雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

こわーいお局さま。

2011-01-11 20:26:11 | …and so on
先週、ようやく執務室が温まってきたなぁと思っていたところに3連休とこの冬一番の冷え込みが重なり、今日の執務環境は冷蔵庫の中で仕事をしているようなものでした。どんなに忙しくても暑くても周囲が騒がしくてもお昼休みのお昼寝を欠かしたことがないこのワタクシが、今日はあまりにも寒かったために、ついにお昼寝を断念して、仕方ないから昼休みに仕事を始めてしまったぐらいなのです。黙って座っていると足の先から底冷えがするので、2台のPCを不必要に行ったり来たりして暖を取る始末となりました。それでも、怖い建物担当のお局さまは頑として空調を20℃から上げる気配はなく、みんな不平不満を口にするわけにもいかないので、あるだけのものをひたすら着込んでじっと耐え忍んでおりました。

そのお局さまはワタクシの事務所の在籍歴が12年という、通常であれば3~4年で異動することが基本となっているワタクシのカイシャの中でも例外中の例外みたいな方なのです。もちろん、うちの事業の生き字引みたいなものなので、所長以下、誰も彼女の言うことに異を唱えられる人はいません。なので、彼女が空調の温度は20℃だと言ったら、どう考えてもこの広さの執務室を温めるのに20℃では無理だろうと思っても、誰も反論できる人がいないわけです。ご本人はいろいろなスポーツで鍛えていらっしゃるし、茶道の師範でもいらっしゃるので、心身ともに鍛えて心頭滅却できるのだと思います。ワタクシのように心頭滅却など夢のまた夢の凡人は、ヒートテック+カットソー+セーター+分厚いジャケットというとんでもない出で立ちにひざ掛けに靴下で、それでも凍え死にそうでした。

春がこんなに待ち遠しいと思ったのは生まれて初めてかもしれません。