雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

犬になりたい(?)。

2009-11-15 14:27:36 | …and so on
今日はよく晴れて、ポカポカと暖かい小春日和の1日になりました。東京は紅葉狩りにはまだ早いのかもしれませんが、ぶらぶらお散歩するにはうってつけの陽気です。前に住んでいたところは、マンションの目の前が結構立派な銀杏並木だったので、葉っぱが色づいているかどうかなどは一目で分かりましたが、引っ越してからは、それでなくても季節に疎いワタクシに拍車がかかっております。徒歩10分の大きな公園に行けば、それでも季節の移ろいなどが感じられるだろうとは思いますが、休みの日にお散歩する趣味がないのは如何ともし難い。お犬様みたいに、首輪を引っ張られでもしない限りは、散歩なんてしないんだろうと思う次第。さっき買い物に出たときも、お犬様を連れた人々を見かけました。ワタクシが今住んでいるところは閑静な住宅街ではあるので、お座敷犬と思しきお犬様はわんさかいるだろうと思われます。

下手な人間よりずっといい環境にお住まいのお犬様が、結構多いんだろうなぁとは思います。馬車馬の如く働かなければ食べていけない人間とは違い、優雅にお散歩などをなさっているわけです。事務所がある駅も閑静な住宅街なので、通勤・帰宅途中によくお散歩をなさっているお犬様を見かけます。ミニチュア・ダックスとかチワワ、トイ・プードルなどが主流のようで、要するにお座敷で丁重に飼われているお犬様ばかりなのです。昨日だったか、ワタクシがよく行くスーパーの前で、お父さんと一緒にお母さんの買い物が済むのを待っているらしいミニチュア・ダックスを見かけました。よく目にする光景ではあるのですが、そのミニチュア・ダックスがあまりにもかわいくて、思わず振り返ってしまいました。たぶん、トリミングも欠かさず、ドッグフードも厳選されたものを召し上がっているのだろうと推察されました。下手すると、人間よりお金がかかるお犬様もいらっしゃるわけで、つい「ワタクシも犬になりたい」と思ってしまいました。犬だったら資料の提出期限やら、うるさ型のおぢさんたちが出席される会議のことなど気にしなくていいわけで。あ、これも一種の現実逃避ですね…。