芭蕉の古道600里の始まり
平成31年1月22日(火)
今朝は、たなびく薄雲に望月が
満ちたり、欠けたり・・・。
大岳、御岳のやまなみも澄んで
見事な稜線を醸し出す。
さて、 大橋公園:
奥の細道矢立初めの地だ。
「奥の細道」600里の旅の始まり
の句を詠んだといわれている場所
<矢立初めの地>
に建てられた記念碑が真正面に
見える。
千住大橋公園である。
1689(元禄2)年3月、
芭蕉は、弟子の曾良を伴って
深川(江東区)から船で遡上して
千住(足立区)に降り立ち、
陸奥へと旅立つ。
「千じゆと云所にて船をあがれば
前途三千里のおもひ胸にふさがり
て幻のちまたに別離の泪をそゝく
「行春や 鳥啼き魚の 目は泪』 」
と、旅立ちの地である千住の情景が
記されている。
碑の背面には、芭蕉のことと
当時の千住のことが説明されている。
つづく。
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