貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

明石市 明石柿本神社①由緒と人麻呂の歌!

2024-08-07 13:54:38 | 日記
令和6年8月7日(水)
明石市  明石柿本神社①           
 元和6(1620)年に
明石城主であった小笠原忠政公が、
飛鳥時代宮廷に仕えた歌人、
柿本人麿公を
御祭神として祀ったことを
起源とする神社。
<社殿>

 社殿は長い石段の先にあり。
 境内からは
明石海峡大橋とその先の淡路島等、
風光明媚な瀬戸内海の景観が広がる。

<由緒> 

 当社御祭神柿本人麿公は、
飛鳥時代宮廷に仕えた歌人で、
万葉集、古今集など合わせて
400首以上の歌が掲載されている。
 「天離る 
  夷の長通ゆ
    恋ひ来れば 
     明石の門より 
       大和島見ゆ」
「ほのぼのと 
  明石の浦の 
    朝霧に 
      島がくれゆく 
       舟をしぞ思ふ」
 等
明石で詠まれた歌もあり。
 歌聖として祀られる。
 主なご神徳は、
学問・安産・火災除。

 更には妻に捧げた歌も多くあり。
非常に愛妻家であったことから、
夫婦和合の神としても
祀られている。
「あしびきの 
  山鳥の尾の 
    しだり尾の 
     ながながし夜を 
      一人かも寝む」                 
        柿本人麻呂
 高校時代以降、
「銀も
  黄金も玉も
    何せむに・・・」
という歌を
山上憶良が作ったと思い込む。
 ここで払拭される。
 思い込みも恋愛感情と同じ?
<明石天文台>

 さて、
芭蕉が訪れた最西端の明石である。
~つづく。