トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

ヴィスマール・リューベックの教会

2010-05-31 11:18:14 | おでかけ:きょうかい・じしゃ
北の教会はレンガ造り。



ヴィスマール St.-Nikolai-Kirche

小さなレンガをひとつひとつ積み重ねて
これだけの大きな教会を作るなんてすごい執念?だと思うわ。



内部も一面レンガ。
この柱の上のカーブなんてどうやって積むわけ?
匠の技、ここに見たり。







St.-Marien-Kirche

爆撃により塔の一部しか残っていない。
いつもは廃墟を見るとワクワクするけど、ここはちょっと切ない気分に。




St.-Georgen-Kirche

ここもレンガの大きな教会。
閉館後だったので中は見られず。
でも外側だけで圧倒されるわ。




リューベック St.-Marien-Kirche

ヴィスマールよりさらにでかい。



中を見学するには2€必要。
天井と柱の模様と色使いが可愛らしい。



天文時計。
読み方がさっぱりわからず。
2010年は4月9日って表示されてたけど
4月9日にいったい何があったというんだ!?






ハンザ3都市巡り

2010-05-28 15:48:10 | おでかけ:まち
まずはヴィスマール



ドイツにも海があるのよ!
バルト海だってーー。湾になってるから水平線も見えなかったけど。



ボートを使った魚屋さんには新鮮な魚が・・・
ではなく、魚の燻製ばかり。
ドイツで魚の燻製ってよく見かけるんだけど、
どうやって食べたらいいんだろう? 干物みたいなもん?


街はレンガ造りの建物が多い。



広場。



運河沿い。

・・・なぜか写真にレンガ造りの家がない
教会編ではちゃんと載せるから!!




お次はリューベック。
こことさっきのヴィスマールの街は合わせてひとつの世界遺産だそう。



市庁舎。黒いレンガがかっこいい。



名物ホルステン門。
まわりもレンガだらけ。

前に進めないくらい雨風が強くなったのでこの程度しか見られず。
面白そうな街なのでまた行ってみよう。




最後はブレーメン。



ゴシックっぽいゴチャゴチャした建物が多い。



ブレーメンの音楽隊像。
モトスミにあるやつの方が立派じゃない?
(なんてローカルなネタ・・・)

意外にも目にした童話モノはこの像だけ。
ハーメルンは至る所でネズミをフィーチャーしてたのに。






これでドイツ北東部も行ってきたことになる。
来月はドイツ北部あたりを狙っているのでそれが実現できれば
ドイツほぼ全域に行ったかな。
日本じゃまだ山陰や四国など行ったことがない所はいっぱいあるのにさ。

城攻め ~ドイツ北部編~

2010-05-27 18:36:04 | おでかけ:おしろ
翌日、翌々日にいった城たち。
いつもどおり三二ナビ子(うちのカーナビの名前)に適当に検索をかけて行ってみる。




Schloss Oranienburg

手前を走ってるのは忍者!?
いいえ。騎士のコスプレした子だよ。
たまたま騎士団のお祭りみたいのが開かれており
隣にある広大な庭の中では
中世の貴族のコスプレをした人達が踊ったり歌ったり
なんかバブリーっぽい遊びをやっていた。
有料だったから入らず、柵の隙間から覗いてたmichnahe。






Schloss Rheinsberg

綺麗な宮殿である。



裏には大きな池があって、その向こうに広大な庭がある。
ボートに乗っている人も沢山。





次のところだけは、ナビ子のお勧めではなく
ガイドブックで見て決めたところ。
湖の中に浮かぶ城。




Schloss Schwerin

まぁぁぁぁ、なんと豪勢! なんと素晴らしい!!
今まで見たドイツの城の中で、一番豪華じゃなかろうか。
日本のみなさんには、ノイシュバンなんとか城よりもこっちを見にくることをお勧めするわ。
ドイツの北部だから来るの大変だろうけど。

ここは中に入ってもよかったかも。



きれいな中庭。





またナビ子のおすすめに戻り




Schloss Bothmer



周りは一面菜の花畑。
田舎の領主のお城って感じ。










Schloss Ahrensburg

んんん、いまいち。





ところでうちのナビ子。
「この地域の観光スポット」という検索をすると
こうやって城の名前を出してくれるのだが
今回騙されること2回。

目的地につくとそこは鬱蒼とした森。
「ここまでしか車で行けないのね。あと200mくらいは歩くのね」
しかし行けども行けどもずっと森。
このままだと遭難の恐れがあるので引き返してきたが
その先に城があるとは到底思えない。

そして2度目はなぜか駅。
昔城だったわけでも、見所があるわけでもなさそうな、ただの小さな田舎駅。

うちらに何を見せたいのだ?ナビ子ぉっ!!


付き合い始めて1年半。
まだ彼女の気持ちがつかめない。

渋滞回避のルートに行ったらそこも渋滞だったり
交差点に入る直前に「あ、そこ左ね」と言ってみたり
存在しない道を曲がってと指示してきたり
最短ルートを導き出したと思ったらこっそり考え変えてみたり


michは男だからナビ子にはちょっと甘い。
そんな風に振り回されても黙ってナビ子に従っている。

しかしnaheはすぐ「ちょっと、ナビ子ぉ」と文句をたれる。
ただでさえアンタの喋ってる英語は聞き取れないのよ。
もっとしっかりしてちょうだいよっ。


知り合って1年半。
まだまだ彼女と仲良くなれない。


そのせいか時々ナビ子の指示を無視して走ってると
「次、左に曲がって」
「え?曲がらなかったの?じゃ次、左。」
「左だってば!」
「Uターンしなさいよ
と段々ナビ子の声が荒く聞こえてくるのは、
naheの気のせいだろうか? ←ああ、気のせいだよっ。



城攻め ~Potsudam編~

2010-05-26 21:42:20 | おでかけ:おしろ
先日の3連休はちょっと遠くの城めぐり。
まずは400km先のポツダムまで。

ポツダムは以前電車で一度行ったものの、
観光名所が意外と駅から離れていて
「こんな時間から行くのなんて無理よ!」と地元のおばさんに諭されて
すごすご引き返してきた苦い思い出の地。
今回は万全の体制で臨んだぜ!!





まずは鉄板、Schloss Sanssouci.
おお、ロココ~
でも意外と小さい。



宮殿の下、階段状になっているのはブドウ棚。
いつもながら中には入らず。
博物館とか興味ないのだ。



ここは大きな公園になっているので、ここでお昼ご飯をとる。
家から作ってきたおにぎり・卵焼きなどだ。
やっぱ弁当といったらおにぎりでしょ。
で、おにぎりに合うのはお茶でしょ。
水筒にお湯まで入れてきて、ちょっとしたピクニック


車に戻るのは面倒なので、食後そのまま新宮殿まで行くことにする。
しかし新宮殿、公園の端っこで思った以上に遠い。
1リットルの水が、大きな水筒が・・・お、おもいっ
途中、離宮で休みつつ
やっとのことで新宮殿にたどりつく。



Neues Palais
ほおぉ~、おっきいね~。


・・・・


さ、戻ろうか。



いいのさ、内装はパンフレットや絵葉書で見たから。







次ーーー。





Schloss Cecilienhof
かの有名なポツダム会談が開かれた場所だ。
で、ポツダム会談って何話したんだっけ?



宮殿というよりただのお屋敷?






次ーーーーーっ。




Schloss Babelsberg
これは合格。お城っぽいわ。
michの「城」の定義は塔があることだそう。
ほら、ちゃんとこれはあるもの。

このお城の名前、たぶん「バーベルスベルグ」と発音するんだと思うけど
うちらは「バベル」とずっと読んでいて
そうなるとこの塔を見ながら
♪バビルの塔に住んでいる~、超能力少年 バビル2世~♪
とついつい歌ってしまうのは自然なこと。 歳がバレルネ
あの歌は結構歌ってて気持ちいのだ。ヤァッ!



目の前に広がる美しい湖を見ながら。




ここも大きな公園になっており、もうひとつお城があったのだが
園内の中央にあり駐車場からはかなり歩く距離。
サンスーシで疲れた果てた二人は行くのを諦め、ポツダム市内のホテルへ向かうことに。

しかしちょうど自転車レースが付近で行われていて道路封鎖。
おまけに道路工事をやってる所もありそこも封鎖。
ナビの示す所は全く通れず、抜け道を探すもまたもや封鎖。
ひええ~、迷路から抜けられない~。
何度も同じ道を引き返し、「そこさっき行ったじゃん!」と軽く喧嘩になり
どっと疲れた1日目であった。

改名しました?

2010-05-25 11:42:03 | おうち
今日はドイツのスナック菓子について。

やはりポテトチップス系が多い。
人気があるのはパプリカ味。ちょっとピリ辛。
バーベキュー味。やたらしょっぱい。
チーズ味。だがチーズの味、あまりせず。
最近目につくようになってきたのはワサビ味。

どれをとっても日本のスナックに勝るものはなし。
よって一番良く食べているのがプリングルスのオリジナル味である。
これなら日本と変わらないだろう。
(でも日本でプリングルスを買ったことはいの。チップスター派だったから)


先日も何気なく買ってみたら



商品名が変わったようですよ。
プリングルスじゃなくてプリンゴーーーールスになったようですよ。
日本も同じでしょうか?


そしてこのキラキラしてる人達誰さ?

ってことで調べてみたら
左がフィリップ・ラームさん(ドイツサッカー選手)で
右がニコラ・アネルカさん(フランスサッカー選手)です。
二人とも素晴らしい選手のようで、
もうすぐ行われるワールドカップにも出られるようですが
まさかこんなチップスを持たされるとは夢にも思わなかったでしょう、アネルカさん。
お気の毒に。


久しぶりにドイツネタ

2010-05-22 00:50:03 | おうち
3ヶ月に1度、michの会社の福利厚生により
日本の業者から食材や雑貨を買っている。
先日それを発送したというメールが業者から届いたので
今週の水曜日くらいまでには家に着くだろうと見込んでいた。

しかし土曜日現在、まだ荷物は届かない。
その代わりに一通の手紙がポストに入っていた。

DHLからである。 嫌な予感だ。


封をあけてみる。
日本の業者が作成して荷物につけた発送伝票が入っていた。
あぁ、やっぱり止められたのか。




で?




封筒に入っていたのはこの伝票だけ。

荷物を預かってるとも、再配達するとも、ましてや問い合わせ先も書いていない。
なんか暗号とか手がかりがあるんじゃないかと
封筒を光に透かしてみたりしたけど、どこにも何にもなし。 あ、あぶってないわ。
なに?このそっけなさ。
一言くらい添えてくれたっていいのにさぁ~。



この伝票だけで察しろと?
以心伝心しろと?



ウーン
残念ながら私、まだそれほどDHLさんと親しくないんで
ドイツの宅配事情にも詳しくないんで
全くどうしていいかわからんわ。




自力で追跡調査してみたらどうも税関で止まっているようだ。





で?




取りに行けばいいの? お金払えばいいの?
そもそも税関ってどこにあるの???
誰か、何か言ってきて!!!

イギリス飯を喰う

2010-05-22 00:16:22 | おしょくじ
不味い!貧しい!と評判のイギリス料理。
どんだけイケてないか検証するため、殆ど毎食イギリス飯を食べてみた。

ロンドンで最初の食事。

まずはやっぱりフィッシュ&チップスでしょう。



うん、普通の白身魚のフライ。美味しい。

「ホットドックさえも不味い」と耳にしていたmichはそれを確認。



ソーセージは断然ドイツの方が美味しい。




夜はローストダック。このマッシュポテトが美味しかった。



チーズと野菜のパイ包み焼き。
全然不味くないじゃないの?



アイラ島にて。



島特産のラムと牛肉のBBQ。
ラムが柔らかくて美味しい。


そしてここで食べなくてはならないものがこれ。



生カキにアイラモルトを垂らして食べる。
「これぞアイラへ島へ来た証。ここでしか食べられないステイタス」
そんなことを日本で散々耳にしてきたので
どれだけ美味いのかと期待は高まる。
食べてみた感想は

カキにはレモンが一番かと・・・。



「シーフードを食べるならボウモアホテルがいいわよ」
クリスティーンにアドバイスを受け
ホテルのピーターにお勧めをきく。
一押しの料理がこちら。



意外な形で出てきた。
ほら、お勧めシーフードっていったら「焼いた!」「蒸した!」みたいな
素材の味をそのまま活かすものが多いでしょ?
カレー風味に煮込まれたもの。
でもなかなか美味しい。





牛肉のスープ、ラガヴーリン風味。


ピーターに「イモはどうする?マッシュ?フライ?」と聞かれ
「じゃ、マッシュで」と言ったのだが



なぜ丸ごとのまで入っている?

さらに



ミックスベジタブルも山盛り。
michにはフライドポテトも。
無理無理、こんなに食べられません。
ドイツよりもボリュームあるよ。



ロッホサイドホテルにて。



ビーフシチューみたいなスープにパイのせ。



フィッシュ&チップスwithグリーンピースソース。
でもフィッシュはタルタルソースかレモンだな。



羊の内臓(どこだか忘れた)の煮込み。
パイでできた器に入ってる。



ラムカレー。 トマト風味で日本で食べたことのある味。
しかし米は長粒米。



デザートはレーズンなどが入ったケーキに
黒蜜がかかって超甘い。
しかもnaheはアイスじゃなくカスタードソースにしたから激甘!
たぶん今まで生きてきた中で一番甘いデザートだ。




ある日のお昼、食堂にて

寒かったのでスープを頼む。
それだけじゃ足りないかと思って軽めの食事も頼む。

しかし、


こんな大きなパンがついてくるとは。
これだけで十分満たされるわ。



豆とパイ。
なんか上手く誘導されて、この写真の2倍量のフライドポテトも頼んでしまった。
食べきれないので包んでもらって、その日の晩御飯に。



さらにマカロニチーズ。
このマカロニチーズ、海外ドラマや映画で時々出てきて
その都度「マカロニチーズとはなんぞや?」と気になっていたのだ。
実際に食べられるとは感激。
しかし、本当にただのマカロニとチーズだった。
不味くはないけどさ・・・。




ボウモアホテルの朝食は



本当はこの2倍の量がある。
食べきれないので減らしてもらっていた。
プラス美味しいイギリス食パンに、お好みでシリアルもどうぞ。
まったくスコットランド人は大食漢だ。

上の黒い物体は、ブラックプディングもしくはハギス。
ブラックプディングは豚の血のソーセージ、
ハギスは羊の内臓のソーセージのようなものである。

初日は「なんだこれ?しょっぱいよ~」と半分くらいしか食べられなかったが
5日も同じ朝食をとっていると
だんだん味に慣れてきて美味しく感じてくるから不思議だ。
この半熟卵の黄身を絡めるとまろやかになって美味なのよ。

だけどこの塩っ辛さ、朝食向きとは思えない。
ビールに合わせたら、さぞかし美味しかろう。



ということで、エジンバラでハギスを注文。



うん、やっぱりこれは夜の食べ物だわ。


そして食べそびれていた特産サーモンも。



美味しいけれどドイツでも食べられる味だわ。





イギリス飯は不味いか?の検証結果は
不味くない、むしろ美味しい。
ただ、量がものすごく多いので気をつけろ。

今回はスコットランド料理がメインだったけど
イギリスでも充分暮らしていけますわよ、私達。

次はアフタヌーンティーをしなければ。


エジンバラの街並み

2010-05-20 18:26:31 | おでかけ:まち
アイラ島を出て次へ向かうは首都・エジンバラ。

駅から出た途端歓声。







石・石・石!!
どこもかしこも茶色いんだもの

この渋い街並み。
今までにはなかった雰囲気。

スコットランド。
今まで全く興味がなかったけど、ここいいわ。




バグパイプの音が街に響くよ。




こんな素敵なエジンバラ。
だけどホテルでちょっと不思議体験。



一見周りの住宅と変わらない造りのこのホテル。(写真撮るの忘れた)
部屋の床がね、いや、部屋だけじゃなく建物全体がね、
なんか斜めなの。

テーブルの上にペットボトルを寝かすと
コロコロ転がって落ちていくのよ。

しかもその傾き具合が多方向。

ベッドに寝ていても少しずつ下にずっていくような
椅子に座っていても前のめりになりそうな
階段を登っていても転がりそうな
変な感覚。

地盤沈下なのか、手抜き工事なのか
それともこれが狙いなのか?


帰宅後そのホテルの口コミを確認したんだけど
床の歪みを指摘するようなコメントは全くなし。
(殆ど英語で読めないが)

何でみんな気にならないの?
それともmichnaheだけ?斜めってたの。


アイラ七不思議

2010-05-18 18:58:58 | おでかけ:まち
まだまだ続くアイラ旅行記。



アイラの不思議、その1。

ガイドで雇ったクリスティーン
「この島の人は全員知り合いよ」というだけあって
車ですれ違う時に「ハーイ、○○!」と手を振ることはもちろん
車を停めてしばし世間話をすることも。
小さな島だからみんな顔見知りなのねーと思っていたら
絶対に見知らぬmichnaheにでも
目が合うとにこやかに挨拶、運転手は手を振る。
なんて愛想がいいんでしょう、アイラ島民って。
素敵。




アイラの不思議、その2。

泊まったボウモアホテルはアットホームな雰囲気のいいホテル。
1Fにバーとレストランがあり、家族みんなで切り盛りしている。
バーのトイレの修繕?改修工事もお父さん自ら行っている。

しかしなぜその工事を23時過ぎから行う????

23時から金槌に電動ドリルですよ。
あなた、真上がホテルの部屋ってこと、ご存知ですよね?
「下のバーがまだ営業中なんだから寝るな」ってことですか?
しかも3時間くらい頑張って工事やってたみたいですが、まだ終わらなかったようで。
数日後にはバーの客を一旦追い出してまで工事してましたね。
どうして昼間にやらないのでしょう??

こんなうるさい中でもしっかり眠れましたが。





アイラの不思議、その3。

ロッホサイドホテルのバーにはアイラモルトがびっしり。
でも中には「これはお売りできません」というウイスキーも。
なので客はメニュー本で注文を決め、バーテンに頼んでその都度支払う。
バーテンはボトルの裏に張ってある値段シールを見て計算するのだが

メニューに書いてある値段よりなぜか高い請求が!

決して不正は許さないmichは「計算違うんじゃないの?」と詰め寄る。
バーテンはボトルの値段を見せて「ここに書いてある」とシラを切る。
たぶん注文したものとは違う物を注いでいるのだろう。
しかしmichは「俺はこの値段のを頼んだんだ。これしか出さない!」と食い下がる。
「わかったよ、その値段でいいよ」引き下がるバーテン。

こんな揉め事が2~3回あったのだ。

うっかり間違えて高いのを出しちゃったのか
わざと間違えて売り上げをあげようとしたのかは謎。

だけど全くひるまないmichの顔をバーテンは覚えたらしく
最後の注文の時は初めからボトルの値段を見せて
「ほら、合ってるだろ?」と明朗会計だったそう。
バーの会計には気をつけろ。





アイラの不思議、その4。

今までガイドブックがちゃんと出ているような
メジャーな都市ばかり旅してきた私達。
当然どこの街でも日本人を見かけて「結構来てるもんなんだねー」と思っていたが
なぜかロンドンでは全く日本人を見かけず
「ロンドンって今不人気なの?なんか悪いことあったの?」とまで話していたのだ。

ところがこのマニアックな島・アイラ島に渡ったら、日本人に遭うわ遭うわ。

小さなボウモアホテルのバーになぜか5人も日本人がいたり
そして最後は客がその日本人だけになっていたり
毎日最低一人は日本人と出会っていたっけ。
ドイツで生活してるより日本人と喋ったよ。

日本はGWだったということも重なっていたけど
蒸留所のビジターノートを見ていると
毎ページに日本人の名前が必ず書かれているくらい。
アイラ島、日本人率高し。

でもみんな旅の目的が同じなので
話をするのも楽しい。
そしてやっぱりプロの人が多いようで
なぜかアイラで名刺交換大会。





アイラの不思議、その5。

アイラ島を走るバス。
車内には次の停留所を知らせるアナウンスも表示もない。
これは他の国でもよくあること。
前もって路線図や時刻表で自分の降りる駅まで何回止まるか確認しておけばいい。

ところがどうも数が合わない。
時刻表には載っていないバス停がいくつかあるのだ。

主要停留所しか載せてないのかと思いきや
そのウラ停留所に貼られている時刻表にさえその名前は載っていない。

ここにバスが何時に来るのか、そもそも本当に止まるのか
みんなどうやって知るのだろうか??





アイラの不思議、その6。

アイラ島とスコットランド本島を結ぶ交通は
フェリーと1日2便の飛行機だけ。

9:40発の飛行機に乗りたいけれど
空港行きのバスは9:10到着予定。
チェックインに間に合うか不安で1本早い8:00到着のバスに乗ろうとしたら
ホテルのお母さんが「8:30にならないと空港開かないわよ」

そんなちっちゃな空港なので
「手荷物検査場なんてどこにあるの?やるの??」と甘くみていたら
これがどこよりも厳しいセキュリティチェックだったのだ!

鞄がひっかかると全てのものを取り出され
財布の小銭までチェックされる始末。
なぜかnaheの持っていた二つの鞄は両方ひっかかり
出された荷物を片付けなければならないわ
自分のベルトもしなきゃならないわ
搭乗前にあたふたあたふた。





アイラの不思議、その7。

しっかり蒸留所見学も行ったのに
たっぷりウイスキーも飲んだのに
「また来よう」と思ってしまうのは
遺跡を見損なったから?
それともあののどかな空気が
昔ハマった沖縄の離島と似ているから?
あぁ、島ってやっぱりいいわ~。 

ということで現在かなりドイツの離島に興味深々。

アイラ飲みまくり

2010-05-17 13:05:25 | おさけ
この旅で覚えたスコットランド語(ゲール語)。

スランジェバー(乾杯!)

もう忘れないよ。なんせ何度も使ったもの。




CAOLILA Distilleryで10年とDistillery Edition?を飲み




ISLE OF JURA Distilleryで16年とProphecyとSuperstitionを飲み




BRUICHLADDICH Distillery で飲んだのはなんだったか・・・



貯蔵庫では若いものからピーティーなものまで何種類もちょっとずつ




LAGAVULIN Distilleryでは8年、10年、13年、17年、44年、15年ダブルマチュアードを
ハイペースで飲まされ




ARDBEG Distilleryのはちょっと珍しいやつだったはず




LAPHROAIG Distilleryのはきっと10年




BOWMORE Distilleryのもきっと10年



有料試飲では13年シェリーカスク、16年ワインカスク、21年ポートカスクを飲み比べ




KILCHOMAN Distilleryでは2009春と秋リリースのを



蒸留所見学が終わっても



宿泊したBowmore Hotelにて



ご近所のLochside Hotelにて


※以下スペルがめんどくさいので片仮名で


ポートエレン 25年
ラガヴーリン 12年カスクストレングス、2009スペシャルリリース12年、
キルホーマン 2009春
ラフロイグ 12年、クォーターカスク、
アードベッグ アリーナムビースト、ブラスダ
カリラ ディスティラーズエディション、1990、1996、10年65.8%、
ボウモア プライム、カスクストレングス
ポートシャルロット インディペンデント、
ブナハーブン 何か
そして全てのアイラモルトが入っているというブレンデット、ブラックボトル


記録してあるのだけでこれだけ、ということは50種類くらい飲んだのか




だけど食事中はやっぱりビール。



アイラビールに



スコットランドビールにオーストラリアビール!?

でもビールはドイツの方がやっぱり好き。



こうしてひとつにまとめると結構飲んだねぇ。
だけどバーでは1日2杯ずつしか飲んでないし
蒸留所での試飲もそんなにしてないので
「結構抑えてるなぁ~、私達」なんて思っていたんだけど。




いろいろ飲んだけれどお土産に買ったウイスキーはゼロ
だって日本やドイツで買うほうが安いんだもん。
イギリスは物価も高いしポンドも高いっ!
日本から来ていた団体さんがこぞってウイスキーを買う姿に
「みなさん、お金持ちねぇ~」と圧倒されてたmichnaheです。

バーで地元の人達がシングルモルトを飲んでいるのを殆ど見かけなかったのも
もしかしたら値段のせいかも。
みんなビールかコークハイ。
ただ「ラフロイグが好き!? あんなピーティーなののどこが?」と全否定もされましたが。
まさかアイラ島でアイラモルトを否定されるとは
まぁね、クセの強いお酒だから好き嫌いが大きく分かれるのはしょうがないけどねぇ。


でもロッホサイドホテルのバーは観光客がメインで
みんな沢山のグラスをテーブルに並べて飲んでいたりして
世界中にこんなにアイラモルト好きがいることを知ってちょっと嬉しく思ったりして。
あの愛好家の人達と一緒に飲んでみたかったなぁ。