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ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

城攻め ~アルハンブラ宮殿編~

2011-07-05 01:06:24 | おでかけ:おしろ

スペイン・アンダルシア地方の旅
何がよかったって、やっぱり城さ!


Palacio de la Alhambra



事前にネットで調べた所
「グラナダ市内から車で行くのは治安的に危険」とあった。
事実かどうかホテルのフロントのお姉ちゃんに聞くと
「Difficult」と一言。
道が狭かったりわかりにくくて困難なのか、
マジで危険で大変なのか、
はっきりしなかったが(させなかったが)
とにかくバスで向かう。



もう入ってすぐにテンションあがったね。
だって



こんな壁なんだもん。
なんでも9世紀に造られた要塞だってよ。
古すぎてたまらないわ
空を舞う黒い影は全部ツバメ。
壁の穴はツバメのアパート化してた。




カルロス5世宮殿。
ここは16世紀の建造物。
壁のボコボコが気持ち悪い。


目玉のナスル朝宮殿へ。

いきなり度肝を抜かれたmichnahe、いやたぶん観光客全員。



なに!?この壁。
どうなってるの???




こうなってるの。
これ、全部彫ってある。
彫ってから貼り付けたのか、壁から直接彫ってるのか・・・
一生懸命継ぎ目を探してみたけどよくわからず。




四方八方みんな彫ってある。
下のタイルも美しい。
1238~1492年のイスラム王朝時代に作られたもの。




イスラム文化ってすごいな。
ここでこんなんならイスラム教が今も根付くアラブの国の城なんて
もっと凄いんじゃないの!?




写真ではわかりにくいけどかなり高い天井部分。
まるで満天の星空のよう。




これも全部彫り。
細かすぎて目が眩む。




遠目から見ると、これが石で出来てるなんてとても思えず。
ただただ圧倒されるばかり。







こんなヨーロピアンな所もある。
カトリックに政権を奪われた後の作品か?


暑さと美しさにクラクラしながら王宮を出て



バルタル庭園へ



またここにこんな好みの壁が。


そして夏の別荘、ヘネラリフェへ。



石畳も凝っている。
グラナダ王国の職人さんは随分根気強い人ばかりのようだ。

グラナダだけでなく、他の欧国も日本も
昔の人の技術ってほんと素晴らしい。
現代の人々は果たして同じものをゼロから作れるのだろうか?




イスラム庭園というらしい。




最後に全体像。


見所が多くて写真もこんなに載せてしまったが
いやはや、とにかく素晴らしかった。
ドイツ以外での最後の城にふさわしい所だった。

今まで見たことのない文化、建物。
何十ヶ所も城を見てきたけれど、
外側もいい、中も素敵ってなかなかないのよ。
ここは是非行くべき城だわ!
さあ、みなさん、スペインへ。








 



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