大寒は小春日!
令和2年1月21日(火)
雪積もらず、氷張らず、
そして、昨日の大寒は
春を呼ぶ小春日となる。
暖冬も暖冬!
毎年新たな体験!!!
「石山の
石にたばしる
霰かな」
石山の石と霰の協奏曲かな。
芭蕉の句碑は、石山寺の門前
左側の駐車場前にある。
学生時代、研究室の先生の依頼で、
この寺の傍の家に下宿。
あるご子息の家庭教師をして
過ごしたことも懐かしい。
物置の改造2階であったが・・・。
月見堂。
瀬田川から瀬田の唐橋、
そして琵琶湖の上に望月。
想像しただけで絶景!!!
境内内の芭蕉句碑。
芭蕉句碑の句は、
「曙は
まだむらさきに
ほとゝきす」。
「曙」は、清少納言『枕草子』の
「春は曙。やうやう白くなりゆく
山ぎは少しあかりて、
紫だちたる雲の、
細くたなびきたる。」
から採る。
源氏の間を見ていると、
まだ春の陽気が残っている
ものの、ちょうどホトトギス
の声が聴かれて夏の到来を
感ずることだ、という意。
『源氏物語』ではなく、
『枕草子』を引用していたり、
季節の記述が錯綜していたり
してすっきりした句とは
言いがたい?
つづく。