トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

国道1号線の旅 後編

2015-08-31 19:41:48 | おでかけ:まち
この前のつづき。


愛知県内運転中。
そろそろ高速に乗ることを考える?
ところがmichはこの状態が楽しいと言う。
そして渋滞情報では相変わらず海老名あたりに真っ赤な表示。
今スムーズに走ってるのに、数千円かけて渋滞の中に入ってくのってどうよ?
って思わない?思うよね?
決断がつかぬまま、ズルズルと進み

静岡県突入。20:06 93km。




たぶん浜名湖の花火を観る。
この後打ち上げ場所近くを通ったようで、
すごい衝撃波と玉の破片の雨を浴びた。


静岡県の1号線はバイパスの所が多く、
「そろそろ夜ごはんにしようか」と思っていても全くお店がない状況。
別の道に入るにも入れず、
ようやく22時近くになって清水市のラーメン屋に入る。

「この後どうする?もうすぐ箱根だよ?峠だよ?もう高速のろうか?それともこの辺りで一泊する?」

といいつつ、ここまで来て高速に乗るのはなんか悔しいnahe。
ここは一泊して朝走るのがいいかと考えていた。

しかしmichは「朝なんて起きれる訳がない」との理由で、今夜強行するという。

疲れてない?満腹になったら眠くなんない?
じゃあ、とりあえず静岡県内は走ってみよう。
神奈川入ったらまた考えよう。



こうして出発。
またバイパスを走り、走り、走り…。

いつしかなんだか山道へ。

「これってもう峠入ってる!?」
慌てて現在地を確認。
はい、入ってまーす。
近くに山中城跡ってのがあるらしいよ?
城攻めしちゃう?こんな真夜中行ってもなんも見えないだろうけど。

ここまできたらもう戻れない。
真っ暗ですが、もう12時間以上運転してて疲れてますが、峠越えちゃいます!!



夜道も峠も嫌いなnaheは隣でヒヤヒヤ。
逆にこんな道が好きなmichは冷静に運転する。
naheが懸念していたのは、走り屋のレースに巻きこまれること。
それらしきクルマが何台か停車しているのは見えたが、走行車には出会わなかった。よかったぁ。

無事に峠を越えて一安心。
どこから神奈川県に入ったのかわからなかったので、
元箱根着が 23:40 180km。
静岡広いな。


もう高速なんか乗らないぞ。
再びナビの指示を無視し、愚直に1号線を走る。



遂に東京の文字が出てきた!!

そして我が街川崎市へ。



家を通り過ぎないギリギリの所、国道409号線との交差点で終了。
この時1:43 87km。

そして家に着いたのは午前2時過ぎ。

1号線の旅は合計573km、14時間40分(休憩含む)で終わった。
ウィキペディアによると、現道?の総距離は543.2kmらしいから
あと1時間くらいかければ日本橋まで行けただろう。

そしてドアtoドアだと、約17時間かかったことになる。
いやぁ、疲れた。
ずっと座ってて腰は痛いわ、車を降りてもなんだか体が揺れてるわ。
睡眠もそれぞれ数十分しかしなかったし
よくやったよ、私達。

いや、、アホなことやったよ、私達。


結局国道は所詮国道。
そんなに景色が変わるわけでもなく
印象的なのは
和泉ナンバーは沖縄に次いで軽自動車が多く
名古屋ナンバーは外車が多いってことと

今回もまた富士山見られずってことくらいか。
(約13年間michの実家に帰省したり、旅行で静岡山梨を通っているが
富士山を眺めたことが殆どないのだ)



もうやんない。
やったとしてもノボリ(大阪→東京)はやめる。
後半箱根はキツイもん。




国道1号線の旅 前編

2015-08-26 23:14:35 | おでかけ:まち

michの実家、滋賀県までならもう普通にMINIで行くようになってしまった。
滋賀で国道1号線を走っていた時、
「1号線って地元にもあるよね?繋がってるの?」
「そうだよ、大阪の日本橋から東京の日本橋まで」
「へえ、じゃそれで帰れるね。国道1号線の旅ってことで。」
なんて言ってしまったnahe。
それを本気にとってしまったmich。
実際に下道で帰ると言いだした!

ナビで高速を使わない経路だと12時間超の予測。
こんなに長時間走れるのか?
箱根の山は越えられるのか?
とりあえず、行けるところまで行ってみよう。


宿泊先の大阪府泉佐野市を午前9時半過ぎに出発。
1号線終点は大阪の日本橋ではなく、梅田らしい。
そこまで行くと戻ることになるので、北上して1号線とぶつかった所からスタートとする。
そこまで行くのもなぜか高速を使わないmich。
お陰でアベノハルカス見えたけどさ、
これでもう1時間経過。

国道30号線との交差点よりスタート。
8月14日 午前11時。



1号線って結構曲がりくねったり大回りしたりしてるのね。
一応ナビで一般道走行ルートを出しながら走っていたが、何度も1号線から外れようとする。
それを無視して走っていると、予想到着時刻はどんどん延び、あっという間に深夜2時
これからそんなにかかるのか…。



時々見かけるこの標識、
東京日本橋からの距離がかかれている。


12時、京都府へ入る。
走行距離、わずか24km!
1時間でこれしか進まないのか…先が思いやられるわ。

でも京都市内を走るのは楽しい。



東寺を眺め、鴨川を渡り、michの学生時代の話などを聞きながら

滋賀県突入。13:10、27km。

昼食をとって、naheに運転交代。
夜道運転は嫌なので今のうちに走っておこう。
滋賀なら道も平坦そうだし。

しかし再び滋賀に戻ってこようとは。
顔を出さなくてごめんなさいね、お父さんお母さん。

郊外の道をいい気分で走っていると、いつのまにか郊外を通り越して山道に
峠は嫌だよぉ~
今までブイブイ言わせてた悪い顔した黒いMINI。
急に大人しくなる。

峠の半ばで三重県へ。
15:13、44km。

暮れる前にドライバー交代。


そしてついに愛知県!
17:17 55km。



長くなるので続く。









城攻め ~再びの大阪府編~

2015-08-19 22:53:06 | おでかけ:おしろ
今回もうひとつ攻めたのは

岸和田城




堀なんてあって、思っていたより立派じゃないの。

到着したのが閉園10分前。
荒城の月、そして蛍の光が流れる中、
ひっそりこっそり撮影。



前には枯山水系庭園。



清洲城みたいだなぁ。

石垣が今ひとつフューチャーされていなかったので残念。


1585年、小出秀政が築城。
現在の天守は1954年に再建。



城攻め ~和歌山県編~

2015-08-18 00:12:16 | おでかけ:おしろ

nahe、痛恨のミス!!
城攻めをしようというのに
一眼レフを忘れてきたのだ。

しかも気付いたのが、
出発後9時間、michの実家に着いた時。
帰省の荷物ばかりに気を取られ、
すっかり失念していたわ。

まあ、今回は帰省のおまけで攻めるようなもんだし、
最近買い替えたiPhone6の実力をみるとするか。



そうして訪れたのが
和歌山城



1585年、豊臣秀吉の弟、秀長により築城。
なんとこの時の普請奉行がかの高虎先生。
先生初の築城がこの城のようだ。

その後は家康の息子が改修し
徳川御三家の居城となる。




この石垣、今までにない石。
スジが入っていて古木みたい。


ここは天守閣内だけでなく、
門の中に入るだけで料金が必要。
しかも結構よいお値段で…。



そのわりには薄汚れた壁だったなぁ。

中は鎧や武器などの展示物。
これは殆ど興味がない。

それより大抵の城に飾られている「日本の名城」の写真。
「ここは行った。ここはまだだ」と一枚一枚確認していくのがmichnaheの恒例行事。
かなり制覇したと思っていたが、
まだ見知らぬ城の写真があってびっくりよ。



そして思う。
naheの腕じゃiPhoneでも一眼でも変わらんわ。