おもき石
令和2年1月20日
大津市に入る。
先ず、石山寺へ。
見事な山門。東大門だ。
阿吽仁王像、木彫。
そして、
おおつ 光ル君。
石山寺は、 巨大な硅灰石の
岩盤の上に建立。
ご本尊の如意輪観音様は、
八葉の蓮華の形をした硅灰石
の上に座っておられる。
自然の力と一体化されて
いる仏様でもある。
「後の世をねがふこころは
かろくとも
ほとけのちかひ
おもきいしやな」
後生を願う私の心など
到底及ばない程、
衆生のあらゆる願いを
聞き届けようという観音様。
誓願は石山の石のように
堅く揺るぎなし?
33年に一度の開扉と紫式部展
をセットで見られる好機に
恵まれる。
1200円也。
木造の観音像が、珪灰石の台座
に建てられている。
流石力作である。
多宝塔も日本最古のもの。
芭蕉堂と月見堂があったが、
入れないのが残念無念!
歴史上いろいろな人が訪れ、
風趣を楽しんでいたことも
伺われ、今も揺るぎなし。
月見堂からの気色は、
今も絶景だろう!