貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

翌檜は「あすなろう」なり!

2023-02-21 11:13:06 | 日記
令和5年2月21日(火)
上越市: 本 敬 寺      
   
 旧今市(直江津)から北へ向かう
旅の最初の宿場・
黒井の本敬寺を参拝。
<本堂>

 米山・鉢崎(はつさき)・柿崎・
潟町・黒井の道程も
かなり難渋した芭蕉達は、
黒井の旅籠で休息をとる。
  境内には、芭蕉の足跡を偲んで、
地元の俳人達が建てた
芭蕉句碑とその説明板がある。
<芭蕉句碑>

<説明板>
 芭蕉の句は、
「寂しさや 
  花のあたりの            
   翌(あす)なろう」。
 「あすなろう」の「あす」は、
檜の木のこと。
 明日は自分も檜の木のように
高く伸びてやろうと願いつつ、
今も変わらず檜の木の傍らに佇む
翌檜(あすなろう)。
 夕景の寂しさを伴う。


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