トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

食べログには載せられない口コミ

2016-03-28 01:24:02 | おしょくじ

ちょっと聞いてよ~。

近所にできたプリンで有名なお店のイタリアン系レストラン。
なぜにこんな所へ進出?と驚きつつ
大きな街じゃ人気のお店のようだったので
先日michと行ってみたわけよ。

席についてメニューを見て
とりあえず飲み物はワインを頼もうと。
保守的michnaheは飽きもせずスペインワインをチョイスしたわけよ。

店員を呼びとめて注文しようとしたのだけど
その店員A、他のテーブルの片付けの途中で呼ばれたものだから
片手に皿が載ったトレーを持ったまま注文をとろうとして
端末のカバーも片手で開けられなくてアタフタアタフタ。
見かねたmichが「それ置いてきてください」

戻ってきた店員Aに注文を言うmich。
「鶏レバーペースト」
メニューに書いてある正しい名称はレバーパテである。
「鶏レバーペースト・・・」固まる店員A。
やばい、コイツ怪しい。
「それでは復唱いたします」
普段なら聞き流すことの多いメニュー復唱だが
今回は耳を澄ましてよーく聞く。
案の定、一番最初に頼んだレバーペーストがスルーされている。
mich「鶏レバーが入ってないよ」
A「レバー・・・・」
nahe「レバーパテね」
A「あ!はい」
ようやく通じたみたいだ。ちなみに他に鶏レバーを使った料理はない。
きっと入ったばかりの新人クンなのだろう。
がんばれA。


店員Bがワインを運んできた。
「開けてよろしいですか?」と聞かれたので
「お願いします」と言ったら
スクリューキャップを捻って本当に開けただけで去って行った。
「今の伺い必要?」といいつつmichのグラスにワインを注ぐ。
自分は手酌で。
michが「色薄いねー」なんていうものだから
ラベルの裏面を見てみると

え?!南アフリカって書いてあるんだけど??
うちらが頼んだのはスペインワイン。
まさか、あのAが入力ミスをしたのか?
だけど復唱ではちゃんと合ってたぞ。
ならばうちらのミスか??

メニューをもう一度見ると
頼んだワインはしっかりスペイン産と書かれている。
ところがその上のワインは
名前に「テンプラリーニョ」とスペインのブドウ品種の単語が入っているのに
南アフリカ産となっている。
これってメニューが間違ってるよね?

グラスに注いだもののまだ口をつけていない。
スペインワインの方が安いし取り換えてもらうことはできないか?
店員Cに事情を説明したら
わかったようなわかってないような反応で
「少々お待ちください」

店員Bがスペインワインを持ってきた。
「すみません」の一言もなく「こちらはおさげしてよろしいですか?」
ダメって言ったらどうするんだろう?と思ったけれど
大人だからそんなことは言わないよ、naheは。
グラスは持ってきていなかったB。
「グラスも変えた方がいいですよね?」
あ、これ飲んでよかったの?と思ったけれどそれも言わなかったよ。
すぐにサクっと取り換えられたさ。


ほどなく料理がやってきた。
「レバーパテとアヒージョです」
へ?アヒージョなんて頼んでませんが?
テーブルに料理を置いてさっさと消えてしまったBに聞くこともできず
通りがかったCを呼び止め
「何度もごめんね、これ頼んでないんだけど?」と問い合わせる。
C「少々お待ちください」

そして「すみません、別のテーブルのものでした」
サクっと回収されていくアヒージョ。


その後、パスタを携えてCがやってきた。
「すみません、ハーフサイズを注文されていたのに間違って多く作ってしまいました。
料金はそのままですので、食べてください。多かったら残してください」

えええっ?間違って多く作ったってどういうこと!?
Aのオーダーミスか?
でもそれならうちらがハーフサイズを頼んだってことは気づかないよね。
ってことは厨房のミスか?
この店、どんだけミスが多いんだよ?

心優しきmichは
「これまでの2回のミスのお詫びに増やしてくれたんじゃないの?」なんて言い出したが
それならそれで「お詫びのサービスです」って言ってくれた方が
こちらも快く食べられるでしょ?
さらにミスを重ねた言い方は逆効果でしょ?


なんなんでしょ、この仕打ち。
michnaheがとことんついてないの?
それともみんなこんな目にあってるの??

食べログの口コミを確認すると
2件の口コミがあって2件とも
「接客が微妙」と書かれてあった。
しかしそれはオープンしたての3か月前のこと。
おいおいおい、成長してくれよ。


michが言う。
「レシートちゃんと確認してね」
うん、わかってる。



伝票が来たのですぐに明細を確認。
案の定、ワインがアフリカ産のままだった。
も~、いや。
何度も店員を呼びつけてさ、
端から見たらまるでうちらがクレーマーみたいじゃん。


michはトイレに逃げちゃうし
しかたなくnaheが店員Dを呼び止める。
新しい人物なので一から説明しなきゃならない。
でもこのDはすぐ事情を飲みこめたようで(もしくは店長だったのか)
すばやく「計算し直します」と対応してくれた。


新しい伝票を持ってきたAは
お釣りを入れたトレイもテーブルに置かずに持ったままフラフラ動かして
michが小銭を取りづらくて「置いてください!」という始末。

もう最後まで残念。


余りに残念だったので
michはその足でスナックへ行っちゃって朝帰りするし
naheは家帰って赤福2個も食べちゃうし。


これで料理が美味しかったのなら
まだ救われるのだが・・・・。



でもnaheはあと一回は行くよ。
数か月後にね。
絶対、あのメニューのワインの表示、
間違ったままだと思うから。
それだけ確認する為に、行ってやるさ。
しっかししろよ、パ〇テル。


家族団欒

2016-03-22 19:49:48 | おうち

michの実家に帰省。

久しぶりの家族団欒は


炬燵を囲み、3人それぞれノートパソコンを開きつつ。
すげぇ~。サイバー家族だ。


naheも後ろでスマホを手に参戦しております。
(何に?)


ま、各々見ているものも作業していることも
全く違っており、
そしてみんなで喋っていることも
パソコンとは関係ないことだったり。

自由でいいね。



次回はみんなでネットゲームでもしてみようか?












michのけいけんちがあがった

2016-03-13 02:26:48 | おしょくじ

我が家のカレーはジャガイモを入れない。
michが溶けたイモを嫌うからだ。
溶けなければOKらしいけれど
そこまで気を遣うのは面倒なので殆ど入れないことにした。

本日、michがビーフシチューにチャレンジした。
naheがだらけて寝ている間、一生懸命作ってくれた。
しかしnaheを呼ぶ声は
「失敗したー、まずいー。」

どれどれ。
味見してみると
普通のビーフシチューとは言えない味だが
さほど不味くはない。
少し味を整えさせて
有難くいただく。

しかし本人は納得いかない様子。
そして一言。
「芋が跡形もなく消えちゃった。」

あ、このドロドロはやっぱり芋なのね。
っていうか、あんた、自分があれほど嫌がる芋をいれたのか!?
そりゃ不味く感じるだろうさ!

聞けば、芋を入れたら溶ける可能性があること、
その状態が自分は嫌いなこと、
全く思いもよらなかったらしい。

今までは人に作ってもらって
「不味い、芋が溶けてる」と文句を言うだけだったからね。
自分で作って初めて火を通しすぎたら芋が溶けるという事実を体感したのだろう。

経験値UPです。
これで料理レベルもまた少しあがることだろう。

小学生の家庭科みたい。
おもしろいわ~。


一方、肉じゃがなど2日目までおいといて
敢えてドロドロにしてご飯にかけて食べるのが大好きなnaheは
本日のドロドロシチューも美味しくいただきました。
ご馳走様でした。





3月3日

2016-03-06 10:51:25 | おしょくじ

結局1人暮らしは然程謳歌できず。

無事ワインの買い付けを終えて帰国したmichと
挙式記念日のお祝い。


近所にできた、この界隈にはそぐわない
高級感を醸し出している割烹に入ってみる。

はやりこの界隈にはそぐわない価格設定だった。
5,500円から竹、梅、松のコース。
メニューはなく「その日に入ってるもの」という情報しか与えられず、
ただ予算で決めるしかない。

せめてさぁ「松のお造りにはウニがあって、梅はトロ、竹はイカ」
くらいの違いを教えてくれたらいいのに。
じゃないと松を注文したって「これが松です」と竹の料理を出される可能性だってあるわけでしょ?
と軽く不信感を抱きつつ、梅コースを注文する。

やってきたお料理は


菜の花?と帆立の和え物


ウドのきんぴら あん肝 南蛮漬け


牡蠣と里芋

筍と菜の花の椀物
お造り5種(写真撮ってないや)


河豚大根


ヒラマサの炊き込みごはん


どれもとても美味しかった。
丁寧に作られたって感じ。
出汁がたまらない!
食材は自分でもスーパーで買えるような物が多かったけど
味は自分じゃ絶対作れないわ。

日本酒と共に美味しく頂き
満足満腹。

残ったご飯はおにぎりに持たせてくれて
翌朝の朝食に。
これがまた、程よく硬くなってて美味しかった。



今度は竹コースを頼んでみて、どのくらいショボくなるか確かめよう。