『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[『宇宙戦艦ヤマト2199/第七章 そして艦は行く』を観た(2)]

2013-09-01 08:10:49 | 物語の感想

☆(これまでのあらすじ)・・・[『宇宙戦艦ヤマト2199/第七章 そして艦は行く』を観た(前篇)]をクリック参照のこと!

   ◇

 ・・・あたし・・・、気づいちゃったんです・・・(宇能鴻一郎風の言い方^^;)。

 最近、「まどか☆マギカ」を見ていたら、まどかのお母さん、その変なしゃべり方(抑揚など)が、ゼーリック提督にクリソツなことを!!!

  

 どうか、見て、聞き比べて欲しい。

   ◇

 てな訳で、「ヤマト2199・最終章」のネタバレ感想の続きを書く。

 ガミラス本星、その総統府に突入したヤマトは、総統府タワーに、波動防壁を伴い頭から突き刺さる。

 非常にビジュアル的には見栄えがする絵面だが、後先考えない沖田作戦の印象は否めない・・・、敵の攻撃の絶好の的(まと)じゃあないか!

 だが、そこには、総統府なので誘爆を恐れ、攻撃をしてこないだろうとの計算があったか?

 しかし、デスラーの作戦は上をいっていた・・・、上を逝っていた。

   

 宇宙から、宇宙都市の一部を落とし、首都ごとヤマトを葬り去ろうという大胆かつ、国民のことを無視した作戦があった。

 ヤマトは結果的に勝った。

 しかし、ヤマト単体の戦力は、果たして、一つの都市国家の首都を壊滅せしめるほどの脅威なのか?

 ヤマトは、「運良く」勝ち進めたに過ぎないのに・・・。

 などと飲み屋で語ると、「いや・・・、運も勝負の内だ・・・」などとしたり顔で言う奴とは酒は飲みたくねえ。

 ここら辺のパワーバランスの解せなさはちょいとあるし、また、デスラーが多くの国民を犠牲にしようとした観念も、語られているようでいて、いまいち不明瞭だ。

 今後のシリーズ展開を考えると、デスラーのガミラスの統領復権が難しくなると思うのだが。

 まあ、ガトランティスや暗黒大星団帝国に搾取され、衰退していくガミラスに「救国の英雄」として復帰するのだろうが。

 で、ディンギルやボラー連邦とタメを張るのだ。

 さて、何故、首都を無駄にしてまでヤマトを倒さなくてはならないデスラーの作戦に解せなさを感じるか? と言うと、

 この「2199」のヤマトは、せっかく、ガミラス本星に進入したのに、そこを壊滅しないからだ。

 それは、この作品自体の微妙な「現代的と思われる思想」に拠るものだと思う。

 ガミラス人と言えども、その国民は戦争の巻き添えにすべきではない、との思想だ。

 それは、ぬるい考えかも知れない。

 結果論としてヤマトは勝てたが、そんな綺麗ごとで戦争はやっていられない側面もある。

 しかし、大気圏から落下してくる都市国家バレラスの一部を、ヤマトが、ガミラス総統府市民を守るために号砲一発、波動砲を撃ちだす展開には燃える。

 また、総統府タワーに突き刺さったままで、建物をぶち抜いて波動砲を撃つという大胆さは、物語最後の必殺技の使用として美しかった。

 タワーが、マクロスの「ダイダロスアタック」の様に、内部から破壊される姿も異様で威容だ^^(今シリーズは、ヤマト自体を一個兵器として使用する描写が多いようにも感じた)

   

 ガミラス国民にとって、ヤマトは「救世主」となる。

 ・・・では、今回はこの辺で・・・。

     

                      ・・・波動砲発射のシークエンスって、男の射精時に似ているよね^^;

                                        (続く 2013/09/01)

コメント
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