貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

名古屋市: 白 毫 寺芭蕉句「はる風や・・・」と愛知県の語源!

2023-10-27 10:08:07 | 日記
令和5年10月27日(金)
名古屋市: 白 毫 寺       
<山門>
         
 白(びやく)毫(ごう)寺は
元亀2年(1571)の創建。
<本殿>

 昔、このあたりは、
「あゆち潟」、
知多の浦を望む勝景の地。
 万葉歌人などが歌に詠んだ処。
「年魚市潟」展望地として、
昭和48年(1973)
名古屋市の名勝に指定される。
 「あゆち」は「あいち」に転じ、
県名の語源となる。
 また、源頼朝が京都へ上る途中、
ここで休んだので、「棧敷山」
ともいわれている。
 蝉時雨の喧噪とした中、
芭蕉句碑と対面。
<芭蕉句碑>

 芭蕉の句は、
「はる風や           
   戸部山崎の           
    やねの苔」 。
 次の説明板は、
「年魚(あゆ)市(ち)潟(がた)勝景跡」
の説明。  
 「愛知県」の「あいち」の語源
との説明。
<説明板>

 「年魚」は「鮎」のこと。
 「香魚」も「鮎」の別称。
 川魚では、ほんと、鮎は絶品。
 「年魚市」が
愛知県の語源とは吃驚!
 県名の語源調べも面白そう。