『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[与党民主党考・126 「公的最高権力者が一番自己中(超短信)」]

2011-06-15 22:59:13 | 保守の一考
☆凄いね・・・。

 菅直人の「1.5次補正」発言・・・。

   <「国を考えない、偉大な居座り首相」(2011/06/15)≪首相「1.5次補正」を指示、延命に躍起≫

 つまり、二次補正が通ったら、自分の退陣が避けられなくなると思ってか、煉獄のレトリックを駆使し始めたわけだ。

 これって子供が、「あと、十秒待つ!」とか言って、「10」「9」「8」「7」「6」「5」「4」「3」「2」・・・、と数えていくが、なかなか自分の思い通りならないので、「1」「・・・」「・・・」「0.9」「0.8」「0.7」・・・、と細かく刻んでいくのと同じ思考回路の為せるわざだな・・・。

   ◇

 さて、私、書きたいことがあったんだけど、あまりにも当たり前で、しかも短いので書かなかったことをついでに書く。

 菅直人、11日の、岩手県釜石市への視察の際には「決然と生きる」と寄せ書きをしたそうだ。

 これに代表されるように、菅は、なんか、この大震災(だけに限らない、それ以前から国家的危機の連続なのだが)時において総理大臣である自分を「天命」「大物語の主人公」とでも思っている。

 そもそも、それが間違いだ。

 政治家は「公僕」でしかないし、

 何よりも、菅は、物語としてならば、大局時の「暗愚」の役割でしかない。

 菅は、自分がメインと思っているが、世の中に人口の数ほどいる「メイン」の、「目の上のたんこぶ」程度の存在でしかないことを理解して欲しい。

 確かに、ここしばらく、政権が目まぐるしく変わった。

 しかし、私は悲観していない。

 小説『新宿鮫』で、こんなセリフがあった(うろ覚え)。

   「仕事に理想を抱き続けている者ほど仕事を転々とする」

 私は、短期に終わった歴代首相の中には、理想を貫徹できる再起を期して退陣した方もいると思っている(鳩山だけは除外)。

 腐っても首相とばかりに、総理の座に固執し続ける菅直人にこそ、ほとほと呆れる・・・。

                                                    (2011/06/15)
コメント (2)
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