貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

半田市: 常 楽 寺 家康ゆかりの寺と芭蕉句碑 その1

2023-10-16 09:29:56 | 日記
令和5年10月16日(月)
半田市: 常 楽 寺      
  
 文明16年(1484)に
天台宗仏性寺を改修。
 空観栄覚によって開基された
西山浄土宗の寺院。
<仁王門>

 しかも、
尾張藩初代藩主の徳川義直から
「浄土宗西山派知多一郡の総本寺」
とお墨付を得た寺院。
 第八世住職の典空顕朗は
於大の方の妹の子で、
徳川家康と従兄弟にあたる。
 このことから、
家康が永禄3年(1560)の
桶狭間の戦いや
天正10年(1582)の本能寺の変、
天正17年(1589)の上洛の
際にも立ち寄っており、
徳川家康ゆかりの寺として有名。
<阿吽仁王像>

 大正13年(1924)、
火事に遭い多くの建物を焼失。
 昭和15年(1940)に再建。
 昭和62年(1987)、
老朽化した山門も再建。
<本殿>

 主な所蔵品には
国の重要文化財に指定されている
木造阿弥陀如来立像
(1263年円覚作)の他、
徳川家康から贈られた鐙や鞍がある。

 芭蕉句碑は、本堂松の下にある。
~つづく。