『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[二つの歌詞]

2009-02-17 21:55:38 | 保守の一考
☆こうして、ネットで言論を発していると(ここでは映評が多いのだけど)、今まで、色んなバトルに巻き込まれてきた。

 私は、わりと、客観的事実に基づく自分の感情に忠実なので、討論では負けることはないし、間違ったときは素直に謝るし、状況的に負けても、事実が異なれば敗北感は抱かない。

 しかし、世の中には、言葉をこねくって、悦に浸る奴がいるものだ。

   ◇

 最近、こんな歌の詩を聞いて、ムカっときた。

 榎本くるみという人が歌っている『冒険彗星』の歌詞だ。

    《・・・ 痛みの数だけ強くなると言えた弱さを・・・》

 よく「痛みの数だけ強くなる」と言われる。

 それはそれでいいと思う。

 いい評語だ。

 それを、「・・・と言えた弱さを・・・」と打ち消すのもいい。

 だけども、その理由を絶対に書かなくては、ただの<言葉遊び>にしか過ぎないゾ。

 それが許されるなら、こんな言い回しだって成り立つ。

   「人には優しくしなくてならないという非情を・・・」^^;

   「人をなぶり殺しにするという優しさを・・・」^^;

   「レイプしまくる聖者の如き慈愛を・・・」^^;

 幾らでも考えつくわ。

 確かに、聞く者の耳には新鮮に聞こえるときもある。

 ネットに限らず、議論していると、このような逆説を語り、勝った気になる馬鹿が多いんだよなあ。

   ◇

 ひいらぎの『みず』という歌がある。

    《・・・泣きたい時は上を向かないで・・・》

 これも逆説である。

 泣きたい時は、上を向いて、涙をこらえるってのが、決まり文句としてあるよね。

 この歌も、定説否定の言葉遊びの捨て台詞なのか?

 ・・・だが、その後に、ちゃんと理由が記される。

    《・・・道端に咲く花に泪のみずをやればいい

        綺麗に咲いたその花だけは 君を裏切ることはない・・・》

 おお、いいね!^^

 ちゃんと納得できるゾ!

   ◇

 ・・・どちらの歌もいい楽曲ですけどね^^

                       (2009/02/17)