『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[映画『タイピスト!』を観た(傑作!)]

2013-09-04 02:10:05 | 物語の感想

     

☆先日の自衛隊の総合火力演習は、美少女アニメ『ガールズ&パンツァー』ファンの観覧応募が多く、プラチナチケットになったようだ。

 その『ガールズ&パンツァー』は、「戦車道」と言う架空の競技にまい進する女学生の物語で、やっていることは架空の競技だが、その内容は、昔ながらの「熱血スポーツ」の要素なのだと思う(いや、私は見たことないのよ。もうすぐ再放送をやるとのことで見てみようかと)。

 さて、『タイピスト』だが、これも、「熱血根性」物である。

 極限まで高めたタイピングは、限りなくスポーツであり、「タイピング道」だ。

 しかも、主人公は美少女!

 勝負あり、恋あり、サクセスあり!

 私、こういう話が好きやねん!!!

 仕事のないフランスの片田舎から、縋るような思いで都市の秘書の就職試験にやってきたローズ。

 他の、就職面接に来ていた女性の好奇の視線にさらされながら、田舎に舞い戻れば、望まぬ男との結婚を強いられる。

 あまりいい感触でない面接中、ローズは、自分の取柄はこれだけだ! とばかりに、高速のタイピングをやってみせるのだ。

 保険屋のルイは、呆れつつも、ローズの無垢さに魅かれ、採用を決めるのだった。

 しかし、ローズは、驚くほど秘書としての素養がなかった。

 ルイは、だが、ローズのタイピングの技術に才能を見い出し、「タイピング選手権」への出場を勧め、そのチャレンジにあたっては、秘書として採用し続けることとした。

 だが、そもそもが我流のタイピングのローズ、そのタイピングは、私、ミッドナイト・蘭と同じ「超高速一本指タイピング」だったのである。

 ルイは、体系立てたトレーニングを開始する。

 かくして、ローズの「タイピング・ロード」がはじまるのだった。

     

 果たして、ローズは、地区予選を順調に勝ち進んでいく。

 ルイの家に下宿し、トレーニングには、ピアノの練習などもさせられ、もちろん、「一本指打法」も矯正されている。

    

 次第に、ルイもローズも、お互いに心を通わせていくのだが、純粋に恋心を育んでいくローズに対し、ルイは、昔なじみの、現親友の妻への想いを断ち切れないし、独身貴族としてのアバンチュールも楽しんでいる。

 下の写真の左側が、ルイがいまだに想っている人妻だが、美しい。

    

 この方を調べてみると、『アーティスト』のヒロインの人(べレニス・ベジョ)だったんだね^^

    

 また、次第に有名になっていくローズに、ルイは複雑な心境も感じていく(この流れも、「アーティスト」っぽい)。

 素直になれない男のサガ。

 そして、周囲の熱狂とは別で、何ら変わらず初期の想いを抱き続けているローズは、ルイの冷たさに傷ついていくのだ。

 しかし、このローズ役のデボラ・フランソワ・・・、実にチャーミングである。

 何よりも、その表情の変化が、幼さを含んでもいて、メチャ可愛い・・・。

          ・・・ごめんなさい!!! もう寝ます。続きは、明日にでも書き足しますので、皆さんも見てください!!!

    

                                                (2013/09/04)

コメント (2)
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