貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

知立(ちりゅう)市: 無 量 寿 寺その1  八橋と業平公と杜若!

2023-10-06 10:14:36 | 日記
令和5年10月6日(金) 
知立(ちりゅう)市: 無 量 寿 寺            
 寺伝によると、
慶雲元年(704)慶雲寺として創建。
 弘仁12年(822)
密円が現在地に移転させ、
無量寿寺として整備。
<本殿>

 大正時代、本堂焼失後
4年たって再興される経緯。
 ちょうどかきつばた園の祭。

駐車場、境内やかきつばた園は
人で賑わっている。
<八橋かきつばた園>

 無量寿寺の所在地である八橋は、
平安時代の歌人在原業平が、
「からころも    
  きつつなれにし 
     つましあれば    
   はるばるきぬる 
      たびをしぞおもふ」
と、
句頭に「かきつばた」の5文字
を入れて詠む。
<杜若>

 伊勢物語の昔から知られる
カキツバタの名勝地。 
   
 花札の5月の札
「菖蒲と八ツ橋」
(「杜若に八ツ橋」とも)は
当地がモデル。
<在原業平竹>
<業平公の御汲みの井戸>

 また、
京都の銘菓八ツ橋は
一説にはこの八橋に因むという。
 祭で、京都の八橋が売られ
ており、お土産に購入。
 知立京だな?
 庭園の面積約13,000㎡、
16の池(5,000㎡)に
約3万本の杜若が植えられている。 
 4月27日から5月26日まで
毎年「史跡八橋かきつばたまつり」
を開催。

~つづく。