☆私は、「ジョジョの奇妙な冒険」の既部8部作の中で、ジョルノ・ジョバァーナが主人公の第5部が一番好きでないのだが、
最近、その第5部の後日譚が、上遠野浩平によってオリジナル小説化された。
今、読み進めている。
なかなか面白い。
第5部で、ジョルノらのギャングチームが敵対するボスがあまりにも強大なので、チームから離脱した少年パンナコッタ・フーゴが主人公であり、
いまや、新ボスとなったジョルノの信用を得るために、過酷な作戦に身を委ねる・・・、そんな物語だ。
まだ読み終わっていないので、気に入ったセリフを記しておく。
フーゴが、チームリーダーのブチャラティからマフィアに導かれるときの言葉だ。
・・・「君に更正の目処はない。だから組織に勧誘するんだ。君は”こちら側”でしか生きられない男だ」
話変わるが、
このフーゴが、ジョルノらから離脱するときは、確実に、後の両者の戦いの伏線かと思っていた。
しかし、この後、第5部において、フーゴが登場することはなかった。
伏線の回収が行われなかったのだ。
知っている人は知っているだろうが、第4部での「過去の世界で丈助が出会った、血だらけの未来の丈助」の伏線が為されなかったのと同じくらいの違和感であった。
まあ、だからこそ、こうして、オリジナル小説が生まれて良かったのだが^^
ただ、フーゴの場合は、本当は、第5部のボス戦前にバトルが予定されていたことはわかる。
それは、フーゴのスタンドが殺人ウィルスを発するからだ。
ラス前の戦いにおいても、チョコラータと言う「ゲスw」のスタンドが、肉を腐らすカビを散布すると言う、フーゴと同じ能力属性だったことから分かろう。
しかし、フーゴの再登場は、昔の仲間であることが闘いを感傷的にさせることと、その能力にルールがない無差別型殺人ウィルスだったので、バトルの展開が構想できず、その再登場が断念されたのだと、私は考えている。
今回の小説では、その使い勝手の悪い「無差別型殺人ウィルス」の使い手を主人公に据え、
さて、上遠野浩平、どうまとめる?^^
(2011/09/26)
最近、その第5部の後日譚が、上遠野浩平によってオリジナル小説化された。
![]() | 恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より- |
上遠野 浩平,荒木 飛呂彦 | |
集英社 |
今、読み進めている。
なかなか面白い。
第5部で、ジョルノらのギャングチームが敵対するボスがあまりにも強大なので、チームから離脱した少年パンナコッタ・フーゴが主人公であり、
いまや、新ボスとなったジョルノの信用を得るために、過酷な作戦に身を委ねる・・・、そんな物語だ。
まだ読み終わっていないので、気に入ったセリフを記しておく。
フーゴが、チームリーダーのブチャラティからマフィアに導かれるときの言葉だ。
・・・「君に更正の目処はない。だから組織に勧誘するんだ。君は”こちら側”でしか生きられない男だ」
話変わるが、
このフーゴが、ジョルノらから離脱するときは、確実に、後の両者の戦いの伏線かと思っていた。
しかし、この後、第5部において、フーゴが登場することはなかった。
伏線の回収が行われなかったのだ。
知っている人は知っているだろうが、第4部での「過去の世界で丈助が出会った、血だらけの未来の丈助」の伏線が為されなかったのと同じくらいの違和感であった。
まあ、だからこそ、こうして、オリジナル小説が生まれて良かったのだが^^
ただ、フーゴの場合は、本当は、第5部のボス戦前にバトルが予定されていたことはわかる。
それは、フーゴのスタンドが殺人ウィルスを発するからだ。
ラス前の戦いにおいても、チョコラータと言う「ゲスw」のスタンドが、肉を腐らすカビを散布すると言う、フーゴと同じ能力属性だったことから分かろう。
しかし、フーゴの再登場は、昔の仲間であることが闘いを感傷的にさせることと、その能力にルールがない無差別型殺人ウィルスだったので、バトルの展開が構想できず、その再登場が断念されたのだと、私は考えている。
今回の小説では、その使い勝手の悪い「無差別型殺人ウィルス」の使い手を主人公に据え、
さて、上遠野浩平、どうまとめる?^^
(2011/09/26)