愛読書の一冊:倉嶋 厚さんを偲んで
平成29年8月6日
数千冊あった書物も整理をと、ここ数年で、
学生時代から数千冊の本を処分した。
残した本は、数年後また読みたいという
愛読書だ。
絵本と詩集と数名の大好きな著者の
エッセイ等だ。
その中のおひとりが、倉嶋 厚さん。
特に、『癒しの季節ノート」』。
倉嶋さんも大事にされた一冊。
「長い人生の間にはさまざまな幸不幸の
大波小波に 翻弄されます。」
過去をあまり振り返らない私でさえ、思い
起こせばいろいろなことに翻弄されてもいる。
何だかんだ行っても、よき転がり方をして
いるが・・・。
「11月の天気は、木枯し、時雨、小春日和で
代表されますが、人生も、三つの言葉が当て
はまるような気がします。」
「私は自然についても人生についても、
観ていなかった事柄に気づいて、心の
ときめきを感じたものでした。
これからも『観るべきもの』がたくさんある
はずだと信じています。」
わたしも古希を過ぎて、「ときめき」と
「観るべきもの」をしっかり観ておこうと
日々を過ごしている。
それは、「ゆきあいの空」の体験だ。
「沸き上がるような『夏の峰』入道雲と空高
く広がる薄いすじ雲が八月の空でゆきあって
います。
夏の遅い山国の町では、赤く燃えるような
『夏の花』サルスベリの花の下で『秋の花』
ススキの、出たばかりの銀色の穂が風に揺れ
ています。」
ゆきあいの日々を、ゆきあいの風とともに
自分をゆきあいの感覚でひたること。
輝ける感性にも感謝して・・・・。
倉嶋 厚さん、ありがとう! 深謝!!
ご冥福を唯々祈ります。
ゆきあう








平成29年8月6日
数千冊あった書物も整理をと、ここ数年で、
学生時代から数千冊の本を処分した。
残した本は、数年後また読みたいという
愛読書だ。
絵本と詩集と数名の大好きな著者の
エッセイ等だ。
その中のおひとりが、倉嶋 厚さん。
特に、『癒しの季節ノート」』。
倉嶋さんも大事にされた一冊。
「長い人生の間にはさまざまな幸不幸の
大波小波に 翻弄されます。」
過去をあまり振り返らない私でさえ、思い
起こせばいろいろなことに翻弄されてもいる。
何だかんだ行っても、よき転がり方をして
いるが・・・。
「11月の天気は、木枯し、時雨、小春日和で
代表されますが、人生も、三つの言葉が当て
はまるような気がします。」
「私は自然についても人生についても、
観ていなかった事柄に気づいて、心の
ときめきを感じたものでした。
これからも『観るべきもの』がたくさんある
はずだと信じています。」
わたしも古希を過ぎて、「ときめき」と
「観るべきもの」をしっかり観ておこうと
日々を過ごしている。
それは、「ゆきあいの空」の体験だ。
「沸き上がるような『夏の峰』入道雲と空高
く広がる薄いすじ雲が八月の空でゆきあって
います。
夏の遅い山国の町では、赤く燃えるような
『夏の花』サルスベリの花の下で『秋の花』
ススキの、出たばかりの銀色の穂が風に揺れ
ています。」
ゆきあいの日々を、ゆきあいの風とともに
自分をゆきあいの感覚でひたること。
輝ける感性にも感謝して・・・・。
倉嶋 厚さん、ありがとう! 深謝!!
ご冥福を唯々祈ります。
ゆきあう








