トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

イタリアンレストランにて

2009-02-27 18:26:11 | おべんきょう
ドイツ人に誘われてお食事会に。
でもnaheにとってこれは食事会ではなく実地訓練。

そのドイツ人と会うのは二度目。
前回はまだ来て間もない頃。
3ヶ月経って学校にも通ってるんだからこの前よりは話さなきゃ!


ドイツ人1名。日本人8名。
しっかりドイツ人の隣に座らされ
訓練開始。



ひゃぁ~、何話せばいいんだろう?
とりあえずこの前あったカーニバルのことについて質問してみる。

気さくなドイツのおじさん。
カーニバルについていっぱい喋ってくれる。
ちょっ、ちょっと待って!
聞き取れないし、単語わかんないし


「ごめんなさい、ゆっくり話してください」

優しいおじさん。
今度は単語をひとつひとつ区切って
わかりやすく話してくれる。
私もひと言ひと言に頷く。おおっ、聞き取れてる!

そう思ったのもつかの間
おじさん、早々にギアチェンジ。
そしてエンジンフル回転。
もうついてけねぇ


また聞き直すのも申し訳ないし
聞き直したところでわかるわけでもなさそうだし
わかったふりして受け流す
“いけない日本人”代表の私。


料理が来て、しばしお話中断。



タイのお頭つきでございます。
いやー、魚料理で助かった。
これだと話をし続けなくても
「今食べるのに集中してるの」
って逃げれるもの。



話や言葉に詰まる私に
おじさんがしょっちゅう言う。
「考えないで喋ろ」と。
それ無理よ。

考えないで喋れるほどドイツ語頭に入ってないし。
そして会って二度目のおじさんとなんて
それが日本人だとしても「何話せばいいかな」と考えてしまうよ。



その後も辞書で単語を調べながらの
たどたどしい私の会話に
辛抱強くつきあってくれたおじさん。
ありがたい。



10%くらいは彼の話を理解できたと思う。
他にその話を聞いてた人がいないから確かめようがないのだけれど・・・。

自分が話しかけた言葉は
ちゃんと1発で通じてた(はず)のでそこは嬉しいところ。



そうして訓練終了。
あぁ、疲れた。でも楽しかった。

こうやってドイツ人と話す機会を設けてくれる
michや同僚の方々に感謝です。



夜遊び強化週間 5

2009-02-24 16:23:45 | おでかけ:まち
土曜日の続き。


Kölnを後に、一路Düsseldorfへ。
デュッセルドルフのカーニバルも大きいらしい。

だけど駅周辺はとっても静か。
ケルンみたいな浮かれポンチはあんまりいない。

インフォメーションセンターで情報収集。
やはり今日はパレードはないらしい。
地元のパレードは本日開催。
あぁ、初めてのカーニバルなのにパレード見逃すんだわ、私。
月曜日、もう一度ここに来ようか真剣に考えてしまう。
(結局見逃しました)


デュッセルは初めてのnahe。
こうなったら街探索を楽しもう。
日本食材店でちょっと買い物。

ずるいよ、デュッセル。
日本食、何でも揃ってるじゃん。
値段は高いけど、日本のスーパーと変わりない品揃え。
なぜか気後れしてちょっとしか買い物できず。
納豆買えばよかった


その後またそれぞれ別行動。
またもや祭りを捜し求めるnaheとmich。
うふっ、見つけました♪



ケルン程賑やかではないけれど、みんな集まって飲んで踊って。
はい、もちろん私達もアルトビア飲みましたよ。
ちゃんと地域の特産物は味わわないとね。




そして本日のメインイベント
韓国料理屋さんへ
(カーニバルがメインイベントだと思ってたのはどうやらnaheだけだったよう)



久々のキリンビール、久々の焼肉
おいしいーーーーーっ!!!




たらふく食べて電車で居眠り。
地元に着いたら日付変わってました。
長い旅だったよ。

夜遊び強化週間 4

2009-02-23 19:07:57 | おでかけ:まち
土曜日。

Köln。
ドイツ最大規模のカーニバルが行われるという街。
これは一度は見に行かねばと
週末割引チケットを駆使して
日本人5名で行くことに。

電車の中にはすでに仮装した人がいっぱい。
なんか楽しそう、なんか羨ましいっ。
来年は自分達もやろう!
どうせやるなら日本人らしいものをと
真剣かつ馬鹿馬鹿しい会議始まる。
忍者・舞妓・力士・ゴレンジャーなど夢は膨らむ。


鈍行で揺られ揺られて3時間
ケルンに到着。


ところが期待していたパレードは日・月曜日開催とのこと。
michはそれを承知で来ていて、
でも小さなパレードはやってるかもというドイツ人の言葉を信じて来たのだけれど
そんな気配もまるでなし。


しょうがないので初Kölnの人の為に
DOMを見学しようとしたら
カーニバルの為か内部見学不可



正味10分。ケルン終了。





さすがにこのまま帰るのは悲しすぎるので
それぞれ街を歩くことにする。
michとnaheは祭りを探して賑やかな音のする方へ行ってみた。



おっ!やってる♪
広場に屋台が出て、音楽が鳴り人が集ってる。
木曜日に行った地元と同じ感じ。
でもこちらの方がやっぱり都会。仮装も気合入ってる。

       

少女マリオ軍団と鈴星人。鈴星人は歩くたびジャリンジャリンうるさい。


 
  
ネクタイ男&ボタン女。60代夫婦と思われる。
こんな歳になっても顔にペイントして街を歩くって素敵。
 



やられた~。力士、既に存在してたよ。
ポリ袋みたいなこの衣装、ドイツで売ってるのかな?
うちらがやる時には化粧回しもつけなければ。




バイキンググループ。角笛みたいの吹いたりしてかなり本格的。
でも背中の盾(?)はかなり学芸会チック。
きっと毎年これやってるんだろうな。写真撮影会も慣れたもの。



だけど
こんな広場で踊って浮かれてる人々を
険しい表情で見つめている人も。





ちょっと面白いと思って写真を撮ってたら
隣で写真を撮ってたおじさんに笑われた。
私の方が面白いのか?
鼻の頭が緑なせいか?(ドイツ人につけられた)



私達もケルシュ飲んで、ドイツ人に絡まれてつたない会話して
ちょっとだけ祭りに参加した気分。
パレードは見れなかったけど、これはこれで良し。










長くなったので続きはまたねー。

夜遊び強化週間 3

2009-02-22 08:44:55 | おでかけ:まち
木曜日。
この日からドイツはカーニバルである。
michが職場で聞きかじった話、プラス
naheがドイツ語先生の話から勝手に解釈したことによると
木曜日は女性の為のカーニバル。
女性が昼間から外で飲んでて
服を脱いじゃったりしていて
男は居てもいいけど、ネクタイを切られたり
顔にペイントされたり、いろいろやられるそう。

なんかよくわかんないけど楽しそう。
ちょうど集まる予定があった男性2人を生贄に引き連れ、
日本人5名で街にくり出してみる。


あら、いっぱい男の人いるじゃない。
別に狩られたりしてないじゃない。
ちょっと拍子抜け。



開設されたテントの中に入ってみると
音楽がガンガンかかっていて、
人々はビールを飲んだり、踊ったり。
そしてその半分以上の人は仮装している。
騎士団みたいな格好や、天使やミツバチ、貴族などなど・・・。



グループで同じ衣装にして来てるみたい。
これ、絶対仮装して来た方が楽しいよ
しまった着物でも持ってくればよかったと
一緒に行った駐妻仲間と悔やむnahe。


ドイツ人と触れ合う絶好のチャンス!
まずはカメラ片手に「写真撮ってもいいですかー?」と
話しかけてみる。
祭り&酒でハジけてるドイツ人、
快く承諾してくれる♪


「どこから来たんだ?」とか「カーニバルは初めてか?」など
向こうもいろいろ話してくれるのに
語彙の少なさで「Ja」としか答えられない。
さらに音楽が大きくてはっきり聞き取れないし。
会話続行不可能。


でもいいのさ。
踊っていれば心はひとつ。
流れる音楽は祭りの定番曲らしく、振り付けが決まってるよう。

でも“YMCA”は万国共通でした。
ドイツ人グループの中に入り込んで踊ってきたよ。
ありがとう、ヒデキ!!!




仕事を終えたmichがきたのでそこで退散。
ちょっとは参加させてあげればよかったかな。

その後はカーニバル中とは思えないほど閑散としたステーキハウスで夕食。
また赤ワイン、3本いっちゃったよ。


夜遊び強化週間 2

2009-02-21 16:35:01 | おでかけ:まち
火曜日。
michが市長から呼び出しをくらった。
どうやら新市民の人達を歓迎する集まりがあるらしい。

宛名にはnaheの名前はないものの
私だって新市民、出席する権利はあるわ!
と潜入してみることに。


当日、ちょっと遅刻したnahe。
受付で何て言おう
門前払いをくらったらどうしよう
などと心配していたけど全て杞憂。
受付も何も無く
ワインやビールが振舞われている。

こりゃ誰でも簡単に入れるな
タダ酒飲み放題じゃんと思っていたら
本当にそんな新市民じゃない人を発見(michの同僚)




会場ではスライドを使って街のことについて説明してる。
人口いくらとか、街の特色だとか・・・。
たぶんね。
だってわたくし、何言ってるかわかりませんもの。




説明が終わると懇談会。
語学学校の同級生が来ていたのでちょっと挨拶。
同級生のご主人とmichは英語で会話。
でも本人達は英語についていけず
かといって独語の会話もままならず(向こうはペラペラ)
あー、情けない。


人ごみに、ひときわ目立つメダルをかけたおじさん発見。
あの人が市長さんらしい。
記念写真を撮るべく、前の人との会話が終わるのを
じーっと見つめて待っていたら
市長さんから話しかけてきてくれた。

でもやっぱりドイツ語わかんない。
そしたら市長、すぐに英語に切り替えて
michや同僚と会話し始めた。
悔しいっ。私も市長と喋りたかった・・・。


待望の記念写真も撮り、
市長のメダルにも触らせてもらった。
本物の金だって!




満足満足。
でも話せた方がもっと楽しいだろう。
がんばって勉強して
新市民ではなくともまたこの会に潜入して
今度こそは市長と話してやるのだ。




と決意するものの
この後外食して、家に帰ってすぐ寝て。
ドイツ語勉強してないよ


夜遊び強化週間 1

2009-02-20 19:27:50 | おでかけ:まち
今週は遊びがいろいろ多くて
更新が追いつきません。


まず日曜日、新しくきた駐在の人の歓迎会
ドイツ料理屋にて開催



michが食べたニジマス?のフライ。
ドイツでの魚料理はたいていフライ。


新しい人も奥様帯同。
これでnaheも先輩駐妻だ。
自分の持っている限りの知識を振り絞って
いろいろアドバイス。


二次会は麻雀。
ちょっとだけ勝利。
雪の中帰宅。





月曜日は昨日集まった女性達だけで
2時間半のランチ。

それぞれの夫や彼氏のこと
ドイツ語のこと
ドイツ生活のことなど
話は尽きない。

久々のガールズトーク、楽しい♪



まだ話したりないし、夕飯の支度も面倒ってことで
そのまま我が家で餃子パーティーに突入。

3人で手分けして黙々と
皮をこね、野菜をみじん切りにし、
タネを包み

正味2時間半
やっと70個弱の餃子が完成。


その頃にはちょうど旦那衆も帰ってきて
あっという間に完食。


久々の芋焼酎も美味しく
夜が更けた所で解散。



これなに?

2009-02-17 14:02:41 | おうち
ドイツの違う街に駐在している人が
こちらに遊びに来るという。

その街にはドイツには珍しく(!?)
バウムクーヘンを売っている店があるというので
お土産に買ってきてもらうことに。


当日、彼が抱えてきたバウムクーヘン。





思いもよらぬこの大きさ!

直径25センチのドーム型。
それは日本で見るバウムクーヘンとは
似ても似つかぬ風貌。


そういえば以前スーパーで買ったバウククーヘンも
外側はがっちりチョコで固められていたし

ドイツは寒いから木の皮もきっと厚くなってて
それをこのチョコで表現しているのかも
などと考えて

「これって本当にバウムクーヘン?」
という気持ちを払拭しようと試みる。


ほら、切ったらやっぱりバウムクーヘンだわ!
そう言えることを期待して
ケーキ入刀。





ひとつひとつの層がずいぶん厚いですね。
中にクリームや果物まで埋まっちゃってますね。
生地もフワフワのスポンジ状ですよね。



実食。

おいしい。とてもおいしい。
しつこい甘さがないので、大きいけれど飽きずに食べられる。

だけどこの味、どう考えても
“チョコレートケーキ”



もうだめだ。
michとnaheと持ってきた彼と
「これってバウムクーヘンなんだよね?」
「お店ではちゃんと注文通じてたんだけどなぁ」
「本場のバウムクーヘンってこういうものなの???」

答えの出ない会話を続けながら
探り探り食べる3人。




彼は「バウムクーヘンのはず!」と言ってたけど
いまいち信用しきれないnahe。



だってこれと一緒に
日本食材店でみりんの購入も頼んだんだけど
彼が「みりんあったよー」と買ってきたものは

酢。



日本語のおつかいもできない人が
ドイツ語のおつかいなんてねぇ・・・・


ごめんよ、みっちゃん。


今日は長文

2009-02-04 13:50:38 | おべんきょう
薄切り肉。

海外在住日本人の多くが
抱えているであろうこの問題。

当然わが町にも薄切り肉など存在するはずがなく
塊肉を買ってきて冷凍して半解凍して
自分で薄くスライスする日々。

日本人の多い町なら
薄切り対応している肉屋もあるらしい。

私も対応させたい!
肉屋と顔なじみになって
「あ、いつものよろしく♪」なんて注文してみたい!


ということで挑戦。
まずはスーパーに並んでいる肉(非冷凍)を
切ってもらうところから。


先輩駐在さんにドイツ語を習って
さらにこの前の寿司屋の大将にもアドバイスをもらって
家でも練習して
予習はばっちり。


いざ、精肉コーナーへ。

お目当ての肉も見つけて
心の中でシュミレーション。
気合を入れておばさんに問いかける。

「ケネンジー ダスフライシュ デュナーシュナイデン?」
(この肉をもっと薄く切ってもらえますか? と言ってるつもり)

おばさん、既に切って並べてある
トンカツ用くらいの厚さの肉を指差す。
それじゃぁだめよと
さらに挑むnahe。

「メアデュナー ヴィーパピエ」
(もっと薄く!紙のように! と言ってるつもり)

「Wie Papier!?」
おばさん、びっくり。

「ムリムリ。冷凍してないと切れないわよ。
せいぜいこのくらいね。」
って感じのことを言って
肉をまな板において包丁をあてるおばさん。


え?手切り!?
切れるの!?
と不安に思ったものの

精一杯薄く切ろうとしている
おばさんの誠意が見えたし
「じゃ、やめる。自分で切るわー」って
ドイツ語は用意してこなかったので

「OK。アハトフンダートグラム ビッテ」
(OK。800gください)


するとおばさん
800gと聞いて気が遠くなったらしく
近くにいたおじさんに切るのを押し付けた!


「800g、紙くらいの薄さが欲しいんだってよ」「紙!?」
おじさんも驚く。
はいはい、すみませんねー。
お手数かけて。

地道に包丁で切り始めたおじさん。
おいおい、だんだん厚くなってるよ!
しかしそんな突っ込み
ドイツ語でできるはずもなく。


まぁ、注文が通じただけよしとしよう!!



こうして手にいれた薄切り肉
翌日のお鍋に登場。

食べた感想はというと




紙のような・・・?








ダンボールのような・・・・?












小冊子のような!?







おじさん、やっぱり厚すぎです。
おいしいけどさ。





まだまだ精進が必要ですな。
私もおじさんも。


SUSHI!!

2009-02-02 18:05:22 | おでかけ:まち
ドイツ生活3ヵ月半。
とうとう行ってしまいました。
おすし屋さん。


おすし屋さんの大将は
カナダ人の下で修行したトルコ人

それを聞いたときは「どうよ?」と思ったけど
既に行った人の評判はなかなかのもの。
ドイツ人も結構入っている人気店。
ただし高い。

だから
もっと恋しくなってからと思っていたのに。
もっとドイツ料理を制覇してからと思っていたのに。


ま、いいさ。
楽しもう。



お任せ10貫を注文。

出てきたネタは
トロ、ホタテ、サーモン、ウニ、エビ
イカ、イクラ、タイ?、納豆、納豆トロ
(だったはず)



うひょう♪本当のお寿司だーー

おう♪なかなか美味しいじゃないかー
ご飯はちょっと固めだけれど
ネタは新鮮な気がするよ


嬉しく食べてたので
また写真撮るの忘れた


久々の久保田千寿もうまいっ!



確かに高かったけど、満足満足。




最後に大将の叫んだ「ツァーレンビッテー!(お会計)」が
日本の居酒屋の「おあいそ入りましたー!」と
同じテンション・イントネーションで
ぐっときました。




うーん、いいねー。
もっと通って常連になって
いろんな焼酎や日本酒を
導入してもらいたいっ!

でも

お金が続かないので無理だわ










ただ、寿司を食べた時の感激よりも
先月、カップヌードルを食べた時の感激の方が
大きかったnaheって・・・