『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[映画『エリジウム』を観た(寸評)]

2013-09-20 12:58:55 | 物語の感想

☆内容は、どう考えてもB級にしかなり得ないのに、なんか大作ノリで予告編されていて、

 それから、予告編で分かる内容からは、どうにも、アクションに必要な痛快さと言うものが、幾つかの点で阻害されているように思えた。

 それは、荒廃した地球上で貧しく暮らす主人公が、お金や距離・社会体制、それを管理する兵器システムと言う障害を乗り越えて、宇宙に浮かぶ特権階級の宇宙コロニー<エリジウム>を目指す話の流れだからだ。

 それらの段階を経て、やっと、カタルシスを得られるからだ。

 しかも、そこに、子供のころからの初恋と、再会した女性の白血病の連れ子(美幼女)が絡んできて、いやはや、縛りが多い^^;

 おっと、大事な縛りを忘れていた。

 主人公の余命が五日間で、エリジウムの医療ポッドのみが、彼の病気を治せる…、そんな、物語のけん引役としての、絶望を胸に抱くヒーロー像がある。

 そして、いざ始まると、悪くない。

 『第9地区』の監督作だが、ニール・ブロムカンプ監督が「一発屋」でないことがよく分かった。

 だが、引き出しが少ないとは言わないが、今作、『第9地区』と見せ方が違うが、幾つかの共通イメージはある。

 その顕著なのが、大空に浮かぶ巨大物体の存在だろう。

 主人公ら、下々の者は、それらを仰ぎ見て、なにか思考を余儀なくされるのだ。

 また、主人公が、異形に「変身」するのも、監督の深層心理か?

 二つの「種族」の相剋も、監督の拘りだろう。

 それらが、ドキュメントタッチの、荒い画像で語られていく。

 

                    ・・・続きは、仕事を終えてから書きます・・・^^;

コメント
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