貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

のぼる朝陽の速さと色

2017-12-26 08:46:35 | 日記
のぼる朝陽の速さと色

平成29年12月26日(火)

 ウォークに出た直前、朝陽がのぼる。

 26日の日の出。



 思わず、手袋を外しカメラを手にする。

 私の朝よ。私の光よ。

 てらいながらちょこっと顔を出す。

 移りにけりな、この色合い。この温かさ。



 昨日の健やかさを感謝し、今日一日の平安と

息子たちの見守りを祈願し・・・合掌!!!

 「素直・感謝・・・‥ 謙虚・感謝」

と、また口ずさみ歩く。

 多摩川橋からの日は、更に色を変え、上がる。



 ちょっぴりうっとり!

 夕陽の沈む楽しみとは 一味違う。


 「おはようございます。」

 毎朝出会う人と交わす挨拶。

 やっぱり一味違う。

 
「素直・元気・・・・素直・元気・・・。」

 急坂もなんのその。

 日も素直に素早く でっかく・・・

 輝くように日輪が大輪に!



 太陽の動きの速いこと

         速いこと

 今日も一日。時間を上手に使って・・・。

 日が沈むまで!





 

 

       

クリスマスレイン!?

2017-12-25 08:11:07 | 日記
クリスマスレイン!?

平成29年12月25日(月)

 午前2時頃、目が覚める。

 雨の降る、ちょっと賑やかな音。

おお、クリスマスレインだ。

 昨朝は、久し振りの曇り。

 そして、今朝早く恵みの雨。

この雨は、何よりのクリスマスプレゼント!!

 歩き始めに、両手を広げ大きく息を吸う。

胸いっぱいに!。そして、口から一気に

お腹を引っ込めるように息を吐く。

 やっぱり今朝の空気は一味違う。

 5回ほど繰り返す。

 新鮮さが体に充満!

 雪雲とシャンシャンの毛の色と同じような

淡いピンクの浮き雲が仲良く語り合っている。



 全ての命が新たに生まれ変わったよう・・・。

 雨の威力も凄い!!



 霧もほのぼの。川も歌っている。

 朝のクリスマスソングかな・?・・・。


新たな楽しみ

2017-12-24 08:53:07 | 日記
新たな楽しみ

平成29年12月24日(日)

 今朝は久し振りの雲多き朝。

少し暖か。ちょっと遠回り。

 新たな年を迎える準備もほとんど終わり。

 数日前、年賀状の隠し文字や隠し物語等

テレビで話題になっていたのを思い出し、

年賀状を一枚じっくり眺めた。

 今までは数百枚の年賀状を期日までに

出せるようデザイン企画、パソコン作成、

印刷、一言書きと段取りを追って投函。

 もらったら、一枚一枚その人と語らっ

ているような感じで楽しんだり、

出していない人のを別にし、作成したりと

いうことにエネルギーを費やしていた。

 隠居もしたことだし、そろそろ年賀状の

やりとりも卒業かなと思案する齢になり、

苦慮し始める。

 ちょっどそんな時、年賀状のもう一つの

楽しみ方を見つけた気になった。

 デザインに相当の工夫がなされているのを

見つけるという遊びだ。

 作る人も必死で遊んでいる?

今年購入した年賀状



富士山に「戌」の文字。

 下の「組」と「番号」の所をよく見ると、

違う種類の犬の絵がdesignされている。

何でも注意深く見ることが楽しみを

生むのだな!



 郵便局で、他の年賀状を見てこよう。

明日の月曜日でも・・・。 

くうき

2017-12-23 13:18:25 | 日記
くうき

平成29年12月23日(土)

 今朝は久し振りにきれいな日の出を見る。



 最近の歩行禅は、「素直・謙虚・・・。」

に「素直・元気・・・」とか、

「素直・感謝・・・。」とか・・・。

 そのときどきの気持ちを言葉に替え

歩いている。

 感謝するものの筆頭は、やはりお日様。

ついで空気、そして、水・草木・雲・青空

と続く。

 一昨日、借りた絵本の一冊は『くうき』。

まどみちおさんの詩で、絵はささめやゆきさん。



 空気を絵にする感性。すごいなあ!

 「ぼくの 胸のなかに いま はいって

きたのは」

で始まる。

 「いままで ママの 胸の なかに

いた くうき」

と続く。

「おなじ 家に すんで おれば

いや おなじ 国に すんで おれば

いやいや おなじ 地球に すんで おれば」

「いつかは

 おなじ くうきが いれかわるのだ

ありとあらゆる いきものの 胸の なかを」

と続く。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ひとつの 地球を めぐる くうきの 

せせらぎ!」



「それは うたっているのか

 わすれないで わすれないで・・・と」



「すべての いきものが

 兄弟であることを・・・と」



 まどさんの生物観、生命観は宇宙へと導かれる。

 ほっこり!

 これが、まどさんの『くうき』という詩。



 幾度も幾度も繰り返したい永遠詩である。


注意!注意読本

2017-12-22 08:49:16 | 日記
注意!注意読本

平成29年12月22日(金)

 今朝は、薄雲のいたずら(?)で

朝日が二つに見える。

 乱視朝日?

 昨日は、のんびり歩いて中央図書館へ。

 本の貸借だ。

 三十数年もかけて完成したという川端誠

さんの絵本をメインに探す。

 先ずは、画面で検索。1冊あり。場所検索。

絵本の作家順に並んでいるカーブ型本棚に。

 あ~かまでは、母子などの開き読み

コーナーにあることを知らず。

 たまたま乳児とお母さんが絵本でお話中。

といっても、乳児の反応の声のみだが。

 お母さんが、子どもさんに優しく注意

している囁きも聞こえる。

 乳幼児とお母さんの本を挟んでの会話

ぐらい自由にできる猶予のある図書館に

なったらといいなあと、願いながら探す。

 靴を脱いで上がると、川端さんの絵本が

いっぱい並んでいた。

 久し振りの五味太郎さんのコーナーも

のぞく。『注意読本』という絵本がある。

 一緒に借りることにした。

 これが『注意読本』。ちゅういどくほん。



 ちょっと前に開いてみる。

 「すこやかに そして力強く暮らして

ゆくためにはぼんやりとしていてはいけ

ません いろいろとちゅういしましょう」

 と。

 最初のページは「寝坊に注意」。

 「なにはともあれ 起きなくてははじまり

ませんので ねぼうには注意しましょう」

 最後のページは、

これ。

 

 「注意のしすぎは あなたの健康を害する

おそれがあります 注意しましょう」

だ。

 吹き出してしまった。

 五味太郎さんの絵本はいつもこんな調子。

 65ほどの注意がしたためてある。

 中でも惹かれたのは、



 「勇気に注意」と「根性に注意」

「思い切ってみてケガでもしたバカバカしい

のでそんなはげましにのせられないように」。

とか、

 「あんまり得意でないものはある程度まで

がんばるように」と注意して下さっていること。
 
 「『今日はどうだったの?』に注意」

「とりあえず こんな聞き方をするのが母親

というものですので支障のない範囲で応えて

おくように 注意しましょう
 
『べつに・・・』というのが最悪ですので」

なんていうのも面白し。