雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

カラ手形。

2010-06-03 20:46:32 | …and so on
東京はしばらくこのお天気が続き、梅雨入りが遅れるらしいという天気予報を聞きました。4・5月が冬のような梅雨のような変なお天気だったので、これで帳尻が合うのかもしれませんが、当然のことながら人間以外の動物や植物などにはそんな帳尻合わせは通用しません。きちんと四季があり、梅雨などもあって初めて動物も植物も育っていくわけです。自然に逆らっているととんでもないしっぺ返しがあるのかもしれないと考えさせられたのが、昨今の口蹄疫問題です。もちろん、畜産農家の方々だけの問題ではなくて、地球全体がおかしくなりつつある1つの前兆のような気がして、個人的にはかなり不気味だなぁと思いながら、連日の報道を見ております。

被害に遭われた方々にがお見舞いを申し上げるしかありません。一生懸命育てた家畜を殺処分(本当に嫌な言葉です)しなければならなかった無念さは如何ばかりかと。国や県の対応が後手後手だったために被害が広まってしまったのだとしたら、少なくとも今後の生活保障はきちんとしていただきたいものです。ところで、首相辞任の前日に現地入りして、国としても最善を尽くすとか何とかかんとか言っていていた方がいましたが、あれは何だったのでしょうか。先週には辞意を固めていたとのことですが、そうだとしたら、わざわざカラ手形を切りにワタクシたちの税金をお使いになって宮崎までいらっしゃったことになります。ワタクシたちもそろそろ学習して、お坊ちゃまは首相にしないという条件で政治家を選ぶぐらいのことをしたほうがいいのかもしれません。