貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

名古屋市:法持寺その2「何とはなしに」から「山路来て」に!

2023-10-23 10:05:09 | 日記
令和5年10月23日(月)
名古屋市:法持寺その2
<本殿>

 法持寺には多くの俳人が立ち寄り、
松尾芭蕉や林桐葉、
若山牧水が句会を開く。
 芭蕉の紀行文『野ざらし紀行』には、
同寺で芭蕉、桐葉、若原叩端を
連衆として,
三吟歌仙を催した事が記されている。
<芭蕉句碑>

 句碑の句は、           
「何とはなしに
   なにやら床し
      菫草」

 芭蕉が
門人林 桐葉の娘佐与の死を
悼んで詠んだ句。
 これが発案で、後に
「山路来て 
  何やらゆかし 
    すみれ草」 
と改める。