紫蘭と知らじ
令和元年8月21日
ゲリラ雨。
雨音がこんなにするとは、
今夏のここ数日の雨音だ。
夜半、サイレンの音がし、
近所で止まったような感じ・・・。
夢うつつ状態の中で、そして、
また「ウーウーウー」と
平常はけたたましいサイレンも
雨音で消されたよう。
救急車かなと脳裏を横切るが
まだ夢の中。
携帯の防災警報のおしらせが
はいる。
その音ですっかり目覚める。
見ると、青梅市で大雨、土砂災害
等警報3になっている。
アメダスを見ると、洪水や氾濫が
起こりそうな低地に色違い。
あきる野や飯能の方にも出ている。
多摩川は、小作の堰の方から非常時の
サイレンがなる。その気配はなし。
大丈夫と、また眠りに入る。
朝、歩行禅に行こうとすると、
とんがりぼうしが数本並んでいる。
覗くと、あのゲリラ雨で土砂崩れ。
大丈夫じゃなかったのだ。
不幸中の幸いという言葉しか
浮かばないが、車三台が被害にあい、
人や家には被害はなさそう。
ちょっとだけ安堵。
そして、朝から夕方までのその対応、
対処、後始末などを支援する。
ほんと、防災対策の方々の素早い
動き、近隣の人たちの協力など
本当に有難い、有難し の一日となる。
今朝は、藤枝市へ。
個人宅に芭蕉句碑。
石部さんのお宅の玄関前にある
という。思い切って行ってみる
ことにする。
タイミングよく奥様がお見えに
なる。ご主人は随分前にご逝去と
のこと。
句碑は、シランの葉に覆われて
いる。
「もう邪魔で・・・」と関心のない
方には、無用の長物。
可愛い句碑だが、刻印は鮮明。
句は、
「馬方は 志らじ時雨の
大井川」 はせを