『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[JOJO話(2・ダービー兄と「億泰の兄貴」)]

2011-11-17 23:59:08 | 物語の感想
☆今日は久し振りの完全オフで、朝から、酒を飲んで風呂に入り、のんびりしています^^(昨夜、飲んだくれて更新していないので、昨夜の日付で書かせていただきます)

 高校生の姪っ子を学校に送り、近所のレンタル店に行きましたら、「ジョジョ・第3部」の<一番くじ>があった。

 私は、この色んなキャラクターのグッズが当たる<一番クジ>をやったことないのだが、私の大好きな「ジョジョ・第3部」が精巧にグッズ化されているとなると、つい「一回くらい・・・^^」とやってしまった。

 上位賞は、DIOの<ザ・ワールド>フィギュアだ。

 まあ、それは無理だろうけど、なんとなく、いいものが当たりそうな気がした。

 ・・・結果、<オシリス神>のダービー兄が作中のポーカー勝負で使用していたトランプ&コインSETが当たった!

 

 これは、なかなかの品だ^^v

 賭けに負けた相手の魂をコインに封じるのだが、作中で負けたジョセフとポルナレフの顔も再現されている。

 当時・・・、20年ぐらい前だが、コインに封じ込められたポルナレフの顔が、五島勉の「ノストラダムスの大予言」の表紙の絵に似ているなぁと思ったものだ。

ノストラダムスの大予言―迫りくる1999年7の月、人類滅亡の日 (ノン・ブック 55)
五島 勉
祥伝社


ジョジョの奇妙な冒険 8~17巻(第3部)セット (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫(コミック版))
荒木 飛呂彦
集英社


   ◇

 「ジョジョ」には、兄弟のスタンド(超能力)使いがいっぱい出てくる。

 ダービーも、後から、「勝負に負けた魂を人形に封じる」と言うスタンドを使う弟が出てきた。

 また、「第5部」などでは、マフィアがコンビで行動するので、擬似兄弟関係が何パターンも出てきた。

 そこでは、「兄貴」と言う言葉が使われていた。

 ・・・さて、これまでも何度も書いたが、私は、「ジョジョ・第3部」のジャンプ連載がクライマックスのバトルを迎えていたとき、一年間、ニュージーランドにワーキングホリデーに行った。

 コミックス二巻にまたがる承太郎とDIOの激闘は、私にとっては空前絶後のものだった。

 その結果を一年も見ることが出来ないのは辛かった(今のようにインターネットもなければ、ニュージーランドへのジャンプの輸入などもなかった)。

 で、同じくワーキングホリデーの期日待ちの友人に、ジャンプの「ジョジョ」の箇所だけを切り取り郵送してもらった。

 私は、送られてきた切抜きジョジョを舐めるように読んだ。

 だが、本当の極限クライマックスのところで、その友人もオーストラリアに旅立った。

 私は、続きが読めなくてやきもきした。

 だが、ニュージーランド滞在中にオーストラリアに行くことになり、シドニーには、日本の書籍が置かれている書店もあるので、私は真っ先に赴いた。

 残念ながら、出ているだろうコミックスはなく、数週間遅れのジャンプが数号、4倍くらいの値段で売られていた。

 だが、買う!

 見て驚いた。

 なんか変なリーゼントのジョジョが活躍していたのだ(丈助である。今でこそ好きなキャラだが、当時、承太郎と比べての違和感は凄まじかった)。

 なんちゅうか、異国の生活と、変な見たことないジョジョの姿がシンクロし、私は今だに、その時の空気感を鼻先に甦えらせることができる・・・。

 エピソードは、丈助VS虹村兄弟のバトルだった。

 だが、私の買った号には、弟は出てこない。

   

 で、この時、虹村兄弟の兄のほうに、丈助は「億泰の兄貴よぉ~」と呼びかけている。

 だから、私は、この、虹村兄弟の兄を「億泰」と言う名前なのだと、ずーっと、帰国するまで思っていた。

 「億泰の兄貴よぉ~」は、「億泰 is 兄貴」なのかと信じていた。

 しかし、帰国して、その前後の話がまとまったコミックスを読んだら、見たことのないキャラクターが「億泰」と呼ばれているのだ。

 私は、自分の記憶がおかしいのかと思った。

 しかし、娯楽の少ないニュージーランドの生活の中で、私はオーストラリアで購入したジャンプを繰り返し読んでいたのだ。

 間違うはずがない。

 しかも、私が「億泰」と思っていた人物が「形兆」と呼ばれていたのだ。

 ・・・、・・・その時、私は分かったんだ。

 「億泰の兄貴よぉ~」は、「兄貴 of 億泰」であることを!!!

ジョジョの奇妙な冒険 18~29巻(第4部)セット (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫(コミック版))
荒木 飛呂彦
集英社

                                                    (2011/11/17)
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