです。
鬼人谷口に下りて来た。
ここからは鬼人谷を歩いて鳩穴分かれを目指します。
あそこを下りて来たんだよ。 急だったよね~。
ここからまた急登ですよ。
『へ~~~! 』 ・・・な相方。
私はもっと 『ほへ~~~~~!!』なんですが。
西の風穴に着いた。
ここではその昔、蚕の保存をしてたそうです。
北の風穴。
手をかざすと冷気を感じます。氷室にもなってたそうよ。
何だかんだで鳩穴分かれに着いた。絶景地だから休憩してる人も多いね。
せっかく長い三脚を背負ってきたから写真撮ろうぜ。
はいピース
長い三脚、、2泊3日で登場したのはここだけだったけど。。
それも写ってたのはこの1枚だけだったけど。。
片付けて出発しようとしたら家族連れに記念写真を頼まれた。
『もう1枚。 今度はアップで。 場所はこの辺で 』
注文の多いオバさんにイラっとしながらもカメラマンになった心優しいミーコさんなのでした。
こんな険しい山道を登って来たお子ちゃま。あなた元気あり過ぎ~。
さ~、ここからは一方通行の険しい登りですよ。
一番キツイところです。
登りきったら平成新山の姿が少しだけ見えた。
いよいよ警戒区域の横を通りますよ。
もうすぐ立岩の峰です。 ワクワク?
来た~~~! 平成新山よ~!
ここから先は進入禁止。柵を越えたらいかんよ。
あちらこちらから噴煙が立ってます。
日本で一番新しい山なんですよね。
約20年前に普賢岳の横に100m以上高い山が現れた訳です。
大昔の溶岩ドーム。平成新山もいずれは草木が育ってこのような姿になるんでしょうか?
あそこが普賢岳山頂よ。
奇岩の下を歩きます。
お目当てのヒカゲツツジはまだ蕾でした。
あと数日で開花かなぁ。。 (多分GW後半には咲いてたと思われます。)
蕾でも見れたからいいか。
苔むした溶岩の間をすり抜けて登って行きます。
50m先の霧氷沢も気になるけど、250m先の普賢岳山頂はもっと気になる~。
イワイワ、ゴツゴツの溶岩道。
大正14年には秩父宮殿下が登頂されてます。立派な登頂記念碑が立ってますよ。
雲仙の歴史を見てたら天皇家の方々もよく雲仙にお越しのようです。 こちら
普賢神社の祠。後方に平成新山のドームが見えます。
元の神社は噴火で焼失してしまったそうです。
仁田峠から2時間45分で普賢岳山頂に到着。
カメさん部隊、よく頑張りました。
お決まりの三角点タッチ。
普賢岳(1359m) 平成新山(1483m) 溶岩ドームからは噴煙が出てます。
国見岳。
秩父宮登頂記念碑。その向こうにうっすらと有明海が見えてます。
山頂はゴツゴツの岩だけど、そこそこ広さもありますよ。
ミヤマキリシマや紅葉のシーズンになると大混雑だけどね。
白い建物は仁田峠ロープウェイ乗り場。
↑ この場所でランチにします。
下を見たらガクガクするから山頂を眺めながら食べよう
エネルギー充電したら紅葉茶屋まで一気に下りますよ。
ここには以前、茶屋があったそうです。
紅葉茶屋からあざみ谷に下りて行きます。
緩やかな下りだからゆっくりお花を探して歩きましょ。
花より団子の人。
あざみ谷には鳥居が建っています。
今は進入禁止だけど噴火の前はここから神社や普賢岳に行く道があったそうです。
ベンチもあって野鳥の観察もできるようですよ。
あざみ谷からは仁田峠まで緩く登ったり下ったり・・・
普賢岳山頂から約1時間半で仁田峠に戻ってきました。
仁田峠ロープウェイ乗り場から見た妙見駅
歩いて登ると40分、ロープウェイだと3分で到着。
普賢岳(1359m) と 平成新山(1483m)
帰りにクシャミ連発、鼻水タラタラで目も鼻も真っ赤っか~なミーコさん。
雲仙温泉の小地獄温泉館に入り、山を越えて島原へ。
道の駅みずなし本陣ふかえで車中泊することにしました。
みずなし本陣ふかえ こんなとこ
ミーコさん発熱。。翌日は登山中止で観光です。 続く