貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

半田市:常楽寺 その2 芭蕉句碑とぽっこりと逝くという地蔵!

2023-10-17 10:22:43 | 日記
令和5年10月17日(火)
半田市:常楽寺 その2
  芭蕉句碑は、
本堂松の下にある。
<芭蕉句碑>

 句は、
「花の雲 
   かねは上野か
      浅草か」

 常楽寺の山門に
安置されている像は仁王像ではなく、
四天王のうちの広目天と増長天。

四天王のうちの二体が
安置されている門を、
「二天門」と呼ぶそうだ。 
 一番山門よりにある塔頭
「真如院」。
 私は、国道247号線沿いにある
参拝者用駐車場に駐車。
 塔頭である「来迎院」境内を
通過して常楽寺の境内に向かう。
   
  薬師如来が安置されている薬師堂。
 まるで鐘突き堂があったかの様な
石垣の上に御堂が造られている。
<薬師堂>

 「生きている時は健康で、
死ぬ時はこっとり死ねるように」
と、この人生至上の願いを
「こっとり地蔵」に託すという地蔵は、
朱塗りの六面祠に入っている。

 また、
法然上人の稚児像も安置されている。
 稚児名は、「勢至丸」。
<法然上人の幼い時「勢至丸」像>

 利発そう。
 その表情や、祈る態度を
しげしげと眺め、邪念なし。
 流石と納得!