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『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』を観た(寸評)]

2015-03-08 10:05:07 | 新・物語の感想

☆・・・いやいや、「くちびるに歌を」を観た直後にはしごしたので、同じ中学校を舞台にしているのに、そのイメージの違いに困惑した。
 この作品、なんか、全ての登場人物が、生々しくて、なんかキモい^^;
 主人公からして「デコッパチ」だ^^;
 しかも、校内で殺人事件が起こり、生徒たちで裁判を行い、犯人を見つけていくという新基軸のミステリーなのだが、妙に演出がホラー風味なのだ。
 私は、何度か、座席でビクッ! とさせられた。...
 だが、「くちびるに歌を」でも言われていた同じセリフ「逃げるな、戦え!」がここでも活きてくる。
 主人公のデコが、戦い(真相究明)を決意した時から、多くの奇矯な人物が裁判の役割に向かって、パズルのピースをはめていくかのように終結し、物語は盛り上がっていく。
 端正な顔を持つ謎の少年の登場も興味を引く。
 ・・・が、いよいよ面白くなったところで「前篇」が終了。
 思ったよりも話が進んでねぇ~!!
 だけども、現実の中で、非現実的な「学校内裁判」を、見ている者に納得させるには、それなりの現実の中での段階描写が必要で、それこそが、この作品に最も必要なことなのだろうから尺を費やしたのだろう。
 エンドクレジット後に「後篇」の予告が流されるのだが、絶対に見ずにはおれない「引き」であった。

 ちょっと、川崎の殺人事件を思い出させる流れの作品でもあり、なんか騒ぎ立てるノイジーマイノリティーがいそうでもあったが、公開されて良かったですね^^

             (2015/03/08)


[映画『くちびるに歌を』を観た(寸評)]

2015-03-08 09:38:56 | 新・物語の感想

☆・・・長崎は五島列島を舞台にした、
 東京で傷つき帰郷、代理教師となった高慢なピアニストの先生と、
 純朴な、でもそれぞれの悩みを抱えた合唱部の少女・少年たちとの物語。
 色んな効果を狙って伏線を張っているが、それはあまり効果を発さず、でも、なかなか感動する物語であった。
 主人公がクリスチャンだったり、自閉症の子がメインの一人に据えられたりと斬新さもある。...
 ピアニストの女教師を、かつてポッキーのCMで、リズム感が皆無なことを示した新垣結衣が演じているが、今作は、その表情の変化だけで、こちらに気持ちを伝える演技がなかなか良かったなぁと思った。
 そもそも美人だし^^;
 合唱部がコンクールで歌う曲が「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」で、そのベタさにゲンナリさせられたのだけど、最後の最後まで、その楽曲が作中で歌われないのは好感である。
 もっと流されまくるのかと思っていた^^;
 合唱部の指揮者の子が、私の好みのドンピシャであった。

  
 皆さんは、「えっ? あの子ぉ~」と思うかもしれないが、
 私は、あのような、ちょっと神経質なまでに繊細かつ華奢な子が好みで、丸顔のショートカットで、あごのラインがシャープで可憐だ。
 すると、エンドクレジットで、その子の名前がわかった。
 いやいや、驚いた。
 私の大好きな、葵わかなちゃんじゃないか!(「陽だまりの彼女」は良かった!^^ 元乙女新党!)

  
 ホント、私の好みは一貫しているぞ!(←だったら気づけよッ!?^^;)

             (2015/03/08)