雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

国民性。

2009-11-18 20:37:54 | …and so on
今日の東京は寒い1日でした。気がつけば11月も下旬に差しかかっています。は?いつの間に?と思うのですが、時間だけは誰にでも平等に流れているはずなので、おのれがボケーッとしている間に時間だけが過ぎていくのでしょう。最近、池袋・新宿・渋谷などという繁華街に全く寄りつかないので、実際見ているわけではありませんが、街はすでにクリスマス商戦に突入しているのだと思われ。なので、気持ちだけでも…と思い、テンプレートをクリスマスバージョンにしてみました。本当は、もっと華やかでクリスマスらしいテンプレートもたくさんあるのですが、ワタクシは別に敬虔なキリスト教徒でもないしなぁと、やや控えめに。それを言ってしまうと、大多数の日本人は敬虔なキリスト教徒ではないという話にもなりますが、この国の人々は、お宮参り・七五三→神社、結婚式→教会、お葬式→お寺などという、それぞれの敬虔な信者の方が見ると怒り出しそうなことを平気でやる国民性ではあります。

ノリとしては「楽しければ何でもいい」ということになるのでしょうか。そこに、商魂たくましきデパート業界、ブランド業界、洋菓子業界などなどが結託するわけですよね。バレンタインデー、ホワイトデー然り。ひょっとしたら、クリスマスがそもそも何の日か知らない輩だっているかも知れず。サンタクロースの日だと誤解しているとかね。小さいお子ちゃまだったら、確実に「サンタさんからプレゼントがもらえる日」だと認識しているに違いない。もともと、神仏混交の信仰が成立するお国柄なので、それにキリスト教が加わったまでのことなのでしょう。敬虔なキリスト教信者の方が教会でお祈りをささげている最中に、ホテルのレストランなんぞで、若いカップルが食べなれないフランス料理をかしこまって食べる日になっていたり。もともとの趣旨とここまで違う日にしてしまったのは、例のバブル景気の頃だとは思うのですが。ワタクシは、そんなものも関係なく通常どおり仕事をしておりますよ。もっともワタクシにしたって、クリスマス(イブ)も普通の1日に過ぎないと思えるようになったのは、実のところここ5,6年の話ではありますけどね。