トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

コクチトグチ

2011-03-31 20:58:53 | おべんきょう

【みたびお知らせ】

Bielefeld独日協会のチャリティーコンサートの内容を
より詳しく教えてもらいました。
独日協会のサイトです。

クラシックからドイツポップス、日本の歌もやるみたいですね。
日本人演奏家の方が沢山出演されるようで。
私にも身を削れる何かがあれば・・・。

4月3日(日)  
Rudolf-Oetker-Halle  (Lampingstr.16 33615 Bielefeld)
16時開場 17時開演
協力費 20ユーロ

集められた寄付金は日本赤十字社に送られます。



 

ドイツ語の授業が辛い。



先日新しく加わったメキシコ人女性は
naheと同時期にドイツに来たそうで
最初は全く喋れなかったらしいのだが、
今はもうペラペラ喋ってる。

なに?この差。


年齢と、夫がドイツ人ってことが大きな違いか?
でも「家では英語がメイン」って言ってたよ。
なんでそんなに喋れるのよ。


性格も明るいようで、最初から積極的に発言する。
先生とも話が弾んでどんどん話が広がっていく。
もう一人のオーストラリア人も不自由なくその話に加わってる。

naheだけ置いてけぼりさ。

短い文章だったらなんとか察することができるけど
もう長くなるとダメ。ついてけない。

内容がわかってなんとか話に潜り込みたくても
言いたいことの単語がわからずなかなか発言できない。


もう先生もnaheの方なんか見ちゃくれないし


これまでもずっとこんな環境だったけれど
そこで「一人わからない自分」を結構楽しんだりしてたのだが
もうそろそろ面白がってる場合じゃないでしょ。
駐在生活もあとわずか?
何か成果をあげなくては。


やっぱり週2じゃ全然足りないね。
4月。新しいことを始めよう。
さて、何しようかねぇ~。



ベーテジュース

2011-03-30 16:46:57 | おかいもの

食材改革はまだ続く。
日本では見たことのない野菜たち。
どうやって調理すればいいのかよくわからないのでずっと手付かずのままだった。
そろそろこいつらにも挑んでやるか。

これまた放置していた食材事典で調べてみる。
まずはこいつから。



Rote Bete 
日本名では赤カブとかテーブルビートというらしい(Wikipediaより)
・・・日本にもあるんだ。
しかし北海道育ちのnahe「ビート」と聞くと砂糖の原料をイメージしてしまう。
甘いんじゃないの?
本にはサラダやスープに用いると書いてあるけど
そんな甘いものを料理に!? 
カボチャ的なキャラなのか??


まずはどんな味なのか確かめてみよう。
手っ取り早く確かめられるのはこれだ!



ジュース♪ なんか違うか?




見よ、この毒々しい濃赤色。
ブドウジュースや赤ワインよりもねっとりした赤だ。
この赤色、体内で分解されずにそのまま出てくるから気をつけろ。
翌日のトイレで「ギャッ!下血!?」と驚かぬように。


飲んでみる。
まずは青臭いような土臭いような・・・そんなニオイが鼻をつく。
そして甘い。まったり甘い。のっぺり甘い。
そして口の中に広がる野菜臭さ。
キャベツやゴボウを生で齧った時のような・・・
生のゴボウなんて食べたことないけどさ。

ひとくち飲んでmichはギブ。
naheは飲めるけど・・・
いや、自分で買ってしまったものだから義務感で飲めるけど
美味しいとは思えない。



う~ん、とっかかりを間違えちゃったかな。
最初から生を試せばよかったかも。


しかしこのロートベーテ。
生のは芋やキャベツと同様に季節関係なくスーパーに売られているし
缶詰、瓶詰めなど加工されたものも沢山あるのだが

これを買っているドイツ人を見たことがない!



本当に食べているのか?ドイツ人。
それともたまたまnaheの目に入ってないだけなんだろうか。



サマータイムマジック

2011-03-27 23:42:59 | おうち

本日27日からドイツはサマータイム。

土曜日、ドイツ人のおうちにお邪魔したmichnahe。
話が弾んで?気づけば午前1時。
家についたのは1時半過ぎ。

もう眠くて眠くてしょうがないんだけど、
あと30分後のサマータイムになる瞬間を見届けたくって
大晦日の子供みたいに頑張って起きてた。
パソコンの時計が1:59から3:00と変わったのを見て
「おおー、ほんとに飛んだぁ!」と喜んでみたりして。

で、3時という現実を認識した後は
「もう夜更かしは辛い年齢なのよ」とヨタヨタベッドへ。

そして今日は天気もよくって
19時過ぎても陽が燦燦。
「明るいねぇ~、日が長くなったねぇ~。」
いや、昨日までこの時間まだ18時だし。
このサマータイムマジックに思いっきり躍らされているnahe。

一方michは
「体がサマータイムについてけない」などと言って
21時前に寝に入った。
ナイーブすぎだろ。



このサマータイム制度、
naheはなかなかいいと思っている。
いつまでも太陽が出てるとそれだけで開放的な気分になる。
ただ、いつまでも昼気分でいると
「え?もう20時!? michが帰ってきちゃうじゃん!
ご飯何にも作ってないよーーー」
ってピンチ状態に陥る頻度も高くなる。
これもマジックの甘い罠。


そんな罠があるにせよ
遅くまで明るいのは素晴らしい。
これで明日の語学学校へも
電灯ひとつない道路を、
30cm程先しか照らさないボロチャリライトだけで
「ひいぃ~見えないぃ」と恐る恐る進むこともなくなるのだ。
サマータイム万歳!





告知ふたたび

2011-03-26 12:17:42 | おうち

【お知らせ】

Bielefeld独日協会のチャリティーコンサートについての情報です。

コンサートの内容はみっちゃんさんのブログに詳しく載っています。
一部YoutubeにUpされるようなので、日本在住の方も観ることができます。

4月3日(日)  
Rudolf-Oetker-Halle  (Lampingstr.16 33615 Bielefeld)
16時開場 17時開演
協力費 20ユーロ

集められた寄付金は日本赤十字社に送られます。




城攻め ~Waldeck候国編~

2011-03-24 11:50:05 | おでかけ:おしろ

日曜日、天気がよかったので恒例の城ドライブを。
今回は我が家から南東へ向かってみる。


Schloss Rhoden



1230年にこの辺りの候国のお城として建てられた。
今は老人ホームになっており、周りからちょっと見ることができるだけ。






Schloss Welda


住所をメモして行ったのだが全く城の看板がでていない。



こういう建物は前に行った城にあったから合ってると思うんだけど・・・

中に入ってもよくわからない。



馬とかいるし。個人宅??


「たぶんこれだよねぇ?」「・・・これということにしておこう」



合ってた。 1736年の建物だそうだ。
しかもどうやらこのお城、只今入居者募集中らしい!
憧れのお城生活が君にもできる!!
265平方メートルで月1600ユーロ。
安いんだか高いんだかよくわかんないな。



なんだか城だかなんだか特定し難い「物件」をふたつもまわってしまった。
マニアックすぎるぞ、michnahe。
やっぱり「城」らしい城は、ちゃんと観光ガイドに載るものなのね。



次は

Schloss Arolsen



おお、これは間違いなく城でしょう~♪

1171年に修道院として建てられ
その後ヴァルテック候国の城となりバロック様式に改築される。



美しい城だけど庭は特になく、裏にもまわれない。
日曜は内部見学もできずにすぐに見学終了。




しかたなしに近くの教会まで散歩。


次。

Schloss Höhnscheid



1200年に修道院として建てられ
その後ヴァルテック候国王子の城となったらしい。
今はホテルになっている。

周りをうろついて写真を撮っていたら
オーナーらしき男性が不審がってよってきた。
naheが2~3個言葉を交わし正式に撮影許可を得たら
michが「こんな所で役所広司にあうとは」だって。
確かに似てたわ。





本日最後のお城は

Schloss Waldeck


Waldeckの町自体が小高い丘の上にあり
城塞都市って感じだ。
なんだかワクワクする。


そして城の全景がとってもカッコいいのよ~。







いいね~、この岩。





いいね~、この石。

1120年建立。
王の城として使われたほか女性刑務所にもなっていたらしい。
現在はホテルや博物館などになっている。


眼下に広がるのはEdersee





絶景だぁ~。
天気もよくて気持ちいい。春だねぇ~。

ここのカフェで美味しいワッフルを食べて
今日の城攻めは終了。





コンサートのお話

2011-03-22 11:58:47 | おさんぽ

【お知らせ】

Bielefeld独日協会がチャリティーコンサートを行うようです。

4月3日(日)  
Rudolf-Oetker-Halle  (Lampingstr.16 33615 Bielefeld)
16時開場 17時開演
協力費 20ユーロ

集められた寄付金は日本赤十字社に送られるようです。

コンサートの内容はよくわからず・・・。
情報が入ってきたらまた載せましょう。



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コンサートといえば
先日地元のホールで行われたシンフォニーコンサートに行ってきた。

年末年始にクラシックコンサートの華やかさ・面白さを堪能したmichnahe、
調子に乗って地元の楽団のも観てやろうという目論みである。

1ヶ月くらい前にチケットを買ったのだが
その時はもう後ろの方しか空いてなかった。
結構人気があるのね。期待は高まる。


この町で一番大きい(と思われる)ホール。
ここに入るのはこれが初めて。

ロビーにはドリンクブースも設けられ
みんなゼクトやワインを片手に談笑。
おおクラシックコンサートっぽいわ~。

しかし年齢層が異様に高い。平均年齢60歳くらいじゃなかろうか。
若い人はほんの数人。みんな興味ないの!?
演歌ショーを観にきた気分だ。


ホールに入ってみる。



う~ん・・・しょぼっ!

日本の公民館レベルのステージだわよ。
1000席くらいはあったみたいだけどnahe達の所はパイプ椅子。




この日のメインプログラムはモーツァルトピアノ協奏曲25番。
Aleksandar Madzarというセルビア出身のピアニスト。


周りの観客は照明が落ちても楽団員が入ってきても
ワイワイガヤガヤ。
ちょっと~、まさかこのままお喋り続けるんじゃないでしょうね。
指揮者が入ってきた所でようやく落ち着く。
フランクすぎだわ。


そして演奏が始まる。
この曲も「はい、モーツァルトですよ」的なオープニング。

だけどなんだろう。
ホールの音響が悪いのか、はたまた演奏が悪いのか
それともこういう意図の曲なのか
全然迫力が感じられない。
ウィーンのオランジェリーの方がよっぽどいい音だ。

しかもピアノも単音でメロディーを弾く部分が多いので
なんだか音が小さくて
「あぁ、隣のお姉ちゃん、またピアノ弾いてるねぇ。上手だねぇ」
みたいな印象だ。
寂しすぎるーーー。


隣のmichは寝てるし


休憩時間をはさみ次の曲は
ドミートリイ・ショスターコヴィチって人の交響曲第5番。
michnaheは全く知らない作曲家だったのだが
1930~60年代に活躍したロシアの作曲家らしい。
現代的なクラシック?

予習も何もなくぶっつけで聴く。
映画音楽みたいな感じもあったが
なんか展開に脈略がなく、テンポもくるくる変わったりで
難しい曲だった。
それにnaheの神経を逆撫でするようなフレーズが多々あったので苦手。



この曲、結構打楽器が使われていて
ティンパニーに木琴、鉄琴、ドラにシンバル、ピアノまで。
打楽器隊は一番後ろの列にいるのでよく目立つのだが
その中で一人じっと座ったままの人がいる。

隣の人なんて小太鼓叩いた次はドラ叩きに立ち上がったりと
忙しく動き回っているというのに
彼はひたすら座って指揮を見つめたまま。
一体彼は何のパートだ??
naheはもう彼から目が離せなくなった。

第一楽章、第二楽章、第三楽章・・・
動かない。

もしやただの観客?
「俺もさステージに立ってみたいんだけど、ちょっと入れてくんない?」的な
モンスターカスタマーか?

そして第四楽章。
どんどん盛り上がってきた部分で彼がついに動いた!!
密かに興奮し固唾を呑むnahe。

さあ、何を持つ!?



 ちーん。


トライアングルかよ!


彼はやり遂げたよ。
最後の最後に重要なトライアングルの音を奏でてたよ。

たったこれだけの為に何分じっとしてたのよ。
途中ちょっとしか出番のなかったピアノの人がやってもよかったんじゃないのぉ?
なんかとってもトホホな気分でコンサートは終わった。


michは管楽器隊の演奏に不満だったよう。
いきなりウィーンなんかで凄いのを聴いたもんだから
耳が肥えちゃったのか?

毎月定期演奏会が行われているんだけど
今後も行くかどうか・・・。
それよりベルリン行きたいね。


 

 


音楽の力

2011-03-19 01:49:29 | おうち

michのその後のギターだが
コツコツ自力で練習し、
簡単なコードだけで編成されている曲は弾けるようになった。

それを知ったユニット?のリーダーが
とうとう課題曲をmichに与えた。
もらった楽譜のタイトルは「秋桜」

いい曲だよね。ジーンとくるよね。
さだまさしって天才だよね。

しかし・・・

暗いっ


物悲しいコード進行
ただでさえ震災報道を見て暗い気分になってるというのに
ますますますます気が滅入る。

なぜにこの曲をチョイスしたの?リーダーさん。
どこで誰に聴かせるのか知らないけどさ、
このご時勢だもの
もっと明るい気分になる曲とかさ、
日本情緒を感じさせるような曲とかさ、
他にいろいろあるでしょうに。
それともmichの実力ではまだこの曲しか無理ってこと?


当のmichも弾いているうちに気が滅入るらしく
練習に熱が入らない。

リーダー、課題曲変えてくれ~。





ところで
今、日本で「アンパンマンマーチ」が評判だという噂を聞きつけ
naheも早速聴いてみた。
YouTubeがものすごく重かったのだが、
皆こぞって聴いているのだろうか。

今まで意識して聞いたことなかったけど
なんていい曲なんだろう。

アンパンマンの存在と明るい曲調は子供達を
そしてこの深い歌詞は大人達を
励まし勇気付けてくれるのだろう。


そうだよ
生きるって嬉しいことなんだよ。



音楽ってすごいね。
ドレミファソラシド、たったこれだけの音階なのに
組み合わせ次第で気分が暗くも明るくもなる。


被災された方達は
まだ音楽なんて聴いている余裕はないかもしれない。
せめて私達はこういう音楽を聴いて気分をあげて
自分達もアンパンマンにならなくっちゃ。
顔の半分くらいなくなったってどうにかなるっしょ。


そして今も危険な場所で働いている
沢山のアンパンマンに多大な感謝を。



海外にいる私にできること

2011-03-17 15:32:52 | おうち

さっきドイツ人の友人と会ってきた。
彼女は地震当日も「家族は大丈夫だった?何か手伝うことない?」と電話をくれて
ひとり家でニュースを見ながら心細くなっていたnaheは
その電話にとっても励まされた。

今日も彼女は地震によるmichnaheの家族・同僚
そして日本のことを大変心配してくれて
「なにかできることない?」と聞いてきた。

「今は祈ることしか・・・あとはできたら募金を」
そう答えたのだが、
この自分の言ったことに今とてもひっかかっている。


彼女がnaheと知り合ったことにより
日本という国を前より身近に感じ、被害状況に心を痛め、
自ら「募金したい」と言うのであれば
私も快くその方法を教えたり、お金を預かったりできるだろう。

だけど私から「募金してほしいんだけど」と持ちかけるのは違う気がするのだ。


Yahoo!ドイツでも日本への義援金を集めるサイトが開設されている。
そこにメッセージも書き込みできるようになってるのだが
(以下naheの曲解も含まれていると思うのでご了承を)

「喜んで募金させてもらうよ」
「日本ガンバレ」
こんなコメントが沢山あって嬉しく有難い思いになるのだが

「日本なんて豊かな国だから自分でどうにかできるでしょ。寄付なんて不要」
「なんで日本だけ?ニュージーランド地震ではこんな募金サイトできなかったよ」
「私は日本ではなくアフリカや戦争地域の難民に寄付したい」
そんな意見も沢山ある。
ごもっともだ。

naheだって今まで世界各国沢山の災害を見てきた。
悲惨な状況に胸は痛んだが、所詮対岸の火事で何かしようとまでは思わなかった。
災害をあざ笑ったり楽しんだりすることは非難されるべきだが
寄付をするしないのは個人の意思、誰も責められるものではないだろう。



もし私の友人がそのような考えだったら
私から「募金を」と呼びかけることは
善意の押し売りになってしまう気がする。
「友人としてnaheを助けたい」という気持ちを逆手?にとってしまうような気がする。




かといって既に身近な人々からの募金運動を開始している
沢山の海外在住日本人の方を批判するつもりは全くない。
行動に移すということはとても素晴らしいことだと思う。
ただ私はできない、やりたくないだけ。


そんなnaheができること・・・

日本の状況を正確にドイツ人に伝えることくらいだろうか。
友人からもうちの家族は問題ない所に住んでいるって言ったのに
「こっちに避難させなくていいの?」と言われた。

こちらでも原発のニュースは常に放送されている。
それがどこまで日本のニュースに沿っているのか
naheにはまだ聞き取ることができない。
もしかしたらチェルノブイリ規模まで話が膨らんでるのかもしれない。
もっとドイツ語を勉強しなくては。

 

 

なんかモヤモヤした気分を吐露しただけの記事になってしまった。
すみません。

 


何も言えないけど何か言わずにはいられない

2011-03-11 17:36:56 | おうち

今日は朝からずっと日本のテレビ放送を見ています。
地震・・・酷いね。

ドイツの放送でも大きく取り上げられ、NHKの映像が流れてます。
CNNでは地球規模の津波警報画像が映ってます。


あっという間に陸を飲み込む津波。
大きな火事、何度も起こる余震。
何と言っていいのか・・・ただただ心が痛みます。


札幌育ちで大きな地震に遭った事のないnahe。
過去何度もあった大地震の時は
テレビを見て「大変だねぇ」とただ思うだけで
現実味をあまり感じず
募金さえしたことありませんでした。

だけどドイツにいる今
「日本人」というくくりで生活している今、
東北であろうとどこであろうと
「日本」が災害に遭っているという事実に
かなりショックを受けてます。


幸いmichnaheの親は被害のない所に住んでいるので
すぐに連絡もつきましたが
家族と連絡がつかない海外在住の方は
心配ともどかしい思いで一杯でしょう。



被害に遭われた方、
こんなブログなんて見ているはずもないでしょうが
心よりお見舞い申し上げます。

そして一日も早くみなさんが元の生活に戻れますように。


洗濯洗剤マニアか。

2011-03-11 15:01:41 | おかいもの

お気に入りのシャツにシミがついた。


いつも使ってる

この洗濯洗剤だけでは落ちない。




染み抜き用の重曹系?洗剤や、酵素系漂白剤など試してみたが
さっぱり落ちない。

買い物に行く度に洗濯洗剤売り場で時間を費やすnahe。
次はどれを試せばいいのやら。

そんな時、ある製品が目に入った。

落ちぬなら 隠してしまえ シャツの染み

おおお、これこそ私のモットーに見合う商品だわ。

ドイツの洗濯機は30~90度のお湯で洗う。
染めるのも洗濯機で簡単にできるようだ。

で、生成りのシャツを黒に染めてみた。
とっても綺麗に染まって満足したものだ。


そう、満足してすっかりそのことを忘れてた。


やっちまったよ。色移り。


面倒臭がりの
エコを心がけているnaheは
なんでも一緒くたに洗ってしまう。
で、たまにやらかしてしまう。

染めたシャツは色が褪せ
白いバスタオルはねずみ色に
michのベージュのシャツも無残なグレーに
茶色いハンドタオルにも所々黒い染み・・・
過去最大のやらかしだ。

過去の経験からこの色移りした染みって奴が一番厄介なことは知っている。
結局どうにもできずに処分した物も数知れず・・・
既にこんなに身に染みているというのに
なぜにまたもや私は他の服まで染みさせてしまうのだろうか。


またもや洗剤売り場で悩むnahe。

そこで目に入ったものは


この絵をみるとピンクに染まったシャツが白くなるようだ。
これはまさに今のnaheの為にあるような洗剤じゃないかい?
こんな専用のがあるなんて!カンゲキ

日本にもこういう洗剤はあるらしいが一般的ではないと思う。
ネットでもまず「クリーニングにもっていきましょう」とアドバイスされてたし。
お湯で洗うドイツ人、ちょくちょくやらかしてるのか?


早速試してみる。

洗濯機で60~90℃で洗う設定にし
完全にお湯に衣類が浸されたところでこれを投入。

ねずみ色に染まったタオルは「薄汚れた白」まで復活した。
これは元からこのくらい薄汚れてたってことにしておこう。
michのベージュのシャツはほぼ元の色に戻った。
スゲーよ、これ!!

ただし地模様の黒い部分も色が抜けた。
バケツで着け置きしてみた茶色いタオルは
オレンジ色になってしまった
リスクを伴うので覚悟は必要。



ところでこの還元剤(たぶん)を見つけたとき
そのそばにこんなのも見つけた。

牛の胆汁から作られた石鹸らしい。
シミに絶大な効果があるらしい。
ドイツ在住の方が何人もブログで紹介していたので
欲しい欲しいと探していたのだが今まで見つけることができなかった。
なのにこの日はあっさりと。
一体今まで何を見てたんだろう、私。

そして思う。
最初からこの石鹸を見つけていれば
他の漂白剤を買うことも、シャツを染めることも、
そして色移りすることもなかったのではないかと・・・


購入はしたけどまだその威力を確かめてないので
わかんないけどね!





※今日の記事に載っている洗剤の写真はAmazon.deへのリンクを貼ってます。
ドイツで洗剤を探してる人に役立てたらと思って。
アフィリエイトではありません。