『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[三遊亭鬼丸独演会に行く]

2012-07-14 23:57:19 | 物語の感想
☆・・・本日は、数年前に死んだ母方の祖父の法事で、会社を休んだのだが、その財産分与の話で、親族会議が長々と紛糾するのが分かっていたので、

 母親と途中で抜け出して、埼玉スーパーアリーナの<TOIRO>イベントコーナーで行われた「三遊亭鬼丸独演会」に行ってきた。

 鬼丸師匠においては、FM<NACK5>の午後の帯番組「GOGOMONZ」をいつも楽しみに聞かせてもらっていて、私の投稿もたまに読まれており、非常に親しみがあり、その生の高座を鑑賞させてもらうのを念願していた。

 
     始まる前・・・。この後、会場は満員になる。

 先ずは、「前座」と言っていいのでしょうか・・・? 鬼丸師匠の弟弟子(の表現でいいのか?)三遊亭歌扇さんが、『金明竹』を披露してくれました。

 かなり入り組んだ話で、一気にまくし立てる長台詞もありまして、かなり楽しめたのですが、

 あまり不満めいたことを言いたくなかったのですが、言わせてもらえば、

 メイン四人の登場人物の個性の際立たせがなかったので、いまいちメリハリに欠けました。

 バカはバカ、厳しい旦那は厳しく、おかみさんは困惑し、上方男は長口上(これについては、歌扇さん見事!)と、それぞれの持ち味を一転豪華主義に突き詰めてユーモラスに演じなくちゃならなかったような気がするのです。

 特に、歌扇さん、バカの演技がいまいちだった(なかなかの男前だからか?^^;)。

 それは、後に控えていた、本日のメインの鬼丸師匠の語りとの対比で如実に分かりました。

 鬼丸師匠の噺は三つ。

     ・目薬(クリック!)
     ・紙入れ(クリック!)
     ・親子酒(クリック! 鬼丸師匠の真打昇進前「きん歌」名義の語り口^^)

 鬼丸師匠は、酔っ払いは酔っ払い、奥さんは色気ムンムン、別の奥さんは威勢よくも従順、出入りの新吉さんは気弱で断れず、亭主は江戸っ子で、別の旦那は無頓着、更に別の旦那には禁酒の禁断症状が出ていて、おばあちゃんは常識的だが押しに弱く、息子は最終的には押しに弱い・・・。

 それらの演じ分けが見事にうまいし、その演技が全て笑わせる仕様になっていた。

 オチに向かっての段階を追っているのではない。

 そのプロセス自体が面白いのだ。

 ・・・私は、総合的な判断で考えて、今回の「鬼丸独演会」ほど、「これまでの人生の中で笑えた対象は存在し得ないッ!」と断言できるほど、2時間、ずっと大笑いさせられ続けた。

 さて、鬼丸師匠が登場し、その生の姿を見るのは初めてだったのだが、全く違和感がないのが、まず、嬉しかった^^

 最初は、スーパーアリーナの大ホールに韓流アイドル目当てに大挙として押し寄せているオバちゃんファンについてや、自分の「鬼丸」名の由来や「GOGOMONZ」のエピソードで場をほぐしていった。

 この会場にも、有名なリスナーがいっぱい来ているのかな?^^

 観客は、最初は、その馴染める鬼丸パーソナリティーに対して笑顔なのだが、次第に、その語りの内容で笑っていく。

 ネタではなく、いわゆるフリートーク(漫談)なのだが、

 それは、落語家としての語りのノウハウに裏打ちされての、若手としての現代性・時代を抉る鋭さの感性に彩られているので、面白い面白い。

 また、状況を伝える身振り手振り、顔つき目つきの演技も絶妙なので、もう、鬼丸師匠が「面白いだろゥ?」「面白いんだぜェ?(「ワイルドだぜぇ」の発音で)」と考えていることが十全にこちらに届いてくる。

 隣りの母親もゲラゲラ笑っていた。

 以前、鬼丸師匠がラジオで、困った客の話をしていたんだけど、うちの母親は、あまりにも笑いテンションがあがって、鬼丸師匠が嫌がっていた「こちらに会話してくる客」と化していました。

 「あはは、面白い人ねぇ!」とか「うまいこと言うわぁ」とか「そうそう、そうなんだよねェ」とか・・・^^;

 私は、座席の近くにラジオの投稿リスナーがいたら、ラジオに報告されそうで恥ずかしくて恥ずかしくて^^;

 フリートークの後に二席語り、中入りとなった。

 私は、これだけ笑わせられて、もう、手元に「鬼丸」グッズが欲しくって、手ぬぐいを購入した。

 すると、歌扇さんが、「NACK5・GOGOMONZ」ステッカーもくれた^^

 あれ程欲しかったステッカーが、鬼丸師匠のサイン入りで簡単に手に入ってしまった^^(番組で頂いたステッカーはまだ届いていない^^)

     

 そして、トイレを済まして会場に戻ると、グッズコーナーでは、鬼丸師匠がサインをしまくっていた。

 私は恥ずかしがりやなので、遠目に見るのみだった^^;

 さて、後半では、太神楽の翁家和助さんの素晴らしい曲芸の数々を見れて感心しきりだった。

 独演会と言いつつも、ヴァラエティ豊かな構成感動。

 芸の途中で、和助さんが、「今、お客さんが『これは凄い」と言いましたが、では、これまでのは凄くなかったんでしょうか^^;」と言って笑いを取っていた。

 すると、我が母親が、次の和助さんの芸がはじまったとき、ドヤ顔で舞台に向かって言ってくれましたよ。

     「これも、凄い^^」

 ・・・、・・・お母さん、もう喋るな・・・^^;

 さて、鬼丸師匠再登場で、最後の噺「親子酒」に至る枕として、酔っ払いの話をしてくれました。

 これがもう、「神懸り」っちゅうくらいに面白かった!

 笑い疲れるくらい笑った。

 私も大概、面白い話を、このブログで披露しているつもりだけど(例えば、[ここ数年で一番にショックな出来事](クリック!)この話は落語的なスピリッツがあると思う)、

 しかし、鬼丸師匠の噺を聞いていると、「君の「面白さ」は、あと200倍くらい煮詰めなくちゃ、俺の「面白さ」にゃ到達できんぞ」と言われているような、希薄さと低さにあると思い知らされる。

 あまりにも「総合芸術的」面白さなので、ここで、その面白さを文字に起こせない^^;

 で、フリートークで受けると、肝心の落語が見劣りすると思われようが、

 この方の場合は、それがない。

 普遍的な面白さを持つ古典に、笑うに効果的なレトリックを配し(原典や、過去の噺家のものと比べたりすると、その緻密(感性なんだろうけど)な改変は歴然)、独特な演技が駆使され、爆発的な面白さに繋がっている。

 あまりにも笑い過ぎて、私はホッペの筋肉が疲労してしまったよ^^

 チャンスがあれば、これからも何度でも観に行きたい^^v



                                              (2012/07/14)
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[『中国からの圧力』(再掲 2005:中村与志也名義)]

2012-07-14 21:02:05 | 保守の一考
☆・・・この文章も、たまには再掲しましょう^^

 面白いのが、私は別に自分の本名を隠していなくて、「ミッドナイト・蘭」も、ネットではハンドルネームを使うのが主流だから使っているだけだ。

 まあ、私は、このネーミングを非常に気に入っているのだが^^

   ◇   ◇   ◇

     (2009/08/20)

 今回再掲する文章は、私が、西尾幹二の「バカ弟子」を名乗っていた頃に、西尾ブログの依頼で書いた文章である。

 ・・・その後、私は、西尾幹二や藤岡信勝の「人格反映体」である「新しい歴史教科書をつくる会」と完全なる決別を果たす。

 他の評論家やブロガーとは異なり、私の戦いは、常に、「その人格から紡がれる行いの卑劣を糾弾する」と言うものである。

 その「洞察」こそが、私を言論界無二の存在にさせている。

 しっかりした情報さえ得れば、私は、卑劣な人物に対しては「無敵」である。

 その後、「つくる会」は、私を、<偽計による業務妨害罪>で、八木秀次先生や宮崎正治氏(元つくる会事務局長)、渡辺浩記者(産経新聞)らとともに、東京地方検察庁に刑事告訴した。

 なんと、安倍元首相の肝いりで、私らが「つくる会」潰しに動いたのだそうだ^^;

 私は、その報を聞いた時、当時の彼女のアパートで大喜びした^^

 何たる光栄か!

 その夜は、酒も女体も美味かった^^v

 ・・・まあ、当然、その後、そんな妄想起訴は「不起訴」となった^^;

 では、かつての再掲です^^

   ◇

   『中国からの圧力』(2005/07/01)

                                           中村与志也(蘭注:私の本名^^;)

 『男、三十代(当時)、東京在住・・・。お嫁さん募集中・・・。
 田中真紀子のように、よく通る、ある意味「うるさい」文章表現能力を持つ・・・^^;
 だが、その思想は、田中真紀子の「浅はかなアカ主義」と全く反対のベクトルである!
 現在の、保守的に攻しつつも、共産主義の亜種・左翼に侵され続ける日本の現状に歯軋りし続けている。
 そのおかげで、奥歯がボロボロだ。
 一人になっても、戦い続ける所存だ。
 自サイトでは、プライベートなことも書いてるのだが、書けば書くほど、謎が深まる「ミステリーボーイ」である。
 それは、饒舌でありつつも、けして言わないことがあるからだろう・・・。
 それは、「非合法」な問題などではなく、「愛」と言う<業>の問題か・・・。』

   中国からの圧力

『俺を好きにならなかったら殺す』という、究極の社会通念破壊発言で名をはせた、少女監禁魔・露天商手伝いの鄭隆之・・・。

 凄まじきは、暴力をもってして、好意を持った相手の心を支配しようとする精神性だ。・・・この男、在日だそうだ。

 が、その犯罪の性質に、在日朝鮮人としての民族的特質を見るよりも、私は、同じく特定アジアの、昨今の中国人民の、政府主導による反日活動を重ねて見てしまう。

 中国が日本に突きつけているものは何か?

 狂人国家の北朝鮮はさておき、韓国は曲がりなりにも、それが事実認定において間違っていようとも、信念に沿った日本への強硬な態度を示しているようだ。

 だが、中国は違った。

 鷹揚な大国と思われた中国が、崖っぷちの、なりふり構わぬ、内実スポンジ的国家と言うことが、日本の大衆レベルでも分かってきた。

 その「反日」には、日本と衝突に値する具体的事例などは、もはやない。

 靖国参拝問題も、歴史認識問題も、領土問題も、東シナ海ガス田開発問題も、そして、常任理事国入り問題さえも、私には関係ないと思えるのだ。

 いや、ある意味、その全てをひっくるめて、中国は、「日本の精神を屈服させる」ために、一連の「反日」行動に出ているのだと考えられる。

 そう、上記の在日犯罪者が、女の子にとって最も大切な恋愛感情を暴力で支配しようとしたように、だ。

 日本の精神を服従させた時、日本の全てが手に入るって寸法だ。

 中国は、韓国の扱い方などは慣れていよう。「<属国>としての兄貴格」を与えればいいのだから・・・。それで、韓国は満足するだろう。・・・その程度の国体だ。

 しかし、大陸の歴代王朝は、その半島の先の島国・日本の扱いに通算二千年以上も悩まされてきている。

 「日本への<洗脳>は、何故、完遂できないのだろうか・・・」 中国の首脳は思い続けてきたことだろう。

 中国共産党自体も、ここにきて、我が儘にも堪忍袋の緒が切れ始めたのだ。具体的事例一つ一つづつ解決していくのに疲れたのだろう、十把一絡げの解決法としての「暴動」を扇動したのだな。

 あまりにも無法で、国際常識を蔑ろにした中国の対日外交だ。無理を通せば道理が引っ込むと言ったゴリ押しのダメ押しだ。←こうして、言葉にしてしまうことで、文字に表現出来ない、馬鹿げた中国共産党政府の、あまりにもの稚拙さ・杜撰さを伝えられなくて口惜しい。

 ・・・しかし、別に世界各国が何と言おうと関係ないのだろう。中国13億人・・・、それこそが「世界」になってしまうような大きな人口なのだから・・・。

 中国は、実質は他国を属国、建前上は東アジア共同体の宗主国を目指すのだろうが、日本の左翼どもが参考にしているEU共同体は、その共通憲法の制定に際し、さっそく御フランスが国民投票にて否決したぞ! ほころび始めたぞ、案の定^^;

                                             (2005/07/01)

   ◇

 ところで、以前、フランスのシンクタンクが、数世紀先に、「日本は中国に吸収されて存在しない」との見解を発表したとの話を聞いたことがある。

 次の選挙での民主党政権の誕生を思うと、私は、「中華人民共和国日本省」に一足飛びで近づいている恐怖を感じる。

 いや、中国共産党は、「日本省」なんてネーミングは許さないだろうが・・・^^;

                                             (2009/08/20)

   ◇   ◇   ◇

 「西尾幹二のインターネット日録」より

 ≪・・・以下は藤岡さんご自身が自分の口からは言いにくいことでしょうから、私が代弁します。藤岡さんは八木秀次氏を名誉棄損で民事提訴しているだけでなく、11月初旬に「偽計による業務妨害罪」で、八木秀次、宮崎正治(元つくる会事務局長)、渡辺浩(産経新聞記者)、「ミッドナイト・蘭」こと中村世志也の四名を東京地方検察庁に刑事告訴しました。東京地検は正式受理した模様です。「藤岡信勝先生の名誉を守る会」も既につくられ、つくる会は理事会だけでなく、約5000人の会員がこの裁判の行方を見守っています。・・・≫

 >>私は、その報を聞いた時、当時の彼女のアパートで大喜びした^^
           (本名の字を、わざとに間違われているのが悔しい^^;)

 私は、私個人においては、結構、売名行為が大好きだ。

 批判されるのも、有名税で嬉しい^^

 だけども、「善意」の会社や近親者が巻き込まれるのは忍びない。

 だから、たびたび、転職や、恋人との別離を繰り返している・・・^^;

                                             (2012/07/14)
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