☆仕事が終わって、この作品と『バイオハザードV』の2作をはしごしようと思っていたのだが、残業となってしまい、
だが、はしごではないので、1本だけ観るならば女も誘えると思い、映画館で待ち合わせて観てきた。
私が、ギレルモ・デル・トロ監督とともに、今 最も気にしているターセム・シン監督作品である。
この作品でも、シンメトリーの彩色兼備なる豪華絢爛な画面作りを楽しめよう^^
うん、楽しめました。
今回は、兵士の鉄のマスクに代表される入り組んだ曲線のデザインが目立ったかな。
・・・城を含んだ国の俯瞰全景や、鏡の中の世界にターセム節をまざまざと見た^^
誰もが知ったる白雪姫の物語・・・、女王を演じるギスギス女のジュリア・ロバーツが悪乗り好演し、話はコメディタッチで進む。
だが、爆笑するには至らないかな。
どうしても、先行した「スノーホワイト」と比べてしまうのだが、あちらは、ダークでゴシックな作り方で、また、女王役のシャーリーズ・セロンが、物語のバランスを崩すが如く美しかったのだが、
今作においては、ジュリア・ロバーツが、美しさにトウの立った女王を演じ、
そして、順当に、白雪姫は蕩けるように可愛かった(「スノーホワイト」のべラも可愛いけどね^^)。
何なんだろうね。
この白雪姫を演じるリリー・コリンズだが、作中の物語が進むにつれて、加速度を帯びて可愛くなるので、驚く。
森の中で、個性的な七人の小人に出会い、多くを学ぶうちに、どんどんいろんな表情を見せ、魅力的になっていく。
元々、気品があって、舞踏会で王子を懐柔しようとするシーンなんて、ダンスの途中の短い会話で、入り組んだ話を理解してもらえると考える「箱入りお姫様」の姿なんて可愛いものだ^^
そして、ラストシーン・・・。
この格好、この配色!
ディズニーアニメ版の『白雪姫』のコスチュームに似せている。
でっかい腰のオレンジ色のリボン!!(発想は亡くなった衣装担当:石岡瑛子さんか)
あれなんて、よくもまあ、考えたな!^^{超可愛い!)
エンドロールのインド映画風ミュージカルシーンともども、
リリー・コリンズ、その仕草が面白くって可愛くって、たまらんかったっス^^v
PS.なんかいいのを見つけたよ^^;
(2012/09/14)