雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

テーマソング。

2010-06-08 20:59:36 | music
SMAPが上海万博でイベントを行おうとしていたのに、中国側から突然中止との申し出があったとのこと。ポータルサイトのヘッドラインしか見ていないので詳しいことは分かりませんが、万博会場が大混乱に陥るのを恐れたためとか何とかかんとか。日本人とは違い、中国のファンは整理券がなくても押し寄せてくるらしいので、確かにパニックになるという予想はできるのですが、それなら最初からきちんと手立てを考えておけばよかっただろうにと思うのです。SMAPが現地で悪者扱いされているという報道がないのは不幸中の幸いではあります。中止が決まった時点で、「残念で、つらい」というコメントをとっとと出したこともよかったのでしょうが。中国本土でSMAPがどれほどの人気なのかは知りませんが、万博事務局の対応が後手後手に回っているような気もします。

上海万博自体も始まる前はかなり話題になっていましたが、今はTVなどでもあまり話題にならなくなりましたね。公式テーマソングが岡本真夜の曲のパクリだったというところぐらいからミソがつき始めました。どうせパクるなら、井上陽水先生の「なぜか上海」あたりのほうが面白かったのにと埒もないことを考えておりました。ワタクシは、ギリギリで大阪万博に連れて行ってもらったという記憶がある世代で、月の石の展示に長蛇の列ができているのを横目に、比較的空いているパビリオンばかり行った記憶があります。連れて行ってくれた父が並ぶのが大嫌いだったからではあるのですが。それから40年経ち、現在の中国は当時の日本のような状況なのかなぁとも思います。大阪万博のテーマソングが、今は亡き三波春夫先生の「世界の国からこんにちわ」だったよなぁと懐かしく思い出します。当然、三波先生はパクリなどとは無縁のお方でした。「お客さまは神様です」のフレーズを知らない世代も増えているんでしょうね。