GWのある一日
michは滋賀県でゴルフに出かけ
naheはひとり自由時間。
こりゃ京都でもいくかね。
今はソロ活なんていってるけど
京都一人旅は何度か経験済。
特に行きたい所があるわけでもなく
うーん、どうしようかな。
あ、そういえば行きたかった所があったかも。
まずは京都御所へ。
これは城攻めなのでまた別の記事で。
御所見学が終わりさてどうする?
スマホでマップを確認すると
近くに北野天満宮の文字が。
北野天満宮はそういえばまだ行ったことがない。
よし、ここにしよう。
しかしこの日は暑かった。
北野天満宮まで2㎞の看板に心が折れかかる。
その時運よくバス停に通りがかり
その時運よく北野天満宮へ行くバスが通りがかった。
よし、今日の旅は通りがかったバスに乗ろう。
こんな勝手ができるのもひとり旅ならでは。
菅原道真公が御祭神
全国約1万2000社の天満宮、天神社の総本社
なんて煌びやかな神社だろう。
お参りして御朱印をもらい
さっさか歩く。
近くにあった平野神社へ。
この日の歩数、18,390歩。
これならモンブラン食べてもいいよね?
GWの話。
伊勢に行った帰りは
二日間かけて気ままにドライブ。
目的地も宿泊予約もなしで心の赴くまま。
しかしさすがGW。
宿は赴く余裕などなく、空室探しに一苦労。
近場の所が全くなく、
2時間の距離の所なら空いてるが
それなら家帰った方がいいんじゃね?となったり。
こうしてなんとか空きを見つけて
長野市に泊まることになった。
michnahe初めての土地。
ホテルのロビーにジオラマみたいのがあって
そこで初めて気づく。
「あ、善光寺ってここなんだ」
翌日の気ままドライブは善光寺参りに変更。
善光寺って名前は聞いた事があったけど
知識はゼロ。
改めて調べてみると
なんと善光寺も伊勢神宮と同じく
「一生に一度は行きたい」と言われているそうで。
伊勢参りがブームだった江戸庶民は
帰りはこの善光寺にも寄っていったそう。
江戸時代の憧れ旅を奇しくもやっちゃったよ!
長野市のホテルが一瞬だけ空室になったのも
何かのお導きかね?
駐車場の関係で裏から入る。
デカっ!!
表。
伊勢神宮の後だから余計に思うわ。
寺って派手!
門もデカイし、人は多いし。
michの好きな不動尊だけお参りして
御朱印をもらう。
門をくぐって参道へ。
長野駅からずっと続いてるんだね。
これなら歩いてくればよかった。
びっくりしたのが
周辺にもに小さな寺がいっぱいあるのだ。
michが善光寺の御朱印について調べた時
御朱印帳1冊はすぐ埋まるとか読んだそうだが
これで納得。
何十軒あるのよ?この寺達。
敷地にお墓も見当たらないけど
どんな役割を担っているのだろう?
参りまくりの10連休。
御利益あるといいな。
令和最初の御朱印は
由緒正しき所のがほしいもんね。
行ったのは5月2日だけど。
前日は雨で寒くて
それなのにニュースでは
午前中だけで6万人の人出だと!
朝5時から開いていることは知っていたが
8時くらいに行けばまだ空いているだろうと踏んだnahe。
車で内宮前を通るともうかなりの人の量!
外宮を詣ってから内宮に来るのが習わしだから
ここにいる人殆どが既に外宮は終えてるってことでしょ?
みんなどんだけ早起きして来てるんだ⁈
長い行列を覚悟する。
しかし意外に外宮はスムーズ。
初詣の時のような参拝への長蛇の列はなく、
御朱印の列に20分くらい並んだだけ。
さらに意外に正宮が質素。
別宮3つもほぼ同じデザイン。
全てのお社の隣が空き地になってて
ここへ遷宮するんだろうな。
ここで初めて知ったのだが
外宮、内宮以外の場所にも
数ヶ所別宮があるという。
こりゃ全部まわって御朱印貰わなきゃダメでしょ。
michの収集癖の血が騒ぎ出したよ。
まずは外宮から徒歩で行ける月夜見宮へ行き
車で倭姫宮に行く。
御朱印も同じデザイン。
次は内宮へ。
駐車場から内宮へ向かう参道は
この賑わい。
人が多すぎておかげ横丁に入るのは断念したわ。
まだ11時だけど今食べとかないと
大変なことになりそう!
先に伊勢うどんで腹ごしらえ。
30分程待って食べ終わったら
列はさっきの倍の長さになってた。
危なかったー。
参拝はこちらもさほど待たず。
御朱印も臨時デスク?が設置されていて
すぐに頂けた。
月読宮へ行く。
ここだけでも4人の神様が祀られており
この日1日で何人にお詣りしたことか?
もうお賽銭の小銭も尽きてきたよ。
そして40Kmほど離れた瀧原宮へ。
残るは伊雑宮。
途中の道が通行止めになったりして
この日のお詣りは断念し翌日に。
外宮御正宮:豊受大御神 内宮の天照大御神の食事を司る神 衣食住、産業の守り神
多賀宮:豊受大御神の荒御魂(活動的な神格)
土宮:大土乃御祖神 この土地の守り神
月夜見宮:月夜見尊 月と夜を司る神
荒松宮:天照大御神の荒御魂
風日祈宮:級長津彦命・級長戸辺命
月読宮:月夜見尊
伊佐奈岐宮:伊弉諾尊 天照大御神の父
伊佐奈弥宮:伊弉冉尊 天照大御神の母
瀧原宮 瀧原並宮 伊雑宮:天照大御神の御魂
毎回祈るのは同じ事になってしまい
「あちこちにお願いしてご利益あるのか?」
と疑問に思い始め
最後の方は
「naheと申します。以後お見知り置きを」
と自己紹介だけしてきたわ。
でもどの宮も緑に囲まれていて穏やかで
地味なんだけど品がある感じ。
一生に一度は行くべき場所だわ。
でももう一度行ってみたいね。
遷宮の前あたりに二つの社が並ぶのが観られるのであれば。
京都でひとり遠足することになったnahe。
京都は思い出深い街なのだ。
付き合っていた当時、
michは京都在住だったから
ちょくちょく来たりしたものさ。
平成も終わろうとしているこの日、
今まで行った所を巡って
御朱印という記録も残そうじゃないか。
とりあえず東山方面に向かい
聞き覚えのある寺社を探す。
知恩院。
ここは付き合ってた時に来たんだっけ?
思い出深いといいながら、記憶はかなり曖昧だ。
だがこの本堂は見覚えあるぞ。
今は改修中で入れなかったけど、
雨の日に来た気がする。
でも黒門がこんな城っぽい造りとは!
当時はこんな石垣なんて全く興味なかったもんね。
御朱印をいただきました。
さて、次はどこ行こう?
近くで行ったことがあるとこ…
南禅寺。
ここってnaheの父もいたような?
あれは結婚する前か??
なんで親まで京都に来てるんだ???
もう何もかもがあやふや。
でもこの水道橋の裏側はmichと2人で歩いてた覚えがあるぞ?
この門も確かに見ている。
でもいつ見たのか思い出せない。
もやもやしながら御朱印を貰う。
記憶喪失の人ってこういう気分なのかしら?
ここの御朱印は配布式。
次はお隣に見つけた永観堂へ。
ここは明瞭な記憶あり。
ドイツ人M&Nの日本旅行をアテンドした時に
紅葉を観に行ったのさ。
しかし拝観料が必要だってことは忘れてた。
紅葉だけ撮って入り口で踵を返す。
そこから次の目的地へ歩いている途中
偶然に見つけた岡崎神社。
ここも明瞭な思い出。
nahe1人でわざわざお詣りに来たんだよ。
御守りも買ったけど
結局御利益なかったんだわ。
naheにとっては苦い思い出だから
御朱印貰うのもちょっと迷ったけど
貰っちゃった。
狛兎、可愛いかったから。
そして次に向かうは
下鴨神社
ここはmichと付き合っていた頃
葵祭の流鏑馬を観に来たのだ。
ただ、流鏑馬を観た記憶はあるけど
お詣りなどをした覚えはなく…
建物を見ても蘇らない。あれぇ。
今回はちゃんとお詣りして
御朱印ゲット。
残念ながらここでタイムアップ。
そしてmichと合流し
知恩院と南禅寺の答え合わせをすると…。
なんとどちらもドイツ人M&Nを連れてきたそうだ。
その前に一度2人では来ているとのこと。
nahe両親を連れて行ったのは別の所だそう。
へええ、すっかり忘れてました。
別のお寺の名前を聞いても全くピンと来ません。
20年近く前のこと
よく覚えてるよなぁ、michって。
さて初詣といえばおみくじ。
当然、michnaheもひいたわけで。
元日、愛宕神社でひいたみくじは
nahe、大吉!
実はnahe、おみくじ運だけは結構良いのだ。
ひけばほぼ大吉。
その割には毎年そんなに良いことがあるわけでもないのだが。
そしてmichは、中吉!
まぁ、michにしたら良い方だわね。
なんせ凶男として評判なんだから。
ほら、以前にも凶を(その話はこちら)
って今過去記事読み返したら
凶を引いてるのnaheじゃん!!
michはまさかの大吉!? びっくりよ。
てっきり逆だと思っていたわ。
人の記憶って都合よく書き換えられるものなのね。
ま、過去の話はおいといて
中吉でイマイチ盛り上がりにかけたmichは
松尾大社でリベンジすることに。
大吉naheはもう充分。
michの結果。
さすが、凶男。
しかも末凶って初めての日本語よ。
何?何?
調べたら
凶>小凶>半凶>末凶>大凶
とのこと。
つまり、凶より悪い。
人生で最悪のみくじを引いたのだ!!
すげーな、mich!
さすが、持ってる男だぜ。
なかなかお目にかかれないものを
ひきあてる運の強さ、笑えるわぁ。
中吉→末凶
この7日間で急激に運気下がったよ。
ククク。
このままじゃ帰れないってことで
続けて行ったのは
梅宮大社
ここでまたリベンジするmich。
naheはもちろん期待しちゃうよ。
過去の伝説、3連続凶に。
でました!
・・・がっくり。
しかもなんか地味だわー。
それでも吉まで持ち直したことにmichは安堵。
ちっ。
ところでこの記事を載せるにあたって
もう20日近く経ったので確認の為に
michに「今年最初のみくじなんだっけ?」と聞くと
「中吉だよ!過去最高!!」と得意げに答えてきた。
それを聞いて必死に笑いを堪えたnahe。
あなた、大吉出してらっしゃいましたよ?
もうすっかり自分で凶男だって思い込んじゃってるのね。
いやぁ、人の記憶なんてあてにならないね。
せっかくの京都、1参りだけじゃもったいない!
ってことで、一駅歩いた所にある
松尾大社へ
こんな巨大絵馬もあり。
ここの祭神は
大山咋神(おおやまぐいのかみ)
市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと)
日本の神様、多すぎて誰が誰だかもうお手上げ
ここはお酒の神様として有名ならしく
様々な酒樽が奉納されて
圧巻の景色
そしてmichは
こんな御守りをまた買う。
この御守りのご利益とはなんなんだ?
酒から肝臓を守ってくれるのか
酒の席での災いから守ってくれるのか
こんなことまで神頼みとは
神様も全く大変だ。
所用で滋賀県に行ったついでに
京都に寄り道。
電気の神様を崇拝したいmich、
京都にそんな神がいるのだという。
法輪寺内にある、
その名も電電宮。
小さなお社である。
元は雷の神様だったそうだが、
電波業の人が電気電波の祖神にまつりあげたそうな。
でもその信仰は今もゆるぎないようで
名だたる電気・電波・コンピュータ関係の企業が
護持会に名を連らね
社務所内には
「祈願 システム安定稼働 ◯◯株式会社」
などと書かれた書き初め?が沢山貼られていた。
仕事初めにこういうところにお参りに来るのだろうなぁ。
そういう人って偉い立場の人?
それとも総務の仕事の一環?
お社とお寺にお参りし
法輪寺のご朱印を貰い
所望の御守りを購入するmich。
この御守り、なんとSDカード!
パソコンやスマホに入れるんだってさ。
遅ればせながら謹賀新年。
今年もよろしくお願いします。
さて、今年の初詣。
すっかり信心深くなったmichは
「商売繁昌のお札が欲しい!」と言い出した。
自分でコンピューター関係に強い神社を調べ
そこへ行こうと言い出した。
神様ってITとかわかるのか??と疑問を抱きつつ
付き合うことにしたnahe。
愛宕神社というところらしい。
東京都港区にある都会の神社なので
街歩き用の靴を履いて来たのだが
実際は愛宕山というちょっと高台に存在していた。
エレベーターもあるのだが
その脇に張り紙が
「出世の石段はあちら」
きっと石段を登れば出世するとか言われてるのだろう。
「登る!」と即決するmich。
全く強欲だぜ。
これが出世の石段。
ひえぇ〜、急すぎる。
この上に咲いている梅の花をとってこいと
徳川家光のワガママをきいて
この急勾配の石段を馬で駆け上がったらしいよ。
丸亀藩の侍が。
で、家光に馬術の名人と褒められ名声を得たんだって。
でもこれを登ったからって出世するとは
神社のサイトにはひとつも書いてないぞ?
naheは出世欲ないから登らなくていいデスヨ。
遠慮してみたものの強制的に連れられる。
しんどい。先が見えなくて辛い。怖い。
86段登ったnaheは
息も絶え絶え、足ガクガク。
そしてその先には
参拝客の長蛇の列。
そうねぇ、人気神社ってこういうものよねぇ。
寒空の下、約2時間半待って
ようやく参拝。
お参りは1分で終わり、
またご朱印やお札購入の列に並ぶ。
michは両方手に入れてご満悦だが
もうすっかり日も暮れたよ。
帰りはあの急な石段は嫌なので
隣の女坂を下ったのだが
こちらも延々石段で
照明も少なく恐る恐る。
麓にホットワインを売ってる酒屋があって
本当に助かった。
もう体も冷え冷えよ。
帰り道はすっかり夜。
michよ、これだけnaheを付き合わせて
出世しなかったら承知しないからな
と呟いた2018年元日の夜でした。